強迫の闇の中で得たこと

他人の評価に頼らない人生


2003年04月07日(月)

強迫になってから、たぶん 1996年に書いたメモ ↓
このときから、気づいていたのに。
でも、これからが大変だった。



…たぶん、自分で自分のこと、好きになりたいだけなんだ。
…認めたいだけなんだ。
…それが、小さい頃からの望みだったんだ。

…人に認めてもらうことによって、
…自分で自分を 認めてあげたかったんだ。
…小さい頃から、そのままの自分が、
…人から大切に思われてるとか、受け入れられてるとか、
…感じたことが あまりなかったから、

…自分で自分を受け入れることも、できずにいたんだ。
…それで、ずっと苦しんできたんだ。
…それが、病気の元でもあったんだ。

…もう、終わったんじゃかったのか?
…ずっと 気にしてたのか?
…そうだよ。 私は、ずっと嫌われるのが怖かった。
…ある日突然、ひとりぼっちになって、
…どうしたらいいのか、わかんなくて、
…きっと 私が悪いんだ、と思い込んで。
…もっと小さい頃から、うすうす疎外感を感じてはいたけど、
…その不快感を押し殺していたんだ…。



自分が 小さい頃から望んでいたことに、気づいたものの、
どうしたら 自分を認められるのか、わからなかた。

強迫の強い不安感が、よけいに自信を失わせ、
さらに低い自己評価へと、私を追い込んでいった。
とことん、自分の醜態を見せつけられた。
こんな中で、どうやったら 自分を肯定できるんだよー、
って途方に暮れた。

もう、向き合うしかなかった。 自分なりに。
こんなことでもなかったら、私は日々の生活の慌ただしさに紛れて
心の隅に くすぶっているものに、うすうす気づきながらも、
延ばし延ばしにして、一生、向き合えなかったかもしれない。

そしたら、一生、
手に負えない 低い自己評価の不快感を、誤魔化すために、
いつも、他人に誉められることを求め、
他人の評価に頼った人生
になっていただろう。

…そこには、本当の私は いない…。

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