+++    リーメン初日〜2、3日間(ゆうみ生後3ヶ月)    +++

3ヶ月検診を受けた小児科で紹介してもらった整形外科は、整形外科・小児科が合わさった病院でかなり歴史があり、なんと乳幼児の股関節外来専門の曜日があります。ちょうど3ヶ月検診の翌日が股関節外来の日だったので、朝一番に診てもらいに行きました。

診察室に入ると、さすが乳幼児を診ているだけあっておもちゃや人形がたくさん診察台にのっています。壁にもいろんなかわいい絵がかかっていて、あまり病院といった雰囲気ではありません。ゆうみもキョロキョロしながら診察の間楽しそうにしてました。

その楽しそうな様子とは裏腹に、診察結果は思いもがけないものでした。両足の臼蓋形成不全、右足は亜脱臼、左足は完全脱臼。先生はとても丁寧に時間を掛けて説明してくださいましたが話を聞けば聞くほど頭がボーっとしてきました。

股関節外来の日はリーメンの装具屋さんが必ず来ているので、診察後、即リーメンを採寸し装着しました。ゆうみはなにかの遊びと勘違いしている?のか相変わらず楽しそう。

じゃあまた来週、ということで車に乗せるあたりから「ん?なんか変だゾ」と言う感じでゆうみはもがき始めました。幸いゆうみは車にのるとすぐに寝てしまうのでこの日も帰る途中で寝てしまいましたが、診察中ボーっとしていた私はその姿を見てなんだか一気に涙が出てきました。

家に帰ってからとにかく気を紛らわせてあげようとゆうみの好きな人形やメリーゴーランドを周り中においてみました。でもやっぱりリーメンが気になるようでいつものお喋りがなく体をよじらせてなんとなく不満げにしています。明らかに普段より感情の起伏が激しく、ミルクもあまり飲みません。私の姿が見えなくなると泣いて呼ぶという感じでなるべく一緒についていました。

でもなにをしても泣き止まないというようなことはなかったので少しホッとしました。実は私の方が、ゆうみに取りつけられたリーメンを見るたび涙がポロポロ出てきてしまって、困ってしまいました。

意外にも、夜はいつものように抱っこであやして寝ついてくれました。多分いろんなことがあったので疲れたんだと思います。でも、普段は夜中全然起きない子なのですが3、4時間おきに少しぐずって泣きました。ただもともと爆睡タイプ(?)だからか抱っこしないと寝てくれない、ということはなく、手を握ったり体をトントンすればまた寝入ってくれました。こんな感じの日が2、3日続きました。

NEXT>>>

リーメン生活目次