第六十六回
汚れ龍麻と不幸壬生がうちのスタンダードです

龍麻「壬生。優しくしてやろう」
壬生「・・・・どうしたの?」
龍麻「いやいや、たまには恋人サービスウィークを作ってやろうと思ってな。これから1ヶ月、浮気しないで家にいて、三食お前の好物作ってやって、夜はリクエストに応じてあげて、とにかく毎日毎日優しく甘やかしてあげよう」
壬生「1ヶ月だとウィークじゃないと思うんだけど・・・」
龍麻「気にするな。では、今夜0時からスタートです」
壬生「・・・・どうもありがとう・・・?」

如月「で、どうなったんだい?」
龍麻「案の定、一週間でねを上げた。現在患って寝込んでる」
村雨「なんでだよ・・・」
龍麻「幸せすぎると不安になるんだそうな」
如月「相変わらず、難儀な男だな」
龍麻「くくく、あのドMなのが壬生の良い所じゃないか。そこが僕の惚れている所だ」
村雨「アンタ達はそれでバランスとってんだな」
龍麻「そーそー」

龍麻「で、壬生を安心させてあげる為に、どっちか僕と浮気しませんかね?」
如月&村雨「「しません!!」」

村雨「先生は大人しく帰って壬生の看病してやれ」
如月「おかず詰めてあげたから、これを持ってさっさと帰る」
龍麻「ええー」

壬生は優しくされると病気になるタイプ

龍麻「しかし、思い返してみれば、僕の惚れる男は皆Mですなー」
御門「真っ直ぐ帰らなくて良いんですか?」
龍麻「いーのいーの。壬生は寝込んでるし、はよう帰ってもつまらん」

龍麻、御門邸に寄り道中

龍麻「壬生はドMだし、犬神先生もMだし、如月と村雨もどっちかって言うとM寄りやしなー」
御門「私はどうなんです?」
龍麻「御門はドS。真っ向Sで真っ向攻が望ましい。でも、御門がMの受けでもそれはそれで燃えますなー。まー、御門は何でも良いのです、ラヴですから」
御門「ほう、それは光栄ですね」
袖口から携帯がスルッと。

御門「ーと、言うわけですよ。聞こえてたでしょう?貴方の惚れてる男は変わらず外道です。安心しましたか?それでは、これから家に帰しますから、説教するなり、泣き落とすなり、好きにしなさい」
龍麻「おんや、御門さん。いつから壬生と裏取引を?」
御門「さあ?いつからでしょうね」
龍麻「ああ、そんな所が激ラヴ。浮気してぇ」
御門「はいはい、さっさと帰りなさい」
龍麻「優しい所が大好きですよ」

御門は優しいと思いますよ

龍麻「と言うわけで、普段通りに浮気して、厄介事に首突っ込んで、怪我して放浪して心配かけまくって、したら壬生もすっかり元気になりました」
九龍「良かったねー」
龍麻「良かったよ。昨日も浮気バレた時「僕はいつでも自分の手首を切る覚悟は出来ているよ」って言ってたから、もう基礎体力は復活したな」
九龍「それが元気の証拠なんや」
龍麻「元気無かったら、切ったら切ったままENDだぞ。切った後に復活できる元気あるから切るんや。覚えとき」
九龍「んー・・・って言うか壬生さん切ったんや」
龍麻「切ったよ、何でカーペットがこの間と違うか気づけよ」
九龍「ホンマや!絨毯替わってる!」

九龍「龍麻お兄ちゃんの恋人は壬生さんやんね」
龍麻「そうや」
九龍「龍麻お兄ちゃんの恋人は壬生さんやんね」
龍麻「だから、そうやって」
九龍「恋人同士ってみんな兄ちゃんとこみたいなん?」
龍麻「・・・・違うんちゃうか?」

九龍「兄ちゃん所は特殊やけど、恋人同士は一回くらいどっちか手首切ってるやろ。と兄ちゃんは申しておりました。僕と神鳳くんだとどっちが切りますか?」
神鳳「そうですねー・・・・僕達だと、手首切る云々の前に、そこまでお互いに執着しませんよ」
九龍「それも寂しいですなー」
神鳳「それが、僕と君です。仕方の無い事です」
九龍「仕方無いですなー」

神鳳と九龍は自分が一番好き(それもどうか)

第六十七回
いつか使ってみたい台詞達。個人的に司馬のが好き

「あんま年寄りいじめんなや。泣くぞ」

言ってる人・緋勇 龍麻

相手・謎(壬生?)
 
場面・真っ向から意見を言われて困ってる龍麻。 そして、その意見は龍麻の為を思って言われてるのでよけい困っている。困ったので神な事を理由に逃げようとしてる。イメージ・孫に言い負かされる祖父

「宿星や運命・・・俺の息子はそんな言葉に殺されたんだ」  

言ってる人・犬神 杜人

相手・龍山に向けての独り言

場面・18年前。弦麻や加代が、龍山に「中国に行って凶星を封じるのがお前達の宿星〜」的な話を聞かされてて、過去にそんな言葉に囚われて殺された息子(龍斗)を思い出し、思わず口から出た言葉。龍山の耳には届かず、横に居た加代だけ聞いた。後で加代から礼を言われ、ついでに茶化される。
注意・龍斗は別に宿星に殺された訳ではないが、犬神はそう思っている

「お前は家族なんだから気にしなくていい」  

言ってる人・司馬 葵

相手・御柳 芭唐

場面・誰か(犬飼?)にキツイ事を言われた御柳を庇う司馬。大事な場面では喋る。
十二支とか華武とか過去の事件とかそんなの関係なく、何かあったら司馬は御柳を庇う。
その辺、男前な男であって欲しい 。庇って前に出る男であって欲しい

「望めばいいんだよ。僕が何とかするから」

言ってる人・壬生 紅葉

相手・緋勇 龍麻

場面・珍しく龍麻に対して苛立ってる壬生。多分、龍麻が何か「神として物わかりの良い言葉」を言ったのが原因。たまには壬生もキレればいい。この後、壬生は泣く。龍麻は困る

「小春日和が雪かきを手伝ってくれたんで早くすみました」

言ってる人・神鳳 充

相手・妹

場面・高校卒業して実家に居て、雪かきして帰って来た所。任務途中の九龍がフラっとやって来て雪かきを手伝って帰って行った。九龍は自分を「小春日和」と言い、神鳳も「そうですか」と納得した
小春日和=小さい嘘つき

第六十八回
ネタに困ると童話を使う

女神の泉

「貴方が落としたのは、被害妄想がひどくて、毛根がヤバイ壬生ですか?」
「それとも、被害妄想が強い、将来禿げそうな壬生ですか?」
「あるいは、被害妄想が凄い、将来頭が寂しい事になりそうな壬生ですか?」

(・・・どれをとっても不幸体質で頭皮のヤバイ壬生しかもらえんのか・・・)

壬生ファンの人すいません

女神の泉

「貴方が落としたのは、浮気はするけど貴方の事が好きな龍麻ですか?」
「それとも、浮気はしないけど貴方の事も別に好きじゃない龍麻ですか?」
「あるいは、浮気はしないし貴方の事も好き、だけど女の子の龍麻ですか?」

「僕が落としたのは、僕が大好きな龍麻です」

(真顔でそう答えますか・・・・)

直球は女神も困る

女神の泉

「只今この泉はサービス期間中です。御希望にそった人物をサービスします。どんな神鳳がよろしいですか?」
「すっっっっっごいサドの神鳳くん」

(・・・・・この子、この歳でマゾなのね・・・・)

ウチの九龍はマゾっこ

女神の泉

「貴方が落としたのは、喋らない司馬ですか?」
「それとも、人並みに喋る司馬ですか?」
「あるいは、明■家さんま並みに喋る司馬ですか?」

「あー、面白そうだから3番目の貰うわ」

「・・・・・・・」←後で、御柳殴る

泉で貰える人間は三日間の貸し出しです(本人除く)

女神の泉

「貴方が落としたのは・・・・・何ですか?」

「・・・・聞くなよ」

誰が何を落としたのか・・・・

第六十九回
一部で人気。アホの子阿門。ただし大切にはされている

九龍「あ、阿門くん。お昼一緒にどうですかな?」←手にはハンドガン
皆守「言いたい事もあるだろうが、従え」
阿門「・・・・・・ああ」

マミーズ。
九龍「今日は何食べようかなー」
皆守「俺は・・・・・」
九龍「甲ちゃんはカレーやろ。代わり映えせーへんやん。喋るな」
皆守「・・・九ちゃん。俺は何か気にさわる事したのか?」
九龍「何言ってるの?甲ちゃんたら。僕達は心の友と書いて、心友じゃないか」
皆守「・・・・・・・・」
九龍「阿門君は何食べはるの?」
阿門「転校生」
九龍「あい?」
阿門「ここから日帰りだとどこら辺までだ?」
九龍「??。やろう思たら日本全国。飛行機使えば海外だって行けますが?」
阿門「そうか、そんなに長旅を経てきたのか」
皆守「・・・何の話だよ?」

阿門が黙ってメニューを指さす
『本日の日帰りパスタ・サーモンとほうれん草のクリームパスタ』

九龍&皆守「「・・・・・・・・・」」

阿門「サーモンと言うからには北海道か?」
九龍「アラスカじゃないの?」
皆守「ああ、アラスカ。アラスカ。長旅してきてんだよ」
阿門「そうか」

九龍&皆守((・・・突っ込むのも面倒くさい))

ちなみに舞草の書き間違い

皆守「スタンダードにオブラートに砂糖プラスして包む」
双樹「ヤクルトに溶かすとか」
夷澤「混ぜるんならヨーグルトはどうっすか?」
神鳳「全部、悪くはないですが・・・決め手にかけますね」

九龍「何の相談?ペットに薬を飲ませる方法?」
神鳳「いいえ。阿門様に粉薬を飲ませる方法です」

九龍「・・・・飲めないの!!!!」
神鳳「飲めないそうです」
双樹「あ、シロップはどうかしら?」
神鳳「味が嫌だそうです」
『・・・・・・・・はぁ〜〜』

九龍「押さえ付けて口に流し込んだらええんとちゃう?」
『・・・・・・・・』

皆守「夷澤、足を押さえろ。神鳳と双樹は腕だ。俺が口をこじ開けるから、九ちゃんは漏斗で流し込んでくれ」
九龍「ラジャー!!」

注射は怖がる

阿門「どうも怒るのが苦手なんだ」
龍麻「ホンマもんのお坊ちゃんやのう。貴様は」
阿門「それでよく。神鳳に注意されてしまうんだ」
龍麻「あの線目ちゃんか。性格キツそうやしねー」
阿門「どうしたらいいのか・・・」
龍麻「練習したら?兄ちゃんが手伝ってやるし。ほれ、ちょうど九龍が食べてはいかんヨーカンを食べてるから叱ってみ?」
九龍「もぐもぐ」
阿門「て、転校生・・・・・あ・あ・・こ・・・・コラー!」
九龍「・・・・・・・・」
龍麻「・・・・・・・・」

龍麻「人には向き不向きがあるからね」←もの凄い穏和な笑顔
九龍「向いてへん事はせんほうがええよ」←凄い優しい目
阿門「・・・・・・・・」

怒られた事が無いので、怒れない

阿門について。

神鳳充。

尊敬してますよ。時々、行動とか言動にイラッとしますけど。
この間も少しイラッときまして、駒切れにしてコンポストで堆肥にしたろか!と思いましたけど。
ええ、尊敬してますよ。当たり前じゃないですか。

阿門について。

葉佩九龍。

所々甘えたさんやなーとは思う、でも、自分がやらなあかん事はやろうとしてる姿勢には好感を持ってる。
でも、朝起きて阿門くんになってたら首吊る。

第七十回
御門、神鳳、九龍がウチのちょっと変わった子達

九龍「僕は神鳳くんが大好きです。でも、飢餓の極地で「おむすび」と神鳳くんを選べと言われたら、おむすびを選ぶでしょう。ごめんね、神鳳くん」
神鳳「おむすびの大きさはわかりませんが、僕を一個の「肉の塊」と考えたら僕の方が飢餓を満たすには良くないですか?」
九龍「でも、殺す時に抵抗されるじゃないですか」
神鳳「・・・確かに、例え九龍くんの事が好きでも殺されるとなると抵抗しますね」
九龍「その後の解体と調理を考えるとやっぱり、おむすびの方が・・・」
神鳳「そうですね、僕が浅はかでした」
九龍「いえいえ、僕の方こそ飢えに勝てなくて」

皆守「・・・・頼むから普通の会話してくれ」

九龍「でも、甲ちゃんかって飢えてる時に「カレー」と「阿門くん」選べ言われたらカレーを選ぶでしょうが!」
皆守「当たり前だ!」

神鳳「・・・・君の忠誠心はその程度ですか。見損ないましたよ副会長」
阿門「俺よりカレーか・・・・」
皆守「お前食われたいのか?!」

阿門は意味をわかってない

午前3時半

ジリリリンジリリリリンジリリリリリン

「・・・・龍麻。電話。でーんーわーー」←龍麻の部屋なので電話には出ない
「・・・・・ぅぅぅぅ(眠くて声にならない)」

「・・・・も・・しもし・・・」
「ガチャピンの横に居るのは誰でしたか?」
「・・・・・・ムック」
「ありがとうございます」
ガチャン・・・・ツーツーツー

「誰?」
「・・・・・みかど」

次の日。

「・・・昨日のアレは何?」
「ああ、深夜番組のクイズでやっていたんですよ」
「・・・・・・・・」

御門は何かよくわからない用で電話してくる

壬生「・・・・・」
龍麻「おかえり」
龍麻(仮)「・・・・・・」

壬生「龍麻さん」
龍麻「はい?」
壬生「どうして2人おられるんですか?」←(仮)を指さしながら
龍麻(仮)「・・・・・・」

龍麻「ああ、お前が前に「浮気しない龍麻が欲しい」って言うから・・・・作った」
龍麻(仮)「・・・・・・」
壬生「・・・・・・」
龍麻「体は僕の複製だけど、頭の中はカラッポやから。適当に調教するように」
壬生「・・・・・・龍麻さん」
龍麻「なにかしら?」

壬生「人間の複製作るより!浮気しない努力をして下さい!」
龍麻「無理ですねー」

壬生「・・・・・どうするの、この子」
龍麻「要らんなら、仲間の誰かにやるか」
壬生「生ダッチワイフ・・・」
龍麻「下衆な言い方をするんじゃありません!」

そう言えば、昔ダッチワイフについて調べてたなー
あの頃の情報くれた皆様ありがとうございました

壬生「龍麻。今日女の子に告白されたよ」
龍麻「そうか。おめでとう」
壬生「好きな人が居るからって断ったよ」
龍麻「その好きな人って僕かね?」
壬生「そうだよ。知らなかった?」
龍麻「知らなかったねぇ」
壬生「そう。じゃあ、これから一日一回好きだって言うよ」
龍麻「愛されてるねぇ」
壬生「愛しているよ。龍麻」
龍麻「それはどうもありがとう」

ラブくしてみた
壬生は変な所で大胆だといい

(61〜65)  (71〜75)