強迫の闇の中で得たこと

他人と違う部分にこそ、輝き


2003年03月28日(金)

私は、萩尾望都で大きくなった。
大ファンの友達のおかげで、その当時までの作品は、
その子に貸してもらって、全部読んだ。
私は 『ポーの一族』 が特に好きで、自分でも買った。
何十回も読んだ…。 o(- -;o

でも 当時は、作者のメッセージを
あまり掴めてなかったな…。 萩尾望都の作品には、
社会での少数派、迫害される人々、親に捨てられた子とか、
描かれることが多かった。

他人と変わってるがゆえに、
嫌われ、疎まれ、仲間はずれにされてた子が、
その変わってる部分によって、輝き出し、光を手に入れる。
他人と違っているところ、ダメだとされていたところ、
そこにこそ、その子の価値
があった…という話。

そういうのが多かったから、
わかんなくても 惹かれたのかも。

古い作品しか知らないけど…。
『イグアナの娘』 は、ドラマになったから観たけどね。
あれにも、すごく影響うけたな…。

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