信者「神について説明させて頂けませんか?」 柳生「いらぬ。やがては俺がなる」 |
信者「貴方は神を信じますか?」 皆守「カレーなら信じる」 |
信者「神の居られる天の国まで祈りを届けましょう」 九龍「神さまなら僕の部屋でゴロゴロしとるよ」 |
信者「貴方にとって神とは何ですか?」 壬生「恋人ですが。何か?」 |
信者「神よどうか我々を救いたまえ」 龍麻「ちょっと忙しいから明日でいい?」 |
「・・・・どういう意味ですか?」 渡された葉書には大きくゴシック体で。 【第一回。人外の恋人・夫・妻を持つ人の集い】 「・・・・・・・・・」 集まる程、居たりする |
「ただいま」 「その中で恋人がサンタクロースな人が居たんだけど・・・・龍麻」 サンタクロース族。妖精の一種。12月になると忙しくなる |
「それでね、龍麻」 「浮気性は種族の問題じゃなくて本人のモラルの問題だって言われたよ」 「そんな事はありません!神ゆえの博愛主義がもたらした副作用です!サンタとか妖精とかとは価値観が違うのです」 「龍麻。ゆっっっっっくり話し合おうか」 |
それから数日後。 ポストに葉書一通。 【第78952648112回。T人間と付き合ってる人外の会U定例お茶会のお知らせ】 「・・・・・・」 ちなみに初は付き合ったのが初 |
おまけ(未使用) 「あ、神鳳くん。おかえりー」 (神鳳くんが輝いてる!) もちろん壬生と同じ所です |
神鳳「九龍くん」 |
喪部「さて、明日の待ち合わせは何時にする?」 |
当日の晩。 九龍「ただいまー」 |
喪部「じゃあ、僕はこれで」 神鳳「・・・・・見事にいらない引き出物置いて行きましたね」 九龍「あーしかし結婚式ってしてみたい」 九龍「僕も誰かに手放しで誉められたいなー」 |
よく晴れた日曜日。 「九ちゃん寝かせてくれ」 ふぅっっわぁぁぁぁんんん(布団的擬音) 「何だ!このふんわり感!!」 アイダーダックは本当に居ます |
「おじゃましまーっす」 皆守が羽毛布団に住み始めました。 |
「甲ちゃん。いい加減お部屋に戻ってくれませんかい?」 「・・・・・甲ちゃんもよくわかりませんなー」 「居なくなる」とかそんな話が苦手な皆守。 |
モコモコモコ・・・・。 皆守「・・・・あれは何だ」 そこへ通りがかった喪部。 喪部「チンチラは暖かくて良いよね。僕のミンクもまあまあだけど」 チンチラの手触りを愛してます |
天香学園をモコモコ歩く毛皮二人。 九龍「やっぱり毛皮は暖かいやーねー」 喪部「手入れが面倒だけどね。抜けるし」 鴉室「・・・・俺もトレジャーハンターに転職しよっかなー」 九龍は単純に防寒として、喪部は周りに対する威嚇の為に購入。 |
暖かい日。 「壬生。壬生。カモヒー」 「そうなんだ」 |
「・・・わかった。うん、それで良いよ。・・・じゃあ、いつもの所で」 「壬生。オナゴと浮気か?」 「ーと言うわけなんですが」 「・・・・ちょっとはさー、僕が妬いてるとか気付いてもええと思わないかね。皆の衆」 たまには龍麻もヤキモチを妬いたりする |
ちょっと肌寒い日 初BL購入記念 |
「うーん」 |
「癖って無さそうであるよな」 「僕だと、落ち込んだ時に狭い所に潜り込む癖かな」 「僕やったら、浮気癖かのう」 |