FenderRess

カタナのミーティングに出かけいろんな方の愛車を拝見すると、必ずと言っていいほど行なわれている、いわばカタナでは「メジャーカスタム」なフェンダーレス！ 　また、カタナ250Sのボディは750Sや1100S並みに大きいですが、ツーリングなどに行くと悩まされるのが、収納部の少なさでした。 　「いつか機会があったら僕も！」と考えながら、なかなか踏ん切りがつかなかったのですが、ある暇な日曜日の朝のこと、バイクを眺めながら、「自分がやるんだったらどうするかなぁ。」なんてかんがえながら、ちょっとドライバーを持ってねじを緩めてしまったのが、「コト」の発端で、その始まりはかなり衝動的なものでした！

以前作った、「パコッとシート」の心臓部が収納されていて、車載工具さえも入れることができなかったシート下です。

以前、「サンブラキャビネット」を製作したときに、つっち〜さんにいただいた、アクリル板（t=5）が今回の主役です。 そのアクリル板をフレームと接合するのは、アルミ角パイプ（2箇所）です。

アクリル板を事前に塗装しておき、組みつけていきます。 右側のコの字をしたアクリル板は、テールランプ周りのカウル下側の隙間をふさぐために使います。 また、テールランプ、ナンバープレート用ステーもここに留めていきます。

ナンバープレートの取り付けは、カーショップに売っている、フォグランプ取付用のステー（角度調節可能）です。 　またウインカーは、もともとフェンダーを留めていたフレームのステーに、アクリル板とL型ステーを共締めして、そのステーに取り付けています。 純正の位置よりは、10cmくらい前側につきます。

アクリル板、ウインカー、ナンバーを取り付けたところです。 あとは、「パコッとシート」の受信機と、ワイヤー関係の調節です。

受信機はシートロック（写真左側）の下に収納しました。 配線関係を整理したので、収納部分はツーリング時に雨具等も入れることができそうなぐらいゆったりです。

リア側からのビューです。 う〜ん！すっきりです。 （シートが半開きのままでした。）

シートオープンも「パコッとシート」の復活で、ばっちりです！ <動画>

IMPRESSION

リアビューがとっても美しいこのモデルで、フェンダーを思い切ってカスタムしたことにより、欠点だった収納部分もできて、大満足のカスタムになりました。 材料費は、ボルト＆ナットの購入費の約1000円で済みました。 お財布にもやさしいカスタムでした！