+++ リーメン生活3ヶ月目〜(ゆうみ生後5ヶ月〜) +++


ゆうみは生まれたときからずっと混合栄養でしたが、生後3ヶ月くらいから母乳の出がかなり悪くなっていたので、思いきって完全にミルクに切り替えました。私の中にあった母乳へのこだわりも断ち切ることができ、精神的に非常に楽になりました。ずっと混合栄養だったせいか切り替えた後もミルクを嫌うこともなくよく飲んでくれました。混合栄養の頃よりずいぶん体重の増加も良くなり、ほっぺたがおっこちそうな丸々とした顔になってきました。どこにいってもなぜか?決まったようにぷくぷくちゃんの愛称で呼ばれました。

病院通いもすっかり板についてきました。リーメン生活3ヶ月目に入ったすぐの診察のこと。ゆうみの先生は慎重な方で、あとどれくらいで治るとかそういうあまり確実でないことはいつも言わないようにしていらっしゃる感じでしたが、この日診察を終えてリーメンの調整内容を装具屋さんに指示されているときにポロッと、「この子はあと1ヶ月くらいやから…」という言葉を初めて口にされました。私に向けておっしゃったわけではないけれども、初めて遠くにゴールがポツンと見えたような、本当に嬉しい気持ちになりました。

ゴールが見えると急にリーメン生活にも張り合いが出てきました。あと何週間、あと何日と、わくわくした気分で過ごすことができました。3ヶ月目に入って2回目の診察でも経過は順調で、慎重な先生の口からも「骨の成育も順調だし…期待できますね」という言葉が出ました。ベルトもだいぶんゆるくなってゆうみの動きもますます活発になってきました。このまま順調にリーメン生活の終わりを迎えられるかなぁと思えてきました。

ところが、リーメン生活3ヶ月目の後半になって、ゆうみのミルクの飲みに少しずつムラが出てきました。いろんな方に「この時期ミルクの飲みムラはよくあることだから気にするな」と言われましたが、ゆうみの場合もともと小食でしたし、なんといっても今一番力を入れなければいけない骨の成育に影響してしまうのでは、とかなり心配しました。半分近く残してしまうこと多くなってきて、自慢のほっぺたもすこーしほっそりしてきました。機嫌は良く体調が悪いわけでもなさそうなので、とりあえず自然に飲みが回復するのを待つしかありませんでした。



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