+++    リーメン生活4、5日目〜1ヶ月間(ゆうみ生後3ヶ月〜)    +++


リーメンを着けて4、5日すると夜中に起きることはなくなりました。おしゃべりや笑いも少しずつ戻ってきました。2回目の診察までは、とにかく足をよく動かすようにさせて自然に骨がはまるのを待つというのが目的だったので、お風呂もOKでした。そして一番嬉しそうにするのはお風呂の為にリーメンを外す瞬間でした。ゆうみの着けているリーメンはマジックテープで留め外しするタイプなんですが、マジックテープがジャリッ、ジャリッと音を立てる度顔をくしゃくしゃにして喜びました。お風呂が終わってまたリーメンを着ける時が一番心が痛む時でした。お風呂中の笑顔は一転して、大泣きして暴れます。泣かれる度に私もつい涙が…。毎回泣き止むまで抱っこであやして落ち着かせました。

一週間後、2回目の診察に行きました。ぱっと見た目は特に変化がなく、多分まだはまっていないだろうと思いながらエコーとレントゲン診察を受けました。するとなんと両足とも骨がはまっているとのこと。いつのまに!?やったー\(^o^)/と喜んだのもつかの間、次の試練が待っていました。まずベルトがかなり短くなってきつくなりました。足がM字に近い状態で固定され、ゆうみが足を突っ張ろうとするたび度に肩のベルトが食い込んで痛そうです。そしてはまった状態を安定させるためにこの日から24時間リーメン生活、三週間お風呂禁止がスタートしました。

お風呂禁止の三週間の間は、最初に台所の流しで頭だけ洗い、リーメンをつけたまま服を脱ぎ着し、濡れタオルで体を拭いてあげました。リーメン以外は素っ裸の状態になるので、部屋を真夏並に暖めます。バケツにお湯を汲んでハンドタオルを使って、旦那と二人掛りでゆうみの体中を丁寧に拭きました。大変でしたがゆうみも楽しそうでよいスキンシップになりました。冬場だったおかげか、意外とこれだけでも清潔に保つことが出来て、かぶれたりもしませんでした。ところでリーメンをつけたままリーメンの下の下着を脱ぎ着させるのですが、特に着させるのは慣れるまで大変でした。どこからどう通せばちゃんと着た状態になるのか、スムーズに着られるのか、まるで知恵の輪(笑)。最初は素っ裸のゆうみの周りであーでもない、こーでもない、と大苦戦。でもこの三週間が終わる頃にはかなり職人芸的に素早く着せ替えできました。

お風呂禁止のおかげ(?)でリーメンを着ける時の大泣きがなくなり、骨も一応はまったという安堵感もあって、私自身かなり精神的に落ち着きました。こんな感じでリーメン生活1ヶ月が過ぎていきました。早く外す日が来て欲しい…という一心だったせいか、このころはほんとに一日一日が長く感じられました。

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