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にんにく注射について
にんにく注射とは、ビタミンB1を主成分とした薬剤を静脈に投与する注射のことです。
つまり、にんにく注射という特定の薬剤はないため、ビタミンB1を主成分としていろいろな薬剤をクリニックでオリジナルに配合し、にんにく注射として使用されています。当院ではビタミンB1、B6、B12の混合製剤と生理食塩水をにんにく注射として静脈に投与しています。
【効能・効果】
・疲労回復 ・腰痛
・抗ストレス作用
【費用】
初 回:3,400円
2回目以降:2,200円
【用法・容量】
・約10mLのにんにく注射を静脈に行います。
・治療にかかる時間は5〜10分ほどで、1回の治療の効果の持続期間は、個人
差はありますが、3日〜1週間ほどです。
・効果は永久ではないため、持続させるためには週1〜2回ほどの頻度で治療
を受けることが推奨されます。
【副作用】
・パーキンソン病、パーキンソン症候群で治療中(レボドパ 製剤使用中)の方は、
相互作用のため、 原則的におこなえません。
・にんにく注射のおもな成分であるビタミン類の余剰分は、尿とともに体外
に排出されるため、副作用はほとんどなく、大量摂取しても副作用は心配
ありません。まれにアレルギー反応、下痢、頭痛、湿疹、蕁麻疹などが生
じることがあります。
・にんにくの独特の臭いの源にもなっている「硫化アリル」という成分がに
んにく注射の主成分
であるビタミンB1に含まれているため、治療後にんにくの臭いが体内から
立ちのぼってくることがあり、気分が悪くなったり吐き気を感じたりする
ことがまれにあります。しかし、その臭いは他人に気づかれるほどではあ
りません。