直滑降でも差が出るのね・・・








スキーをする人が目指すべき道は大きく分けて2つあります。
ひとつはどれだけ美しくエレガントに滑れるか、もうひとつはどれだけ速く滑れるか。

「速いものは美しい、美しいものは速い。」

最終的に辿り着くところは一緒だという説が一般的ですが、どちらを目指してアプローチしていくかによって練習方法やその他諸々で大きく違いが出てきます。
ちなみに私が目指しているのは「速いものは美しい」のぶっ飛びコースです。

「そうは言いながらもスキー場に行くと、厳しい現実が・・・。」

よくスキー場でヘルメットを被った地元スキーレーシングチームのちびっ子たちに出会います。その子たちはとにかく滑走スピードが速い。3倍も歳を重ねた老練なスキーヤーである私をいとも簡単に抜き去っていくのです。

ターン技術の差というのであれば納得し易いのでしょうが、直滑降でも置いて行かれます。
「くっそぉ〜!落下運動は重さが重い方が速いと理科で習ったぞ。ワックスの差か?」
ちびっ子がそんなに高価なワックスを使っているとは考えられません。まさしく板を滑らせる技術が違うのです。

現実をしっかり認め、がんばって練習するのみですね。


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