第二十一回
生きていく
実際何もなくても生きてはいける

夕焼け見える屋上で

皆守「なあ、九ちゃん。生きていく上で大事な物って何だと思う?」

九龍「水と食料

皆守「・・・・・・・・・・・」
九龍「ああ、甲ちゃん何でそんな悲しそうな目を?」

愛とか友情とか言って欲しかった学生ロマンチストと
砂漠で生き死に彷徨った社会人リアリスト

九龍「神鳳くんは、生きていく上で大事な物って何やと思う?」

神鳳「そうですね、霊に負けない・・・・精神力

神鳳「僕の一族の場合。これが強いのと弱いのでは生き死に関わってきますから」
九龍「イタコ一族は大変やね」

あとは運ですね。(神鳳談)

龍斗「お父さん。生きていく上で大事な物って何?」

犬神「酒、煙草>甘味>息子(金)

龍斗「なんですか!その大なりカッコは!!つーか僕=金ですか!!」
犬神「あとは塩か・・・」
龍斗「人の話し聞いて!お父様!」

ヒモ父・犬神

御柳「シバちゃん。シバちゃんの生きていく上で大事な物ってナニ?」

司馬「・・・・・・」←音楽と姉×2+1

御柳「・・・・・・・・・・野球は?」
司馬「・・・・・!」←あっ!

最近活躍してないので・・・・・・
あと父は普通にスルー

壬生「龍麻。君が生きていく上で大事な物って何だい?」

龍麻「愛!

壬生「・・・・・君が言うと嘘くさいね」
龍麻「はっはっはっ。どつきまわすぞこのアサシン」

愛の男龍麻
ただいつでも大安売り



第二十二回
九龍の所為で皆の進路変わりまくり
司馬はM78星雲からきました(ウソ)

双樹「神鳳、あなたの進路希望の紙戻ってきてるわよ」
神鳳「おや?」
皆守「何て書いたんだよ?」

神鳳「T葉佩九龍くんの嫁U」

皆守「・・・・・・・・・・・・」

神鳳「やはり、婿と書いておくべきでしたね。書き直してきます」
双樹「そうよ、嫁だと私とかぶるじゃない」

皆守「双樹!お前も書きなおせ!!」

神鳳「と、言うわけで婿で無事受理されました」
皆守「無理矢理受理させたんだろうが・・・・」
神鳳「何をおっしゃいます。第三希望は普通にT大学進学Uですよ」
九龍「神鳳くんのそーゆー世渡り上手な所が好き」
神鳳「それはどうも。じゃあ結婚しましょうか」
九龍「仕事好きだから結婚はも少し先がいいなー」
神鳳「そうですね、じゃあ僕の大学卒業を待って・・・・」

皆守「・・・・・・突っ込むべきか?」

九龍&神鳳「「もちろん!!!」」

その為の君ですよ(神鳳談)

ちなみに生徒会役員の進路希望書↓

神鳳 充
第一希望・葉佩九龍くんの婿
第二希望・葉佩九龍くんの嫁
第三希望・弓道を続ける為に体育大学進学

双樹 咲枝
第一希望・葉佩九龍くんの嫁
第二希望・阿門帝等様の嫁
第三希望・芳香師としての資格を取る為専門学校進学

皆守 甲太郎
第一希望・未定
第二希望・未定
第三希望・未定

神鳳「何だかんだ言って貴方が一番担任泣かせですよ」
双樹「いっそ、カレー屋営業とか書いたら?」

皆守「・・・・・・ほっとけ」

八千穂「九チャン。ヒナ先生が進路の紙白紙は駄目だって」
夕薙「何だ甲太郎だけじゃなくて君も書いてないのか?」
八千穂「ほらほら、早く書かないとヒナ先生困っちゃうよー?」

九龍「・・・・・・・・・」
八千穂「どうしたの?九チャン??」

九龍「いや・・・・・・これ以上なにを希望しろと?」
八千穂「へ?」

九龍「皆々様お忘れのようですが・・・・・僕、社会人デスヨ?」

八千穂&夕薙(・・・・・・ああ、そういえば・・・・・)

正直、ヒナちゃんより社会人してる年数多いよ?(九龍談)

御柳「・・・・なーんで一年で進路なんぞ書かせるかねー」
中姉「アンタの学校。制服おもろい割には結構な進学校だからじゃない?」
御柳「・・・・おもろいっすか?」

御柳「シーバちゃん。シバちゃんは進路とか考えてる??」
司馬「・・・・・・(遠い目)」←星に・・・・
御柳「・・・・・星?」
司馬「・・・・・・(遠い目)」←星に帰らないといけません
御柳「星って何!!!!」
司馬「・・・・・・」←御柳は地球で元気で暮らせ
御柳「ちょっ、お願い俺の目を見て会話して!シバちゃん!!」
司馬「・・・・・・」←西の空にあけの明星が輝く頃1つの光が宇宙へ飛んでいく・・・・
御柳「何が!ちょっと何が!!」

中姉「・・・・葵がミヤおちょくって遊んでるわ」
司馬父「まー冗談ならいいけどね。本当に帰らないだろうね」
中姉「・・・・・ちょっと待って何が??」
下姉「って言うかー最後の台詞ウルトラセブンだよねー?」

司馬は地球外生命体です(多分)



第二十三回
九龍は良い家のボンボンです
龍麻はもっと良い家のガキです

神鳳は箸の使い方にうるさいです。

神鳳「九龍くん。また握り箸になってますよ!」
九龍「ぬー、でも掴めるし・・・・」
神鳳「駄目です」
皆守「別に食えれば持ち方くらいいいだろ」
神鳳「365日カレー用スプーンは黙っていてください」
皆守「・・・・・・・・」

神鳳「いいですか。箸のゆがみは心のゆがみ。小さい頃に矯正しておかないと、将来夷澤くんみたいになったらどうしますか!」
夷澤「俺怒っていいっすよね!!」

九龍「奈々子ちゃん。先割れスプーンプリーズ!」

八千穂「暑いー、スイカ食べたいー」
皆守「俺はスイカより柑橘系だな」
八千穂「えー!夏はスイカだよー。ねッ九チャン」
九龍「僕はスイカより白桃がいいなー。メロンと一緒にシャンペンに入れるんが好き」

『・・・・・・・・・』

九龍「何で二人ともそんな敵を見る目をするの」

昔、長島の息子がそんな事を言っていた
「ウチではメロンはくり抜いてシャンペン入れてフルーツポンチにしますよ」

廊下に点々とチロルチョコ

九龍「わーい。チロルだー」

拾って行く。
そのまま部屋の中へ。

神鳳「待ってましたよ。九龍くん」
九龍「ぎにゃーーーーーー!!!!!」

夷澤「いいんすか!トレジャーハンターがあんなんで!!」
皆守「いいから。ドア蹴り破るぞ」

ウチの九龍は雀程度の脳みそです

同じような罠にこの人もかかります。

道に点々とクリスタルブルーのレゴブロック

司馬「・・・・・!!」←おお!

御柳「・・・・・中お姉さん。シバちゃんが家と明後日の方向に行ってんすけど」
中姉「全部拾ったら戻って来るわよ」

4時間後。ダンケース一杯拾って帰って来ました。

御柳「何でそんなに落ちてんだ!!!」
司馬「・・・・・(にこやか)」←大変満足

庭にステルス戦闘機が突き刺さってました。

御柳「おじさん!!!」
司馬父「ああ、昨日古い知り合いが来てねー・・・・・・置きみやげというか・・・・置いて行かざるを得なかったと言うか・・・・」
御柳「何があったんすか!!」
司馬「・・・・・・・」←朝からうるさい
御柳「シバちゃんも普通に死体を埋めない!!」
司馬父「ミヤくん。前にも言ったけど、世の中にはね、埋める側と埋められる側が居るんだよ」
御柳「・・・・あ、俺以外と穴掘り得意っすから」

中姉「それよりあのステルスどうすんの?」
司馬父「大丈夫。もうすぐ廃品回収がくるから」
御柳「無理!!!それは無理!!!!」

第二十四回
雲雀の口調今でもわからない


酒まんじゅう
「むしゃむしゃ」

栗ヨーカン
「もぐもぐ」

塩センベイ
「ぱりぱり」

干し芋
「もごもご」

くずきり
「ちゅるちゅる」

神鳳「今日は草団子ですよ」
九龍「わーい・・・・・って神鳳くん僕を太らせて食べる気ですか?」
神鳳「ふふふ、別に太ってなくても食べる気ですよ」
九龍「!!!!!!!!」

ウチの神鳳は(九龍が)物を食べてる姿が好きです


九龍「ふぎゃーーーーー」
神鳳「はいはい、怖がらない」

夷澤「・・・・どうしたんですか?」
神鳳「いえ。実家から送られてきた物を一緒に食べようと思ったんですが・・・どうも見た目が嫌だったようで・・・」
九龍「フッーーーーーーーーーー」←背中が逆立っている

夷澤「・・・あれは・・・・猫ですか?」
神鳳「九龍くんはご先祖様が山猫の家系らしいですよ」
双樹「それより、何が送られてきたの?」
神鳳「あ、これです」

(きしゃー)(きしゃー)

双樹&夷澤「・・・・・・・・何コレ」
神鳳「巨大ふじつぼです」

(きしゃー)(きしゃー)←生きてる

双樹&夷澤「キモ!!」
神鳳「失敬な!高級珍味ですよ!」

九龍「フニャァァァァァ!!!!!!!」←怒ってる
ふじつぼ「きしゃー!!!!!!」←威嚇してる

ふじつぼは蟹や海老の仲間で美味いらしい
青森では普通に食べるらしい


皆守「神鳳と夷澤が話してたんだが、九ちゃん猫なのか?」
九龍「猫言うか。山猫の血が入ってんのよ」
八千穂「えー、でも耳とかシッポとか無いよ?」
九龍「子供の頃はあったけどな。成長と共に腐って落ちるから。そんでも4〜5歳までは生えてたかなー」
頭の毛をわけると、確かに左右に耳の生えてた名残が見える。
八千穂「おしいねー。今も生えてたら猫耳萌えー!とか言われたのに」
皆守「アホか」
九龍「そうそう、ウチのお父さん得意体質で今だに耳もシッポも残ってるけど。60過ぎて猫耳て痛いぞ。本人も言うてるもん「こんな物付いてたら部下に何言っても威厳が無いがな」って」
皆守&八千穂「・・・・・・・・・確かに」

あと、猫耳は頭洗う時面倒なんだよ(九龍談)
緋勇家=龍
葉佩家=山猫


人修羅「ダンテさん。僕の好物はT満月ポンUなんです」
ダンテ「はあ」
人修羅「まつ●か製菓作。40年以上続くベストセラーです。これを嫌いという人は日本人ではありません。この表面の毛羽すらも愛おしいと言えます」
ダンテ(何でこんな語ってんだ・・・・語られてんだ・・・・)
人修羅「ところが、東京がボルテクス化したもんですから・・・・これを見て下さい」←ダンテに満月ポンの袋を渡す

【カグツチポン】

ダンテ「・・・・・・・」

人修羅「味はかわらないんですけどね」
ダンテ「だったら良いじゃねーか!」
人修羅「・・・・ダンテさん。ま●おか製菓に謝ってください」
ダンテ「何でだよ!」
人修羅「ポンちゃんに謝って下さい」
ダンテ「誰だよ!」

これだから米人は・・・・(人修羅談)

ポンちゃんはまつお●製菓HPにおります


雲雀「始めまして。風紀委員長雲雀恭弥です。今から“吐血”と“喀血”の違いを説明させてもらうよ」
獄寺「は?」
雲雀「まず“吐血”」
ゴスッ(トンファーで腹を一撃)
ドゴッ(さらに腹を踏みつける)
獄寺「がはっ」
雲雀「こんな感じで消化器系からの出血が“吐血”。血の色がどす黒いのが特徴かな」

雲雀「次が“喀血”」
山本「え?俺?」
ドンッ(トンファーで喉を一撃)
山本「ゲホッ。ゲッ・・・・」
雲雀「喉、肺なんかの気管支系からの出血が“喀血”。ほら、さっきと違って色が鮮やかだろう?“喀血”は血の色が赤いんだよ」

雲雀「以上。“吐血”と“喀血”の違いでした。救急車は呼んであげるから。もう僕の前で群れないでね」
沢田(やってる事が無茶苦茶だーーーー!)

初リボーン。いや、(喜んで)人を殴る子と言うと雲雀ですから

第二十五回
よく考えなくてもウチの九龍は性格が悪い
調べた結果。草から犬にしました


「素人スパイと忍びの子」

転校初日。
あてがわれた部屋に盗聴器やカメラがないか探す
まったく見つからず
少々の寂しさと墓守達のずさんさを感じる

(それとも僕が軽んじられてる??)


部屋にコンピューターがあったので中身をロゼッタ協会のメモリに替えてハッキングして遊んでたら、
皆守くんと阿門くんのメールのやり取り発見
(なんだ、皆守くん犬じゃん)
何となく「やっぱり」という感想
彼の犬としての才能の無さに和む

犬=敵の回し者。秘密を探る者


ラスボスが阿門くんと判明
せっかくなので阿門邸潜入
もの凄い簡単に入れた
いいの!ボスのお家がコレでいいの!?

阿門くんの寝顔を見てると暗殺したくなるけど何の益にもならんのでスルー

千貫さんの部屋に「ぼっちゃま日記」なる書物発見
38冊もあったのでとりあえず1冊目から借りて帰る

結構面白い


「ぼっちゃま日記」の続きを借りに阿門邸へ
本を返して借りてたら(無断)横から話し声が
どうやら、甲ちゃんと阿門くんらしい
僕の存在には気付いてないみたいなのでそのまま盗み聞き
内容は主に甲ちゃんの犬活動の事
「そんな気にせんでも、もう知ってるしー」
とか言いたいけど我慢

と言うか甲ちゃんナイーブすぎ
犬に向いてない


「大体お前は人を信用しすぎだ」
甲ちゃんがそう言って僕があげたカレーパンに齧り付く

敵から貰ったパンに何の疑いも持たず食べるなんて
人を信用しすぎてるのは甲ちゃんのほうだろうが
と言いたいけど黙って笑っておく

(ここまで犬としての自覚のない者も珍しいやーねー)
何となく幼き日の自分を思い出す
(スイマセンお父さん。僕も犬としては落第者でした)

さて、そろそろこの駄犬をしめましょか


(16〜20)  (26〜30)