FZシリーズ情報集積所 FZ20性能詳細

 このページでは、メーカーが作成したカタログやメーカーのホームページでは知ることの出来ない性能を、実際にユーザーが使ってみてわかったことや調べてわかったこと、つまり本当の実力を良いことも悪いことも含めて掲載しています。※このページに掲載している情報はメーカーサイトや各サイトの記事や雑誌二掲載された記事及びユーザーが調べた結果などを元にしています。出来るだけ間違いの無い情報を掲載するよう努めておりますが、100%正しいことを保障するものではありません。ご購入などを検討されている方は、必ずメーカーサイトやメーカーサポート、販売店などで機能、性能などを直接ご自身で確認して下さい。このページに記載している記事がたとえ間違いであったとしても、筆者は、そのことに起因するいかなる損害に対しても責任を負わないものであるということにあらかじめ同意できる方のみ、ご覧下さい。
FZ20の機能詳細
表中の太字はFZ10との変更点(赤字はスペックアップピンクはスペックダウン)。リンク先では更に詳しく検証しています。
画素数 536万画素(有効500万画素)(FZ10は423万画素有効400万画素)→画質評価用アルバム
CCD 1/2.5CCD 原色フィルター
レンズ LEICA DC VARIO-ELMARITレンズ(8群13枚)(1枚のEDレンズと3枚の非球面レンズ)
焦点距離(35mm換算) 6-72mm光学12倍(36-432mm)(FZ10は35-420mm)→35mmとの画角比較1、→画角比較2(雪国の寒がりさんのアルバム)
デジタルズーム 4倍(FZ10は3倍)
F値 全域F2.8
手ブレ補正 3-4段分補正(FZ10は2-3段分)、MODE1とMODE2の2つのモード、サンプリングは秒480回から4,000回に
画像処理エンジン ビーナス・エンジンII、暗部ノイズを従来の1/3に軽減水平垂直方向の解像度を約10%向上倍率色収差補正回路を搭載。望遠時でもシャープなエッジラインを実現。
ISO感度 80,100,200,400、AUTO(FZ10はISO50から)
記録サイズ 2560×19202048 x 1536、1600 x 1200、1280 x 960、640 x 480、1920 x 1080 (16:9 HDTV)、動画320 x 240 (10/ 30 fps)
記録形式 TIFF(非圧縮)、JPEG:Fine / Standard、動画;Motion JPEG
起動時間 約5秒(FZ10と同じ)→FZ10で使えたテレ端起動(短縮技)は使えなくなりました。ちょっとだけ速い使えない裏技
連写 高速連写3コマ/秒最大7コマ(スタンダード)又は最大4コマ(ファイン)
低速連写2コマ/秒最大
7コマ(スタンダード)又は最大4コマ(ファイン)
フリー連写モード・・・連写枚数はSDカードの容量一杯まで、連写速度はSDカードの書き込み速度に依存
→FZ20連写能力の詳細
シャッタースピード 8-1/2000秒
シャッタータイムラグ 0.008秒(FZ10は0.1秒)
シャッター間隔 0.4秒(FZ10は2.1秒)
絞り F2.8-F8.0
モードダイヤル P、A、S、M、マクロ、動画、再生、SCN1、SCN2の9つに。P、A、S、Mをモードダイヤルで直接選択可能となった。SCN1、SCN2には以下のシーンモードから2つを登録する
シーンモード ポートレート、スポーツ、風景、夜景、流し撮り、夜景ポートレート、花火パーティ
ホワイトバランス オート、晴天、曇り、白熱灯、フラッシュ、マニュアル、色調整可、±10ステップ(FZ10は±5ステップ)
画質設定 コントラスト(低、中、高)、シャープネス(低、中、高)、彩度(低、中、高)、ノイズリダクション(低、中、高)ノイズリダクションの効果を検証している方のアルバム
カラーエフェクト ウォーム、クール、白黒、セピア
測光モード 評価測光、中央重点測光、スポット測光
セルフタイマー 2秒、10秒
EVF 0.33インチ、11.4万画素、11倍拡大表示
液晶モニター 2インチ、13万画素
内臓フラッシュ 0.3-7m(FZ10は広角側0.4-4m、望遠側2-4m)、オート、赤目軽減、スローシンクロ(on/off)、外部フラッシュ用ホットシュー
フォーカス 通常、マクロ(モードダイヤルで切り替え)
9点AF3点AF(倍速)、1点AF、スポットAF
ワンショットAFとコンティニアスAFの切り替え
MF(リング式)、
AF補助光搭載
FZ20フォーカス性能の詳細
撮影可能距離 通常時:W端30cmから、T端2mから、マクロモードA、S、Mモード時:W端5cmから、T端2mから
露出補正 ±2EV、1/3ステップずつ、プログラムシフト機能
露出ブラケット 3枚、1/3-1EVステップ
フード 花形フード
接続 USB1.1、AV出力、DC-IN
印刷 PictBridge対応
記録メディア SDカード、MMC
記録枚数 →参照
バッテリー リチウムイオンバッテリー(FZ10と共通)、CIPA基準で240枚
サイズ 127.6×87.2×106.2mm、520g(556gバッテリー込み)
オプション テレコン(DMW-LTZ10)、ワイコン(DMW-LWZ10)、NDフィルター(DMW-LND72)、MCプロテクター(DMW-LMC72)、外部フラッシュ(PE-36S、PE-28S、PE-20ST)ここまではFZ10と共通。リモコンシャッター(DMW-RS1)
その他 グリップ部の形状の改善
→金剛マエストロさん作成のFZ10、FZ20、LC1比較表
FZ10からの改良点の概要
(1)画素数が400万画素から500万画素にアップし解像感がアップした。→画質検証用アルバム
(2)基本感度がISO50からISO80にアップしたことにより、ノイズ軽減の効果が期待できる。また暗所での被写体ブレを防ぐ効果も期待できる。→ノイズリダクションの効果を検証している方のアルバム
(3)手ブレ補正効果が更に高くなった(2-3段分から3-4段分に)。
(4)AFの方式が充実した(9点AF、3点AFなど)→フォーカス性能の詳細
(5)モードダイヤルから直接A、S、Mモードを選べるようになった。
(6)SDカード1杯まで連写できるようになった。しかし、秒間コマ数は4コマから3コマに減った(高速連写モード時)。→連写性能の詳細
(7)AFの合焦スピードの向上。→フォーカス性能の詳細
(8)AF補助光の採用で暗所でのピント合わせがし易くなった。
(9)EVFが見やすくなった。

(10)グリップ感の向上。
(11)ノイズリダクションの効き具合を設定できるようになった。→ノイズリダクションの効果を検証している方のアルバム
(12)色収差がかなり改善されている。→過酷な条件での色収差テスト
(13)非圧縮のTIFF形式で記録できるようになった。
(14)シャッタータイムラグ、撮影間隔が大幅に短縮された。
(15)シャッターリモコンがオプションで使えるようになった。
(16)内蔵ストロボが強化された。
(17)シーンモードが増えた。特に風景モードは、FZ10では無限遠にピントを合わせるのに苦労したので歓迎できる。
FZ10よりもスペックダウンした点
(1)35mm換算の焦点距離が36-432mmとなり広角側が1mm弱くなった。反面望遠側は伸びた。
(2)高速連写時の秒間コマ数が4コマから3コマに減った。
(3)ストラップの質感が落ちた。
残念だった点(主観)
(1)フリーアングル液晶が採用されなかった
(2)ズームがレバー式のままである
(3)望遠時のマクロの撮影可能距離が縮まらなかった
(4)低速のシャッタースピードが8秒までで、15秒や30秒あるいはバルブ撮影が可能とならなかった
(5)非圧縮のTIFF形式での記録は採用されたが、RAW形式での記録が出来ない→メーカーサポートになぜRAWでなくTIFFなのか問い合わせをしたところ、非圧縮形式を提供したかったがRAW形式を再生できるソフトが限られているので汎用性の高いTIFFとしたそうです。
(6)A/S/Mモードを直接モードダイヤルで選べるようになったのは良いが、露出決定にEXPOSUREボタンを押してから十字キーで設定しなければならず、専用ダイヤルなどを設けて欲しかった。
(7)高速連写の秒間撮影コマ数が4コマから3コマに減ってしまった。
(8)コンティニアスAFが連写中に追従しないこと。
(9)起動時間がFZ10と変わらず約5秒と遅いままなこと。
(10)グリップ部が大きくなりグリップ間が向上したのは良いのだが、そのためにシャッター位置が相対的に手前に来てしまうことになり、押しにくく感じることがある。
不具合情報
フードアダプターとピントリングが干渉してしまう初期不良品が一部出回ったようです。フードアダプターの交換で解消されます。→詳しくはパナソニックのサイトを参照してください。
気になる点、検証しなくてはいけない点
ノイズ・・・多くの場面でFZ10よりもノイズが少なくなっているようですが、逆光で撮影した時にノッペリとした部分にノイズが多く乗る場合があるようです。どういう条件のときにそうなるか、もう少し検証してみる必要があると思います。
明るさ・・・マニュアル露出時に、適正露出から暗くなる方に外していくと、FZ10に比べてかなり暗く写ってしまうことが確認されています。マニュアル露出以外のP/A/Sモードのときは、ISO100どうしてFZ10と比較すると概ね1/3EV程度FZ20の方が暗く写るようです。→検証
FZ3のFZ20との機能差
CCDのサイズなど目に見えない細かい仕様の差を除けば、違いは以下の何点かのみです。赤字はFZ3が優れている点。

(1)画素数が310万画素(FZ20は500万画素)
(2)マニュアルフォーカスが不可能(FZ20は可能でフォーカスリングで微調整が出来る)
(3)サイズ重量の差。FZ3は重量290g、FZ20は重量520g
(4)FZ3とFZ20の実勢価格の差は1-2万円
(5)
マクロはFZ3がテレ端で1.2mから(FZ20はテレ端で2mから)
(6)液晶画面のサイズが1.5インチ(FZ20は2インチ)
(7)色はシルバーのみ
(8)
高速連写時秒間4コマ撮影可能(FZ20は3コマ)
(9)
連写枚数が高速連写時も低速連写時も最大13コマ撮影可能(画質スタンダード時)、FZ20は最大7コマ
(10)
撮影間隔が0.3秒(FZ20は0.4秒)
(11)フラッシュ到達距離が0.3-4.6m(FZ20は0.3-7m)
(12)
電池寿命(CIPA規格)約260枚(FZ20は240枚)
(13)画質調整がナチュラル、標準、ビビッドの設定のみ。FZ20はコントラスト、シャープネス、彩度、ノイズリダクションそれぞれ調整可
(14)外部ストロボは使用不可
(15)リモコンシャッターのオプション設定なし
→FZ3情報(PANASONIC)
FZ15(アメリカ専売)のFZ20との機能差
(1)画素数が400万画素
(2)基本ISO感度がISO64
(3)音声付動画が不可
(4)連写能力が高速連写4コマ/秒最大7コマ(スタンダード)又は最大4コマ(ファイン)、低速連写2コマ/秒最大7コマ(スタンダード)又は最大4コマ(ファイン)

(5)価格はアメリカにおける予想価格はFZ20が約600ドル、FZ15は約500ドル、ちなみにFZ3は約400ドル
→FZ15情報(英語サイト)
感想(主観)
(画質) 画質は良くなっていると思います。解像感がアップし、それは大きく印刷した場合だけでなく、パソコンの画面で鑑賞したり2Lサイズに印刷した時にも感じます。

 ノイズも大半の場面で改善され、感覚的にはISO200までは十分実用域に入った感じです。ただし、逆光時などでFZ10よりもノイズが多く発生する場合があり、ノイズリダクションの高低の差などと合わせて、もう少し検証していかなくてはならないと思います。

 FZ10でよく指摘されていた色収差も改善されています。多くの場面で、色収差の心配なく撮影することが出来ます。ただし、テレ端開放F2.8の時に強く白飛びするような条件で撮影すると簡単に色収差が出てしまいます。白飛びを防ぐためには、新たに追加された白飛び警告表示を使うと便利です。撮影前にはヒストグラムで、撮影後には白飛び警告で白飛びが起こっていないかどうかを簡単に判断することが出来ます。


 FZ10とは色合いに少し違いがあるようです。FZ10はどちらかというと派手目な発色で、それに比較するとFZ20は地味な発色に見えます。好みの範疇に入ると思いますが、FZ20の方が自然な発色のように思います。ただ、曇りの時など光量が十分でないときは、晴れのときの発色とは大きな差が出てくすんだような印象の絵になることがあるため、画質調整でコントラストや彩度を上げた方が良いように思います。この辺りも好みに応じてということですが。また、ホワイトバランスも晴れと曇りでは色合いに大差が出ますので、条件に応じて適切なホワイトバランスを選んでやらないといけません。とはいえ、オートでほとんどの場面でよい結果が得られます。
(使い勝手) EVFや液晶画面が見やすくなり、PLフィルターの効果がわかりやすくなりました。またEVF内の映像が大きくなったのでAFでのピント操作が楽になりました。しかし、MFアシストの拡大表示は逆に粗くなったように見え、FZ10と同様MF時のピント操作は楽とは言えません。何度かピントの山を前後させるとピントを合わせることは出来ますが、手持ちのマクロ撮影などの場合身体の前後の動きも加わって、MFではなかなかピントを合わせることができません。スポットAFの方が快適にピントが合います。
 起動がFZ10と同様約5秒というのはやはり遅すぎます。また、ズームの動作もFZ10と変わらず遅いままな点は不満です。連写中の画面がコマ送り状態になるため(これはFZ10も同じ)、高速連写が4コマから3コマへ減少したことで、画面の動きがカクカクとなってしまうので、動きの速いものを連写で追う事は難しくなったと感じています。ただし、連写後の待ち時間が短くなったので(10MB/SのSDカードの場合)、連続的に高速連写を使うことができます。低速連写は機能的にフリー連写とダブっているため使い道はありません。フリー連写は、他の連写モードのように途中で止まらないので、また途中で止めてもすぐに続けて連写できるのは便利です。どちらにしても高速移動物の撮影には連写は使えなくなったという印象です。

 AFは速くなったと実感できます。EVFや液晶画面が見やすくなったことと合わせて、ピント操作はかなり快適になりました。ただし、最もAFスピードの速い3点AFがピントが合うまで画面が静止してしまうので、高速で動くものには使えないことが残念です。とはいえ、1点AFも速くなったので、高速で動くものにはこちらを使えば問題ないと思います。また、コンティニアスAFと併用すると、どのAFモードでもピント合わせが快適になります。さらに、シャッタータイムラグが少なくなったので、シャッターを切った瞬間撮影できるので、置きピンなどでの撮影はとても楽になりました。9点AFですが、どこにピントが合うかわからないため、また合焦スピードも他のモードに比べて遅いため、上手い使い道が見つかりません。

 モードダイヤルがA/S/Mが独立して割り当てられたことで露出モードの選択操作が楽になったのは良いのですが、露出決定のためにイチイチEXPOSUREボタンを押さなくてはならないのはFZ10と同じで不便です。是非独立したダイヤルなどを設けていただきたい。またAFモードの切り替えもメニューの階層の奥のほうにあるため、とっさに変えることが出来ないのが不便です。これも改善を望みます。
 バッテリーやSDカードはカメラの底部から交換するようになっていますが、三脚などを使用しているときは、イチイチ三脚からカメラを外さないと交換できないのが不便です。三脚につけた状態で交換できるように、カメラの横から交換できるようにしていただきたいです。
(使用後約4ヶ月の感想)
次機種に期待すること
画素数・・・画素数はこのままでも上げてもどちらでもかまいません。ただ上げることで、失う性能があるとしたら、あまり歓迎できません。その分を他の性能向上に活かして欲しいと思います。他の性能向上を伴っての画素数アップなら歓迎です。
ノイズ感・・・少なくともISO400まではノイズを気にすることなく使えるようにして欲しいです。ISO1600まで設定ができるようになれば、室内スポーツなどの難しい撮影にも安心して使えるようになり、手ブレだけでなく被写体ブレにも強い今以上にオールマイティな機種になると思います。
基本的なスペック・・・全域F2.8、手ぶれ補正12倍ズームという基本的なスペックはボディサイズも含めて踏襲して欲しいです。画角はより広角を望む声、より望遠を望む声の両方ありますが、35mmからという汎用的なところから使える今の画角が使いやすいと思います。その代わりテレコンやワイコンを今より小型、軽量、安価に提供して欲しいと思います。
フォーカス性能・・・AFの高速化、連射中の追従、動態予測AFなど、多くの機能向上を期待します。MF時の拡大表示をもっと精細に表示して欲しい。AF補助光の到達距離を少なくともフラッシュ到達距離の7m程度は届くようににして欲しいです。
連射性能・・・秒間5コマ以上は是非実現して欲しいです。仮に最高画質、最大サイズで実現できない場合は、画質を落とした場合やサイズを小さくしたときにだけでも5コマ以上可能になるようにして欲しいです。シャッターチャンス連射のような機能もあれば便利だと思います。
RAW対応・・・RAWには是非対応して欲しいです。できれば連射にも対応して欲しいです。それと、使いやすい現像ソフトを同梱して欲しいです。
メニューの階層の見直し・・・AFモードや測光モードなどよく使う機能をメニューの階層の浅いところへ持ってくるなどの見直しをして欲しい。また、露出決定にイチイチEXPOSUREボタンを押さなくてもいいように、絞りやシャッタースピード設定の専用のダイヤルなどを設けて欲しいです。
起動時間の短縮・・・起動時間は1秒程度まで短縮して欲しいです。仮に起動が速くできなくても、スタンバイからの復帰だけでも早くして欲しいです。
バッテリー、SDカード挿入位置の変更・・・底部からボディ横にして、三脚使用中にもイチイチカメラを外さなくても交換できるようにして欲しい。
シャッター位置の変更・・・シャッター位置をグリップ前方に移動して欲しい。
以上が次機種に期待することです。今後の機種への期待としては
フリーアングル液晶の搭載、バッテリーの強化、マニュアルズーム採用、動画撮影性能の向上(記録サイズの大型化、撮影中のズーム可、AF追従)、長時間露光可能に、テレ端マクロ性能の向上を期待したいです。
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2004/7/21作成
2004/7/22追記
2004/7/23追記
2004/7/26追記
2004/7/27追記
2004/7/29追記
2004/8/5追記
2004/8/7追記
2004/8/13追記
2004/8/14改定済み
2004/8/15追記
2004/8/18追記
2004/8/20追記
2004/8/23追記
2004/8/24追記
2004/8/25追記
2004/9/5追記
2004/9/6追記
2004/9/18追記
2004/9/29追記
2004/11/5追記
2004/12/30追記
2005/8/22追記(連写速度の詳細)