強迫の根っこに関わる、育った家庭環境 etc.

小学5年の無視いじめ


2003年04月01日(火)

昨日の続きー。
「お前は 意地の悪い子だ」
「きっと、祖母や父親に似た子なんだ」 と
母親に言われても、私は、自分では そうは思えなかった。
そして、この言葉を聞くたびに感じる不快感を 抑圧してた。
でも、小学校5年の時…。

クラスには、いつも誰かを
いじめていないと、気のすまない子が いた。
その子も、自分の不満を 言うべき相手に言えなくて、
そして、晴らせない鬱憤を、自分より立場の弱い者に、
代わりにぶつけて 紛らわしていたのだろう。

その子が 女子のリーダー的な子と 結託したもんだから、
ターゲットにされた者が、クラス中から無視されるという
図式になった。 直接 いやがらせをするのは、一部の子でも。
ターゲットは、ときどき変わった。

ある日突然、私が無視のターゲットにされた。
午前中は仲良く遊んでたのに、午後になって急に。
その日、キッカケになるような出来事なんて なかった。
訳がわかんなかった。 私には 心当たりがなかった。
でも、何も教えてもらえない。 いくら考えても わからなかった。

私には、嫌いな子って少なかった。
私にとっては、ほとんどの子が善い子だった。
そういう子たち も、無視をするっていうことは、
きっと 私の性格が悪いからだ、と思い込んだ。


無視されたことが、私には、
母親の あの言葉の証明のように、思えてしまった
から。
ほんの数ヶ月のことだったんだけど…。

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