強迫の闇の中で得たこと

価値観の逆転


2003年01月17日(金)

強迫になって 改めて、自分自身を見つめ直したとき、
それまでの自分の価値観が、ほとんど全て 崩れ落ちた。
それまで、長所だと思ってたとこが 短所で、
短所だと思ってたとこが 長所だと、気づいた…。

たとえば、強い向上心や 理想を目指す強い思いは、
自信のなさや、自己嫌悪の裏返しでもあり…、
実は短所だったんだ、と思った。

価値観の逆転は、行き詰まった私が
生き方を修正するためには、必要な過程だった。

…でも 本当は、長所と短所は 同じもの。
それ自体に、良し悪しの判断は つけられない。
その時の自分の状態によって、良い方向に作用したり、
悪い方向に作用したりするだけ、だものね。

そのことは、理屈では分かっていても、
なかなか 実感として掴めなかった。
実は短所だったと思って、いったん否定したものを、
もう一度、肯定し直す必要がある
のは、感じてた。

でないと、自分全体を受け入れることには、ならないから。
私の願いは、自分の中の嫌だと思う部分は、嫌だと認めつつ、
それでも、自分という存在全体を 否定することなく、
この自分と共に、生きていこうと、
自然に 思えるようになること。

…前にも、似たようなこと書いたね。 o(- -;o

いったん否定した後、なかなか肯定しきれなかった 昔の自分も、
そんなに 悪いものじゃなかったかも…って、
友人のおかげで、やっと自然に実感できて、
…感謝してる…。(*- -)人

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