強迫の根っこに関わる、育った家庭環境 etc.

親友から、無条件の信頼をやっと実感


2003年04月06日(日)

昨日の続きー。

強迫になる前…、自信をなくした私が、まず最初に
ある程度、自分で自分を肯定できるようになったのは、
昨日 書いたように、バイトと親友の おかげが大きい。
その親友は、2月2日の この日記の彼女。



たとえば、学生の頃からの親友。
私が どんな奴か、まだ ほとんど知らないうちから、
彼女は、恋愛の悩みを、私に打ち明けてくれた。
…無条件の信頼を 彼女から感じた。



無条件の信頼を感じたのは、初めてのような気がした。
家族から感じたこと なかったし。
だから 私にとって、それは すごく大きなことだった。

その後も、いろんな人との関わり合いの中で、
少しずつ自信をつけていけた。

…でも 私が得た自信は、まだ中途半端なものだった。
自分では、家族や 小学5年の嫌な記憶から、
自由になったような気がしてたけど、
実は、自己評価は低いままだったのだ…。



自己評価が低いと、
その不快感をなんとかしたくて、
心が、相手よりも自分の方に向きやすくなる。

強迫になるまで、低い自己評価が自意識過剰に
繋がる
ことに、気づいてなかったけど、
心のベクトルが、自分に向きやすいのは
なんとなく感じてて、それが たまらなく嫌だった。
ってことは、本当は 自己嫌悪は続いてたってこと。

心の奥に根を張っている、自己否定の感覚を変えるには、
限界状況に追い込まれ、全ての自信を失ってる状態で、
自己肯定感を実感できなければ、無理だったのだろう。

だから、なるべくして 強迫になったんだと思う。
でも、自らを限界状況に追い詰める強迫は、
私が、基本的な自己肯定感を得て、
自意識過剰から解放されるには、
必要だったのだと思う。

NEXT → 他人の評価に頼らない人生