第三十六回
ちょっとした心の迷いで雲雀参入
妖精は男です。パックみたいなの


妖精「私は願い事の妖精です。貴方の願いを三つ叶えてあげましょう」

雲雀「目障りだから消えて」
妖精「・・・・はい」


妖精「私は願い事の妖精です。貴方の願いを三つ叶えてあげましょう」

司馬「・・・・」←考えてる

司馬「・・・・」←上お姉ちゃんの願い事を叶えて下さい
司馬「・・・・」←中お姉ちゃんの願い事を叶えて下さい
司馬「・・・・」←下お姉ちゃんの願い事を叶えて下さい

妖精「良い子」
司馬「?」
妖精「アメあげる」
司馬「・・・」←ありがとう


妖精「私は願い事の妖精です。貴方の願いを三つ叶えてあげましょう」

神鳳「それは18禁な願い事でも可能ですか?」
妖精「出来れば年齢制限の無いもので・・・・」
神鳳「相手の、人としての尊厳を落とすような事でも可能ですか?」
妖精「出来ればもう少しソフトなもので・・・・」
神鳳「じゃあ特に叶えてもらう物はありませんね」
妖精「無いんですか!」


妖精「私は願い事の妖精です。貴方の願いを三つ叶えてあげましょう」

皆守「(即答で)カレー」
皆守「(ちょっと考えて)カレー」
皆守「(もう少し考えて)カレー」

妖精「・・・・・・・」
黙って、ボンカレー・ククレカレー・ジャワカレーを置いて行く


妖精「龍麻さまー!!」
龍麻「あ、おかえりー。どうやった?皆に幸せは振り撒けたか?」
妖精「もう嫌です!最近の子は嫌です。あと百年は壺の中で良いです。壺の中が良いですー」
龍麻「・・・・はあ」
妖精、壺の中に帰って行く

龍麻「えらい落ち込んで。一体誰の所に行ったんやか」
壬生「龍麻それ何だい?」
龍麻「壬生、三つの願いて何願う?」
壬生「・・・・」
壬生「・・・・」
龍麻「・・・・壬生?」
壬生「・・・・母の病気全快を考えたんだけど、それが叶ったら僕の存在意義が無くなりそうで・・・・・」
龍麻「お前はも少し気楽に生きろ」

第三十七回
九朗がどんどん小さい子に・・・・


教室三階。

九龍「あーーー」
皆守「どうした?九ちゃん」
九龍「手を滑らせて窓から消しゴムを落としてしまいました」
皆守「あきらめて取りに行け」
九龍「こんな時、カマチーだったら楽々手が届くだろうに・・・」
皆守「届くか!!」

九龍は取手の腕を10Mくらいで想像している


九龍「カマチーの腕でも三階から一階は無理ですか?」
取手「えっと・・・・」
九龍「無理ですかなも?」
取手「・・・・・僕でよければ頑張るよはっちゃん」

女生徒「きゃぁぁぁぁぁ!!」
生徒A「取手が窓から落ちたぞ!!!!!」
生徒B「誰か瑞麗先生呼んでこいーー!!!」

九龍「やっぱり無理やったとです」
皆守「だから言っただろ」

取手は阿門君が呼び戻してくれました


天香学園の特別教室は殆ど全部鍵がかかってます

神鳳「ゲームのシステム上仕方がないとしても、使いにくい学校ですよね。各部屋に何本合い鍵あるんでしょう・・・・」
阿門「神鳳、システムとは何だ?」
神鳳「どうぞ、お気になさらず」

そんな生徒会室のドアが開きました。顔を出したのは転校生こと葉佩九龍です。

九龍「おお。生徒会室だー」
阿門「転校生」
神鳳「おやおや。転校生くん、どうしてココの鍵を持ってるんですか?」
いい子いい子と頭を撫でながら聞いてみます。
九龍「ニューバディのおトトが鍵をくれました」
神鳳「それは良かったですね。ちょっと、その鍵見せてくれますか?」
九龍「あいー」
素直に渡された鍵をポケットに仕舞い、素早く九龍を部屋から押し出しました。

九龍「ぎにゃーー!!!何でー入れてー!!」←ドアを開けようとしてる
神鳳「阿門様。早く鍵を閉めてください」←ドアを押さえてる
阿門「・・・・・(オロオロ)」

神鳳「早く!!!!」

ガッチャン!

生徒会室のドアがロックされました。
神鳳の行動はとても正しいです。


九龍を生徒会室から追い出して5分経過。

九龍「いれてー。入れてー」
外からは九龍の情けない声と控えめなノックの音が続いています。

阿門「・・・・・神鳳」
神鳳「何ですか?阿門様」
阿門「・・・・・ちょっと可哀想ではないか?」
阿門の言葉に神鳳の眉がピクピクっと動きました。

神鳳「阿門様・・・・何ば言ってるんだんずな?」(何を言ってるんですか?)
阿門「・・・・・・すいません」

九龍「・・・いれてよぉーー。えーん」
ついに泣き出しました。

阿門「・・・・・その、神鳳」
ドン!
神鳳は黙って机を叩きました。
阿門「・・・・・・ごめんなさい」

九龍「しくしくしく・・・・・・」
阿門「・・・・・・・・」←凄いストレス

ドアが開くより先に阿門の胃に穴が開きそうです


九龍締め出しより10分経過

九龍「しくしくしくしく・・・・・」
皆守「九ちゃん、何してんだ?」

九龍「何って、僕の泣き真似と阿門君の胃壁とのサドンデス勝負」
九龍はとても良い笑顔でガッツポーズをとりました

皆守「・・・・・まあ、頑張れ」
九龍「おうさ!・・・・しくしく、えーんえーん」

阿門「・・・・・・(キリキリキリ)」←もう凄いストレス
神鳳「阿門様。ごわの立場わかってらっしゃいますよね?」ごわ=自分

胃壁限界三秒前

第三十八回
遙ときネタ
色々と夢を見ている(とくに知盛)


将臣「よう、淳盛。源氏の連中とはうまくやれてるか?」
敦盛「将臣殿。ええ、こんな私にも皆さん良くして下さいます」
将臣「そいつはよかったな」
敦盛「とくに神子はこの間も、私の体は穢れていると言った時に、

  望美「そんなの気にしないで敦盛さん。この時代、衆道も稚児も近親相姦も何でもありだもん。一回や二回、輪姦された事なんて穢れた内にも入らないよ。そんなのは野良犬にでも噛まれたようなものだよ」

敦盛「−と、励ましてくれて」
将臣「・・・・・・・・・」
敦盛「それで、将臣殿にお聞きしたいのですが、輪姦とはどのような意味なのでしょうか。他にもわからない言葉ばかりで、これでは神子に申し訳ないと・・・・将臣殿?」
将臣「悪かった!本当に悪かった!望美には俺からきつく言っておくから・・・・頼むからアイツに聞いた言葉は忘れてくれ!!」
敦盛「将臣殿!なぜ土下座を!!!」
将臣「このとおりだ!!!!!」

ウチの望美は何かを勘違いしている


景時「ふふふーん♪っと洗濯終わり!」
望美「あ、綺麗になりましたね」
景時「お洗濯は大好きだからね。どんな物でも真っ白にしちゃうよ〜」
望美「自分の手は汚れてるからせめて衣類は綺麗にって事ですね!」
景時「・・・・・・・・・」
望美「どうしました?景時さん」
景時「・・・・・望美ちゃん。もしかして、まだ殺そうとした時の事根に持ってる?」
望美「いいえ。全然」

望美「わー本当に真っ白。返り血もバッチリ消えてますね!」
景時「ホントごめんて!!」

望美は純粋に誉めてます


望美「先生はどうして鬼と呼ばれてるんですか?」
リズ「金髪碧眼という異形の所為だ」

望美「私、髪の毛ピンクで目が緑です」
リズ「そうだな」
望美「景時さんは真緑です」
リズ「そうだな」
望美「ヒノエくんは真っ赤で、敦盛さんは真紫です」
リズ「そうだな」
望美「有川兄弟なんて兄弟なのに、兄青で弟黄緑です」
リズ「そうだな」

望美「先生は外人なら珍しくもない金髪碧眼ですね」
リズ「そうだな」

望美「・・・・異形なんですか」
リズ「そうだ」

他の人の方が生物学上ありえない


望美「弁慶さん。どうしてそんな真っ黒な外套を着てるんですか?」
弁慶「例えば、このような」

通りすがりの源氏兵に朱雀召喚
兵隊「ぎゃぁぁぁぁぁ」

弁慶「突然の殺しで返り血を浴びても目立たないようにですよ」
望美「バッチリですね」
弁慶「バッチリですよ」

望美「と言うわけで景時さんに真っ黒服をプレゼント」
景時「お願いだから勘弁して・・・・」

望美は気をきかせてるつもりです


望美「知盛は何で二刀流なの?」
知盛「は?腕が二本あるからだ」
将臣「あっはっはっはっ、馬鹿だ。じゃあ三本あったら三刀流かよ」
望美「あーははははは、可愛いートモチーかわいいー」
知盛「笑うな!頭を撫でるな!!」

聞きたいのはそんな答えじゃないよ。という会話
17歳、21歳、25歳で仲良し三人組。25歳が一番アホの子で可愛がられればいい

第三十九回
八葉と知盛の扱いの違いを書きたかったハズ
望美は知盛&将臣の前だけ素です(無意識)


持てなくはないが重い荷物が二つ

《梶原景時の場合》
景時「オレが持つよ」
望美「ありがとうございます」
景時「こんなのは男の仕事だからね」
景時「よっと・・・・」
ピキィッ!

望美「・・・・景時さん?」
景時「の、望美ちゃん・・・・人、呼んで、きて、くれる?ぎ、ぎっくり腰」
望美「お医者様!八葉の中にお医者様はいませんか!!」
景時「や、やばいかなーこれ」

腰はヤバいです


持てなくはないが重い荷物が二つ

《平敦盛の場合》
敦盛「神子、私が持とう」
望美「ありがとうございます」
敦盛「〜〜〜〜〜〜」
望美「あの、一つ持ちましょうか?」
敦盛「・・・すまない」
望美「よいしょっと」
敦盛「〜〜〜〜〜〜」
望美「・・・・持ちましょうか?」
敦盛「いや、私とて武士の子。一つくらいは・・・・」

敦盛「〜〜〜〜・・・・はぁはぁ・・・・」
望美(長くかかりそうだ)

アッツーは箸より重い物は持てない


持てなくはないが重い荷物が二つ

《武蔵坊弁慶の場合》
弁慶「望美さん、お手伝いしましょうか?」
望美「ありがとうございます」
弁慶「(きょろきょろ)」
望美「どうしたんですか?」
弁慶「九郎に持たせようと思ったんですけど居ませんね」

弁慶「九郎が通りかかるまで待ちましょうか」
望美(自分では持たないんだ)

策士は手を汚しません


持てなくはないが重い荷物が二つ(拍手未使用)

《武蔵坊弁慶の場合その2》
やっと源九朗義経が通りかかる

弁慶「九郎、ちょっと」
九郎「何だ、弁慶」
弁慶「この荷物、望美さんでは手に余るそうですよ」
九郎「そうか。まかせろ」
二つとも持って行く

弁慶「じゃあ、望美さん行きましょうか」
当たり前のように望美と手をつなぐ弁慶
望美(ちゃっかりしてるなー)

策士ですから


持てなくはないが重い荷物が二つ

《平知盛の場合》
知盛「持ってやろうか?」
望美「大丈夫だよ。これくらい」
望美「よいしょっ」
と、二つ持ち上げる
知盛「よっと」
その望美を知盛が肩に持ち上げる

望美「何!?なにごと?」
知盛「荷物はお前が持つんだろ?」
望美「いや、これはお互い意味ないし」
知盛「いいから荷物落とすなよ」
望美「落ちる!落ちるー!」

望美は知盛には頼らない
しかし、したいようにするのが知盛


望美「先生ー」
リズ「神子か」

振り向いた先には、知盛に担がれてる望美&荷物

リズ「・・・・・・」
望美「トモチー便です。お荷物届けに来ました。受領印お願いします」
何となく知盛のデコにハンコをポンと

望美「ありがとうございましたー」

やっぱりそのまま担がれて帰っていく望美

リズ「・・・・・新しい修行か?」

知盛ヤマトの宅配便

第四十回
遙とき3個目
もし遙かなる骨が出来たらそこにまとめて・・・(とか最初の頃も言ってたな)


九郎に頼朝から謀反の疑いがかけられました。

九朗「・・・・兄上に面会もさせてもらえぬ」
望美「九郎さん、避けられる心当たりとかは無いんですか?」

九朗「そんなものあるわけ無いだろう!共に暮らしてた時は兄上の行動はすべて調べ上げ常に先回りし、日に百回の挨拶は欠かしたことが無い。さらに、草履から座布団から布団まで、兄上が寒がらないように毎日俺の体温で温めもした。おまけに兄上の物は髪の毛一本から逃さずに収集済みで、そのコレクションブックも数十冊になる。京に来てからも日に百通の文は欠かしていない。今だって目を閉じれば兄上が何をしているかつぶさに見てとれるほど、俺と兄上の絆は深いのに。なぜだ・・・・」

望美「弁慶さん。私いま心から頼朝さんに同情してます」
弁慶「奇遇ですね。僕もですよ」


いつもと髪型の違う九郎
望美「あれ?九郎さん、ポニーテールじゃないですね」
弁慶「下ろしてるなんて、珍しいじゃないですか」
九郎「ち、違うぞ!断じて政子殿と間違えた兄上が後ろから「だーれだー」をしてくれるのを待ってる訳ではないぞ!」
足早に去っていく九郎。

弁慶「どこの世界に頭一個分高い男と妻を間違える人がいるんでしょうね」
望美「九朗さんて本当にバカですよね」

ウチの九朗は夢を食って生きている


敦盛「将臣殿。今、いいだろうか」
将臣「ああ、いいぜ」
敦盛「実は神子殿に笛の曲を教えてもらったので、聞いて頂けないかと」
将臣「お、いいな。聞かせてくれよ」
敦盛「では・・・

チャララ〜ララ♪チャラララララ〜♪(チャルメラ)

将臣「・・・・・・・・」
敦盛「どうでしょうか?」
将臣「上手だったぜ。うん・・・・・」


知盛「〜〜〜♪」
将臣(アイツが鼻歌なんて珍しいな)
聞き耳をたててみた

知盛「にっじのワイドショ〜♪2時のワイドショ〜♪2時の夢〜♪♪」

将臣「望美!!!!!」
知盛「どうかしたか。兄上」

白龍「と〜れとれ♪ぴ〜ちぴっち♪カニ料理〜〜♪」
望美「上手、上手」

源平に浪花のモーツアルト流行る


望美「トモチーの両親て仲良いよね」
知盛「ああ、そうだな」
望美「私たちも将来はあんな風になりたいね」
知盛「俺に蝶の羽根を生やせってか?」
望美「違います」

清盛と時子の夫婦はホノボノ
望美は普通に知盛との家庭を夢見てる


(31〜35)  (41〜45)