第百十六回

コップに割箸四本

龍麻「暇なので、王様ゲームをします」

「「「・・・何で?」」」

龍麻「つべこべ言わず、引くがいい!」
(((すでに王様だ)))

一本づつ引きました

『王様だーれだ』

「1」
「2」
「3」
「4」

龍麻「王様が居ねぇ!!」
如月「ルールを理解してから作れ」

仕切り直しました

『王様だーれだ』

龍麻「王様は・・・僕だぁぁ!」
如月「イカサマか?」
龍麻「失敬な」

龍麻「命令!2番が夕飯の支度」
如月「面倒になったのか」
龍麻「たまにはサボりたい」
壬生「で、2番は誰ですか?」

御門「私ですよ」
「「「・・・・・・・・・・・・」」」

龍麻「今の命令無し!」
如月「よし、仕切り直しだ」
壬生「そうですね。それがいいですね」

御門「失礼な方々ですね。私とて・・・ちりめんじゃこを器に入れるくらいは出来ますよ!」
龍麻「威張って言う事か!!!」
如月「では、今夜の王様の夕餉はちりめんじゃこという事で」
龍麻「自分だけ別口で食べようとすんな!」
御門「では、生卵と生米も付けましょう」
龍麻「早口言葉じゃないんだ。せめて米は炊いてくれ」
御門「・・・・炊くとは?」
龍麻「あああ、絶望的」
壬生「龍麻。僕も付き合うから」
龍麻「そんな問題じゃねー」

龍麻「夕飯は一連託生だからな・・・・」
如月「黙れ、愚王」

『王様だーれだ!』

如月「僕だ」
御門「それでは、ご命令を」

如月「全国民に命ずる!納税!即納!」

龍麻「却下ーーーーー!金からむのは却下!」
如月「王の命令に逆らうとは・・・」
龍麻「使用目的のわからない納税には断固として拒否します」

壬生「王様。これ御門さんより」
如月「・・・・何だこれは」
壬生「ガバスだそうです」
龍麻「・・・・・懐かしいものが出てきたな」
御門「足りないようならまだまだありますよ」

如月「・・・・貰っても仕方がないからいい」
龍麻「はい、王様の命令取り消し。次!」

『王様だーれだ』

御門「私ですね」
壬生「では、王様。命令を」

御門「私が初音ミクのコスプレ!!」

龍麻「命令しろよ!」
御門「では、そこの!」
鉄扇でビシィ!
壬生「・・・・・3番です」
御門「3番が私に初音ミクの巫女モジュールを作って着せる」
如月「・・・・自分の番号を言ってどうする」
壬生「すいません・・・・」

龍麻「ちくしょう。御門だけ楽しそうだ」

『王様だーれだ』

龍麻「多分、流れ的に」
御門「予想できますね」
如月「ああ」

壬生「・・・・・すいません。僕です」

龍麻「お前は普通の命令しろよ!」
如月「王様に命令してどうするんだ」
御門「さて、何を命令するおつもりですか?」

全員から注目
壬生「・・・・・・・・あー・・・・・・」

龍麻「はよ言えや!」
如月「こんなのは勢いで言わないと言えなくなるぞ」
御門「さあ、早く」

壬生「えっと・・・・・時間も時間なんで、これで終わって夕飯を食べませんか?」
「「「・・・・・・・」」」

如月「確かに頃合いだな」
龍麻「真面目な王様め」
御門「それでは、ちりめんじゃこの用意をしてきますよ」

龍麻「その命令は生きてんのかい!!!!」

夕飯はちりめんじゃこと生卵でした

壬生「・・・龍麻に夕飯の命令したら良かったね」
龍麻「・・・・まったくだ」
御門「貧相な夕飯ですね」
如月「お前が言うな!」

第百十七回

pspゲーム「ダンガンロンパ」公式サイトを見てから読んで下さい

『は〜い、ぼくモノクマ〜』

龍麻「ド●ラえもんー!会いたかったー!」
御門「落ち着きなさい。それは未来から来た猫型ロボットではありません」
龍麻「違うもん。未来から魔人3を作りに来たんだもん!」
御門「現実を見なさい」
バシン(鉄扇アタック)

龍麻「まー、それは置いといて」
御門「冷静になりましたね」
龍麻「この、『高校生アイドル。舞園さやか』ってウチにもおらんか?」
御門「偶然でしょう」
龍麻「いやいやいや、ゲームキャラで同姓同名同設定はありえんやろ」
御門「私もそう思いググッてみましたが、関連記事はありませんでした」
龍麻「大人の事情?」
御門「さあ?」

御門「そう言えば、ググ途中で某巨大掲示板魔人板にぶち当たったんですけど」
龍麻「おう」
御門「軽く荒れてました」
龍麻「荒れてんの!?」
御門「でも今もちゃんと動いてましたよ」
龍麻「それは嬉しいな」
御門「『もうファンサイトも二次作のしかなくて、それも動いてる所ないけど』とは書かれてましたが」
龍麻「動いてるよ!開店休業に近いけどここはまだ動いているよ!」
最凶の骨屋は魔人を主体に活動中です

龍麻「話戻して。モノクマがあれなんやしアイドルは『星野スミレ』でいいんじゃないかと。むしろ『星野スミレ』で!」
御門「主人公は?」
龍麻「須羽ミツ夫」
御門「眼鏡のノビではないのですね」
龍麻「イメージが・・・」
御門「声は蔵馬らしいですよ」
龍麻「なんと!剣心か!」
御門「お互い例えが古いですよね」
龍麻「オタクって少数意見の方が好きやん」
主人公の声は緒方恵美

壬生「盛り上がってますね。面白いゲームなんですか?」
龍麻&御門「学園長の声が大山のぶ代!」
壬生「・・・・それ以外は」
龍麻「後は発売されてからでいい!」
御門「大切なのは、大山のぶ代です!」
壬生「・・・・・・はい」

御門「で、貴方買うんですか?」
龍麻「何を?」
御門「このゲームですよ」
龍麻「・・・・・・・・・・・・・・・・」
御門「・・・・・・・・・」
龍麻「積みゲーと詰みゲーがたまってるから・・・・」
御門「・・・・そうですね」
龍麻「だって、PS3で「ICO」と「ワンダ」もリメイクされんだよ!」
御門「どうせ積むから買うんじゃありません。大人しく「トリコ」を待ちなさい」
龍麻「やだー!世界の亀山モデルでICO見たいー!!」
御門「我が侭言うんじゃありません!」
バシン

積みゲー=積んであってやってないゲーム
詰みゲー=途中で詰んでやらなくなったゲーム

「ICO」と「ワンダ」のPS3移植・・・何て素敵

龍麻「公式の性格判断。白でベスト4だったー」
御門「良かったですね。ツイッター登録出来ますよ」
龍麻「・・・・・・林檎の9やし無理」
御門「・・・・・・ですね」

本名だと欄外でした

PSPstoreにて『ダンガンロンパ』の体験版をプレイしてからお読み下さい

龍麻「体験版したー」
御門「しました」
壬生「どうでした?」
龍麻「これはあくまで僕の意見で、他の人の意見を否定したりしてる訳じゃないから!」
御門「あくまで体験版をした個人意見と思って受けとめなさい!」
壬生(何かを防御してる・・・・)

龍麻「体験版は学園パートと裁判パートにわかれてた」
御門「体験版なので行けない場所は結構ありましたね」
龍麻「調べれる場所も少なかったけど、製品版は増えるんかな」
御門「難しい所ですね」
龍麻「キャラは立て看板みたいに薄い立ち絵があって、カーソル合わせて撃つ→会話って流れ」
御門「悪くはないのですが、いつ撃てるのかの照準がつかみにくいです」
龍麻「そうそう、結構遠くから見えるから撃てると思って撃ったら当たってないんよ」
御門「地味にイラっとしますよね」
龍麻「遠くから当てて、そこまで高速移動でも良かったと思う。ドアとかとくに」

推理パート
龍麻「調べれる場所が少ない」
御門「体験版のeasyだからかはわかりませんけどね」
龍麻「弾が手に入ると嬉しい」
御門「わかります」
龍麻「それだけに、何でこれは弾にならんの?な事もあった」
御門「例えば?」
龍麻「死体の腹に刺さった包丁とか、コロコロに付いてた油とか」
御門「ですね」

裁判パート
龍麻「皆が好き勝手喋る中から矛盾を撃ち抜くのは楽しい」
御門「ええ」
龍麻「でも、撃ち抜ける文字は決ってんやから照準は付けといて欲しい」
壬生「龍麻よく外してたよね」
龍麻「アナログスティックで照準合わせて、Lで弾こめて、△で撃つとか無理!文字が消えるの早いわ」
御門「そうでもないですよ」
壬生「そうでもなかったよ」
龍麻「二人が冷たい」

龍麻「しかし、もっとガンガン撃ちまくるのかと思ってたらそーでもなかったな」
御門「撃ちまくる程弾も無いですしね」
龍麻「弾と言えば、引っ掛かるのが一つ」
御門「なんです?」
龍麻「最初に撃ち抜く『凶器はナイフ』→『凶器は包丁』への流れやねんけど。撃ち抜く弾が『数が足りない調理場の包丁』ておかしくない?」
御門「死体に刺さってたのを見てたのに、ですか」
龍麻「そう。あれ流れ的には、
   死体を調べる→『凶器は包丁』弾入手
   調理場調べる→『包丁は学園の備品』弾入手
   『凶器はナイフ』→『凶器は包丁』で破壊
   『包丁はどこから?』→『数が足りない調理場の包丁』で破壊
   ってのが正しいと思うんじゃが」
御門「同感です」

龍麻「後、マシンガントーク。○でターゲットロックして、下のカーソルが円にかかったら、△で撃つ、ってややこしい!ガンシューみたいにセリフが飛んでくるのを撃ち落とすとかでええやん」
御門「私は普通に出来たんで」
龍麻「僕は無理やの!」

御門「まとめますと、全体的に「おしい」感じですね」
龍麻「もっと撃ち抜く爽快感を前に出したらええと思う」
御門「テンポ重視が良いですよね」
龍麻「弾に『信じて!』とか『疑え!』とか相手の感情に訴えかけるのがあってもいいかも」
御門「それジョジョのエコーズじゃないですか」
龍麻「エコーズは好きだ。変身するし!」
壬生(あれは昆虫だから、変態じゃないかな・・・)

壬生「・・・じゃあ、今回は見送るんだね」
龍麻「ゲームは製品版で化ける時があるしな」
御門「そうなんですよ」
龍麻「そしてなにより『大山のぶ代』やし」
御門「そこなんですよ」
龍麻「うーん」
御門「うーむ」

壬生(・・・・凄いな、のぶ代は)

効果は抜群だ!



第百十八回


「携帯電話壊れた・・・・」
「どないして?」
「・・・ターゲットの血溜りに池ぽちゃしちゃって」
「怖ッ!」
「Do■Moに持って行ったら替えてくれるかな」
「赤ッ!気持悪い!持ったらベタベタする!やめたれ!DoCo■のお姉ちゃんが可哀想やろ!」
「じゃあ、買い直すよ」
「正しい選択だ」

「買って来たよ」
「早ッ!薄ッ!」
「電話帳とか移さないと・・・」
「旧のからデータ移行できんのは面倒とか聞いたが」
「そんなに。電話帳も八件しかないし」
「・・・・八件」
「拳武館と館長直通と病院と蓬莱寺くんと如月さんと村雨さんと御門さんと紫暮さん」
「八って末広がりでいいよね」
「・・・・・・・・・・おう」
「龍麻。今、聞くんじゃなかったって思ってるでしょ」
「思ってませんがな」
「仲間が出来る前は三件でした」
「・・・・・・・・・・・」
「龍麻」
「思ってへんて!」
「龍麻も携帯持てばいいのに。そうしたら電話帳も九件に」
「必要ない。それに電話なら持っとる」
鞄からずるりと黒電話
「いつも思うけど、その電話の電話線はどこからどこに繋がってるの?」
「秘密」
電話線は鞄の中から延びてます
「着信履歴は「黒電話」だし」
「かっこよかろう」

龍麻愛用ダイヤル式黒電話
どこにでも繋がる

「せっかくだからアドレスも変えようかな」
「今のは?」
「学校との連絡用だからつまらないんだよ」
「どんなん」
「kureha_mibu@〜」
「地味だな」
「だろう」
「えーっと、tatuma_daisuki」
「まて!」
「tatuma_loveとlove_tatumaはすでに使われてて・・・・」
「使われてんのか!」
「がっかりだよ」
「そんなん聞かされた僕ががっかりだ!」
「送信と・・・」
「するな!」
「あれ?」
「なにかね」
「館長からこのアドレス駄目だって」
「だろうな」
「自分はgenma_love@なのに」
「なんですと!」
「言いたくはないけど、館長の弦麻さんマニアにはドン引くよ」
「今すでにドン引きなんだが」
「毎月朝礼には弦麻さんへの愛の讃歌が・・・」
「ちょっとストップ」
「館長の部屋には壁紙が見えないくらい弦麻さんの写真が・・・・むしろ写真が壁紙?」
「ストップ!!」
「拳武の生徒は、一年の時には、弦麻って誰?だったのが、三年になると、ああ、弦麻?知ってる知ってる!になるんだよね・・・・」
「聞きたくなかった!」
「全校生徒。君のお父さんの全プロフィール暗唱出来るよ」
「ごめんなさい!」

「と言う事をふまえて、tatuma_daisukiを受理してもらおう」
「受理してもらうな!!!!」

後日、無事受理されました
ちなみに、tatuma_loveとlove_tatumaを使っているのは美里と比良坂


第百十九回

正月が近づくと百人一首とか出してくるよね、という話

龍麻「奥山の紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき」
壬生「百人一首だね。好きな歌なの?」
龍麻「いや、とくには」
壬生「じゃあ、なんで・・・」
龍麻「出席番号で割り振られて覚えさせられたのって、好き嫌いに関係なく覚えてるよな・・・・・」
壬生「ああ・・・」

御門「私も覚えてますよ」
龍麻「御門もか」
御門「・・・・・山鳥の尾の・・・・ながながし夜を一人かも眠む」
龍麻「・・・・の部分は」
御門「もちろん、覚えてません」
龍麻「それは覚えてるとは言わん!」
御門「尾っぽが関係あった気がします」
龍麻「いやだから」
壬生「山鳥の尾のような長い夜を一人で寝るのは寂しい的な歌でしたよ。確か」
御門「そうでしたか」
龍麻「そこから覚えてないか」

如月「僕も覚えてるぞ」
龍麻「みんな結構覚えてるな」
如月「朝ぼらけ・・・ありあけの月と・・・・・・・降れる白雪?」
龍麻「ほぼ覚えてないがな!」
如月「忘れる前は覚えてたんだ!」
龍麻「だからそれは覚えてない!」

御門「貴方は何かないのですか?」
壬生「教科書で見た時に、ああ・・・その気持ちわかります。と思った歌が」

壬生「君がためをしからざり命さへながくもがなと思ひけるかな」

龍麻「こっち見て歌うんじゃありません」
御門「どんな意味です?」
如月「確か・・・・」
龍麻「言わなくてよろしい!」
御門「貴方、顔が真っ赤ですよ」
龍麻「あああああーーーもう」

壬生が好きそうな歌だなと思います


第百弐拾回

「御門よ。脱衣麻雀より着衣麻雀の方が萌えないかね?」
「何を言ってるんですか、貴方は」
「脱ぐより着る方が絶対セクシーだもの!見ろ僕の壬生着衣コレクション!」
「着衣コレクション・・・・」
DVDをガッチャン
・・・・・・
・・・・
「これは単なる朝の着替え風景じゃないですか?」
「違うもん。最終的にはタキシードになるんだもん。他にも執事服とか、着物とか色々取りそろえております」
「・・・・・貴方も大概マニアックですね」
「ほっほう。壬生に関してだけな」
「巻き戻したら脱衣ですね」
「それは邪道」

「壬生。嫌な事は断るように」
「別に服を着てるだけなんでいいんですけど・・・」
「けど?」
「脇でカメラ構えて楽しそうな龍麻を見れないのが辛くて」
「見たら駄目なのか」
「カメラ目線になると怒られるんです」
「マニアックだな」
「そうですね・・・」

「最新作は、眼鏡に白衣という黄金コンビネーション!」
「壬生が着てる分には何とも・・・」
「ちゃんと見ろよ!」

龍麻秘蔵品「壬生着衣コレクション」
30巻くらいある

龍麻「ただいま」
壬生「おかえり、何処に行ってたの?」
龍麻「んー最近戦闘がのーてなまってるから体動かしに」
壬生「紫暮さんの道場?」
龍麻「いんやポールダンスを習いに」
壬生「ポールダンス!何で?!」
龍麻「だいぶ上手くなったから見せてやろう」
壬生「え?あ、うん」
龍麻「じゃあ、着替えて来るから部屋にポールを立てといて」
壬生「え?ええ!」

本当のポールダンスの教室は男性厳禁です

「お祖父様にロボット掃除機を貰った」
「良かったね」
「オープン!」
ウィィン、ガッチャン、ガッチャン
「・・・・」
「・・・・」
「ルンバってあんなんだったか?」
「僕にはブリキのロボットがホウキとチリトリを持ってるようにしか見えないよ」
「やっぱり、説明書は読まないとだな」
「そうだね、最初から読んでね」

「えーっと、『緋勇製作所 お掃除ロボット ルン太』取り扱い説明書・・・」

「「ルン太!?」」

物自体が違った




(111〜115)  (121〜125)