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Sandblaster Kit | |||||||||||||||||||||||||
我が愛車は、’92年製(おそらく)で、青空中駐車&シート掛けという、過酷な環境下での保管をしているため、いたるところに錆びが発生してきています。 また、クランクケースなどのアルミパーツも特有のくすみが出てきて、イメージも悪いです。 そこで、これらのパーツをリメイクし、少しでもきれいに見せることを目標に、サンドブラストをしたいと考えました。 |
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サンブラ (ノズル編) | |||||||||||||||||||||||||
商品化されているサンドブラスター用のガンの多くは、いわゆる吸い上げ方式で、僕の持っている非力なコンプレッサーでは、到底使用できるものではないことがわかりました。 そこでまず、他にどんな種類のガンがあるのか調べてみることにしました。 調べていくうちに、ブラスターガンには、「吸い上げ式」、「重力式」、「直圧式」の大きく3通りの方式があることがわかってきました。 「吸い上げ式」は、一番メジャーな方式で、ブラストガンに圧縮空気を送り込み、その勢いで負圧をつくりメディアを吸い込み、空気とメディアをノズルから噴出す方式です。負圧を作り出すには、高い圧力の空気を送りこまなくてはならず、一般的に0.5MPa〜0.6MPaの常時排出できるコンプレッサーか大容量のタンクが必要になります。 また、「重力式」は、「吸い込み式」のホースの代わりにガンの上部にカップを有するもので、これも、吸い込み式ほどではないですが、高出力のコンプレッサーが必要になります。 |
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1 まずは、パーツ収集です。 集めるにあたって一番の難関は、圧力タンクとノズルでした。 直圧式のタンクを調べていたときに知り合ったHADATSUKI BODYのオーナーさんに、以前使われていた消火器改造タンクを譲っていただきました。 またノズルは、ステムの製作でも相談にのっていただいた、NIWA−tecのオーナーさんのワンオフです。 |
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2 これが、ワンオフしていただいたノズルです。 CADで元図をおこして、お願いしました。 1/2のパイプに取り付きます。 |
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3 こちらは以前、解体の現場から頂戴したブラスターホースです。 もともとは、高圧洗浄用のホースみたいです。 いささか長いですが、金具付なので、このまま使用します。 |
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4 これらのパーツを仮組みした状態です。 取り付けは、塩ビパイプをフレーム状に組み立て、ベニア板をはさんで、ビス留めです。 |
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5 タンクを塗装し、本組みしました。見難いですが、タンク下のオレンジのバルブは、メディアの排出量を調節するものです。 また、黒のホースの先についているバルブは、作業終了時のタンク減圧用バルブです。 キャビネットの紹介はこちら。 |
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6 こちらは、裏面。 レギュレーターから入った圧縮空気は、たてパイプを通ってタンク(上方向)と、メディアの圧送用(下方向)へと送られます。 緑のバルブは、圧送用空気の量を調節するためのものです。 |
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7 ここまでできたら、ためしに吹いてみたいもの。 上が処理前、下が処理後の状況です。 また、Jankキャブにもプシューっとやってみました。 その効力は驚くべきものでした! |
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BackData | |||||||||||||||||||||||||
※ 消火器タンク 頂き物 HADATSUKI-BODY 様 ※ ブラスターノズル ワンオフ NIWA-tec 様 ※ 配管・バルブ類 頂き物 つっち〜 様 ※ レギュレーター ヤフオク 1,100円 ※ その他 在庫品&100均 計 約2,000円 |
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IMPRESSION | |||||||||||||||||||||||||
ここで、写っている大半は頂き物。容姿の悪さはその辺でカバー! 直圧式のブラスターを購入すると、2万円近くはするので、パーツ代2,000円ちょっとでできたのは、ドナーの皆様のおかげです。(笑) 直圧式の詳しい紹介は、「サンドブラスト研究」で事例紹介を含めて詳しく説明されているので、これから直圧式を!とお考えの方は、必見です。 また、今回は運良く「元」消火器タンクが手に入り、事なきを得ましたが、タンクは塩ビパイプやヤンキーホーン用エアタンクなども利用できますが、かなりの圧力がかかるため、その構造にはご注意ください。 非力なコンプレッサーしかなく、サンブラをあきらめてこられた皆さん!是非、「直圧式」をお試しください。 「サンブラ BOX編」 近日中にアップします! |
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