へリスキーinウィスラー・ブラッコム

かなりディープなスキーフリークの中でも実際ヘリスキーの体験者となると少数になると思います。映像や写真ではよく目にしますが、スキーヤーにとってへリスキーはなかなか実現することができないあこがれであり、夢なのです。

数年前、私に千載一遇のチャンスが巡ってきて、カナダのウィスラー＆ブラッコムスキー場へスキー旅行へ行けることになりました。
「今を逃したらこんなチャンスは二度とないかも。」
焦りのあまり金銭感覚が麻痺した私は、その勢いでウィスラービレッジから出発するへリスキーツアーに参加することに。

深雪に沈みにくいファットスキーをレンタルして、雪崩の知識やビーコンの使い方を聞き・・・・・・　　「さぁ！いざ出発！！」
その日はピーカンとはこのことだと誰もが言いたくなるような快晴です。
見渡す限り新調の白じゅうたんを敷き詰めたかのような景色。雪の結晶が陽射しを反射して目の前で大量のフラッシュをたかれているかのような眩しさです。

真っ白で何もない周りの景色に身体の外側から徐々に溶け出していってしまいそうな錯覚に陥ります。「?＆?％?＝＃ж─ｗｗﾍ√ﾚｖｖ~(ﾟ∀ﾟ)─ !!」滑りながら奇妙な声をあげ、半開きになった口からはよだれを垂らし、何故か笑いが止まらない。これが私の初ヘリスキーです。

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