2011年。節分ネタ 龍麻宅 「節分だーー」 とりあえず家捜しします。 ガサガサガサ・・・ トゥルルル・・・ガチャ 『マカデミアナッツチョコならあるそうだ』 「アイツラは駄目だ。鰯も食ってないときた」 「とりあえず、ピスタチオを撒くか・・・」 「鬼はーうちー、福もうちー」 如月宅 「御門、今日は節分らしいぞ」 龍麻は節分大好き |
かなり前の拍手で、犬神先生の主食がドックフード、九龍の主食がキャットフードと判明しました。 「ゆゆしき問題ですな」 ボリボリボリ・・・・・ 「・・・確かに」 ポリポリポリ・・・・ 「ドックフードよりは美味しい・・・かな」 先生のたまの珍味。キャットフード |
猫缶に醤油をたらしてマヨネーズとあえる 「いただきます」 神鳳に猫缶を取り上げられる九龍 「九龍くん。人間のご飯を食べましょう」 数分後 お盆の上に、柿、びわ、蛙(生) 「これタヌキ用やないですか!?」 軽くイジメ |
うそこメーカーで名刺を作ってみたよ←今回のテーマ 『夢の中ではヤリ手 壬生紅葉』 「見せてみろ!見せてみるがいい!そのヤリ手っぷりを!!」 「で、貴方はどうなのです?」 ウソ名刺で本気になる、今年29歳組 |
『シルバービースト 犬神杜人』 「・・・・何というか無難にきてしまいましたね。お父さん」 江戸組二人は良い感じ。先生なんてまんまです |
『ヘルハニー 蓬莱寺京一』横に穴の文字 「・・・・・・・・」 『永遠のハニー 霧島諸刃』 「・・・・・・・」 諸刃は京一のストーカーです |
『ピングーの親戚 皆守甲太郎』 (ピングー) 「言いたい事があるならはっきり言え!」 |
「壬生、ちょっとこの漫画を読んでみそ」 「うん」 「ちなみに仲間に読ませた結果。意味がわからないが九割でした。滅べばいい」 「僕は最後なんだね」 「恋人が自分と同じ感性かどうかは賭けだからな」 「そういうもの?」 「やはり同じなら嬉しいし、違うなら違うでそれはそれとして、新しい考え方に触れる機会です」 「そんな大層なものなの!?」 「まーええから読め」 「はい」 「シュールだね」 「シュール系四コマ」 「龍麻はこういうのが好きなんだね」 「僕が好きかどうかはお前の感想を聞いてから教えてやる」 「・・・嫌いな本を一日で最新刊まで集めないよね」 「・・・」 「13冊だっけ?」 「・・・昨日、新刊が出たから14冊」 「好きだよね」 「えらいこと好き」 「で、返答はいかに?」 「・・・ごめんなさい、何が面白いのかわかりません」 「チクショーめ!」 「アニキー。ワイは好きやでこの漫画」 「劉・・・」 「セリフ少ないから読みやすいわ」 「・・・妥協しよう」 「私は好きだと言ってるでしょう」 「御門の感性は人とちゃうんやもん」 黙々・・・ 「如月が黙々と読んでるのが意外」 「まあ、読めないことはないな」 「続き貸そか?」 「いや、そこまでじゃない」 「その返しが一番傷つくんだ!」 ちなみに龍麻が皆に読ませた本は「エレキング」 私は好きです |
「ねこみみスイッチ」 ダカダカタガタガ・・・ 夏が終わりかけの夕方。 つくつくぼうしが鳴き始め、日が落ちるとちょっと風が肌寒い。 窓にうつるオレンジ色が、 「なんとなく物悲しい」 「ん?」 ミシンの手を止めて壬生がこちらを見る。 「んにゃ、気にするな。それより・・・」 昼からガタガタ何をしてるのかと覗きこんだら、 「はい」 黒いふわふわの猫耳つけられた。 ちゃんとフェイクファーを使われたそれは、ベースのカチューシャを髪で隠してしまえば本物の猫耳のやう。 「相変わらず無駄に高クオリティだな」 「御門さんに作るよう命令・・・お願いされてね」 そういえば、この間脅されてたな。 「こっちは短毛バージョン」 黒毛短毛。こっちのが、さっきのふわふわより似合う気がする。 「黒ばかりだと面白くないから、色違いと模様違いもあるよ」 今度は茶トラ柄。生猫だとこの色が好きだが僕には似合わねー。 「お前はコレだな」 「ん」 壬生の頭にうすい灰色の猫耳。 「・・・」 可愛いとかセクシーとか思うのは多分僕の脳みそが腐ってる。 「ロシアンブルー壬生・・・あと二匹いれば関羽」 「関羽?」 「気にするな」 「しかし、凄い数だな」 よく見ればミシンの横にこんもりと猫耳がある。 「なんでこんなに・・・」 「最初は、御門さん用に適当に2〜3個作って終わろうかと思ってたんだけど・・・」 2〜3個て、軽く見積もって30個はあるぞ。 「御門さん用だと思うと・・・本当にモチベーションが上がらなくて・・・」 そんな暗い顔になるぐらい嫌か・・・。 「だから、発想を転換して。この猫耳は龍麻がつける物だって、そう思ったら・・・」 この数か・・・。壬生ったら、恐ろしい子。 「あ、ちなみにこれ以外にも練習で作ったのがあと、十数個・・・」 「落ち着け!僕の頭は一個だ!」 キングギドラでさえ三つだ。 「とりあえず龍麻には黒が似合うね。はい、長毛種用リンクスリップ付き」 またも付け替え。 真っ黒な耳の先っぽに長毛の証、リンクスリップ。 「可愛いよ」 「それはどうも。お前も可愛いぞ」 「・・・・・・」 「・・・・・・」 にっこりしないで、こっちが恥ずかしい。 「そいやー、御門はなんで猫耳が入り用なん?」 そうだ、話をそらそう。 「初音ミクのねこみみスイッチを踊るからって言ってたよ」 聞くんじゃなかった・・・。 「って言うか、ねこみみスイッチだったら猫耳ヘッドホンやろが」 「そこはわかりません」 まあ、壬生はわからんよな。 「イメージをわかせなさいって歌も聞いたよ」 「さよか」 あの男は人のに何をしとるか。 「可愛いねこみみつけたら、二人でゴロゴロしましょ♪」 「おおっ」 押し倒された。 「猫耳は量子力学らしいよ」 「意味わからん」 量子力学だろうが素粒子学だろうが、どっちゃでもええわな。 くっついてキスしてくる壬生に好きなようにさせながら、 「夏の終わりは物悲しいが」 「うん?」 「こうしていちゃついても暑くないのは良いわな」 「そうだね」 猫耳つけた男二人の痛い構図だが、 まあ、これでいいのだ。 「で、この量どうやって運ぶ?」 「着払いで送ろうか」 「そやなー」 それで、如月に怒られてちょっとは懲りたらいい。 壬生は僕ので、御門の便利グッズではない。 初音ミクの「ねこみみすいっち」 MMDの踊りが可愛いです この後、龍麻は何だかんだ言って御門と一緒に踊ります |