九龍「神鳳くーん」
神鳳「はい」
九龍「神鳳くんは学年一の秀才さんなんよね」
神鳳「そうですが？」
九龍「じゃあ、何で歴史と地学が−５なん？」
神鳳「・・・・・・・・」

ゴスッ！

九龍「甲ちゃーん。神鳳くんにグーで殴られたー。しかも思い切り」
皆守「・・・・またいらん事言っただろう」
夷澤「・・・・・と言うか、あの神鳳センパイに手あげさすのも凄いですね・・・」
九龍「気になったから聞いただけなのにー」
皆守＆夷澤「・・・・・（何を聞いたんだ）」

８話で学年一の秀才と聞いたが、パラメータにはマイナス表示があるんすよね
もっと成績表良いと思ってたよ

「亀急便でーす」

�Tアイテムヲ入手シマシタ�U

九龍「わー、懐かしー。さっそく今日の探索で着ていこー」

皆守「・・・・・・九ちゃん」
九龍「さー今日も張り切って行くがや」
皆守「ストーップ！その格好は何だ！！」
皆守、目の前にいる猫の着ぐるみに怒鳴る。
九龍「え？僕の�Tにゃんこ先生�Uが何か？」
皆守「・・・それはその着ぐるみの名前か・・・」
九龍「そう、カワイイだろーにゃんこ先生。僕の忍び道具のひとつだぜい」
皆守「・・・・忍び道具？」
九龍「そう、ホラ忍びって正体ばれたら駄目やん？でもこのにゃんこ先生を着てたら見られてもばれへんやん」
皆守「・・・・・九ちゃん」
九龍「ん？」
皆守「・・・確かに着ぐるみ着てたら顔は解らない・・・・だけどな・・・ソレ着てる時点でモロ目立ちだと言う事に気づけ！！！！！！」
九龍「・・・・・！！ギニャー！！！！」←気付いた
九龍「だからこの事を言った時、あの厳格なお父さんが滅多に見せない優しい目で僕を見たのか！！」
取手「・・・はっちゃんのお父さんは大変な苦労をして君を育てたんだね・・・・」
九龍「かまちー、しみじみ言わないでーーー！！！！」

※すべてのパラメータＳＳで入手※
【アクセサリー�Tにゃんこ先生�U】
ちょっと目のいった猫の着ぐるみ
装備すると周りの目が優しくなる
バディの好感度が±２０（人により変化）
手には肉球が付いている

「誰が為に・・・・」

皆守「なあ、葉佩（この時点ではこの呼び方）お前は何の為にトレジャーハンターやってるんだ？」
九龍「・・・・・究極の」
皆守「ん？」
九龍「究極の傷直しを手に入れる為」
皆守「・・・・・は？」
九龍「幼きあの日・・・思い切りぶち壊してしまった我が家のご神体を直す秘宝がこの世のどこかにはあるはず！！究極の傷隠しor傷直しがこの世のどこかにはあるはず！つーか無いと困る！！！それを見つける為に日々飛び回っております！！
以上、僕がトレジャーハンターになったきっかけです」
皆守「・・・・速効で家に帰って謝れ」
九龍「そんな事したらお父さんに殺られます！！！」
皆守「・・・・奢ってやるからアロンアルファー買って帰れ」
九龍「そんな物では追いつきません！！！」
（「世界の国からこんにちわ」の冒頭に入れました）

「誰が為に・・・・」（続き）
皆守「しかし、ご神体って事は結構する物なのか？」
九龍「値段より本家の当主から直々に預かった物だから・・・」
皆守「しかしいつまでも隠してはおけないだろう」
九龍「・・・・・去年ばれた。蓄魂祭で使ったらしいから・・・・」
皆守「・・・・って事は」
九龍「・・・・・・・・・現在逃げてる真っ最中」
九龍「お父さんに見つかったら確実に殺される。その前に傷直しを！！！！」
皆守「・・・・・短い付き合いだったな。じゃーな」
九龍「いやー！置いて行かないでーーー！！！」

本家の当主＝龍麻の祖父

ＪＡＤＥ＝あばずれ（女）
プログレッシブ英和中辞典�

龍麻「いや！如月くんたら不潔！！！」
如月「普通は翡翠だろう！！！！」

辞典の名前が格好いい
プログレッシブ！！

リカ「え〜っと・・・」
九龍「どしたん？リカちゃんそんな悩んで」
リカ「あ、九サマ。実は〜もうすぐリカのお父様のお誕生日なんですの、それで何をお送りするか悩んでましたの〜」
九龍「親孝行だーねー」
リカ「九サマはお父様にプレゼントとかなさいます？」
九龍「んー、昔お父さんに何が欲しい？って聞いたら、
『何も要らん。お前が何もせずじっと大人しく居てくれるのが私には一番のプレゼントだ』
って真剣な顔で言われた事がある。それ以来物は送っとらんなも」
リカ「プレゼントは欲しい物を贈るのが一番ですものね」

神鳳「阿門様のお誕生日もソレをあげて下さいね」
皆守「あー俺の誕生日もな」

九龍「どーゆー意味ですか、そこのお二人さん」

「選んで下さい。
Ａ・右手に荒魂剣、左手にMP5R.A.S、ポケットには混合爆弾持ったA.Tスーツ着たトレジャーハンター
Ｂ・右手にハリセン、左手に輪ゴム、ポケットには黒板消し持った虎の着ぐるみのトレジャーハンター
貴方ならどちらに倒されたいデスカ？？」
デスカ？と小首を傾げ九龍が問いかけます。
「絶対Ａ！」
「そうねーＡかしら」
「Ｂも見てはみたいですがＡ」
「だから、僕がお部屋で混合爆弾作るのも仕方がないのです」
言って九龍がピラピラと両手を振りました。
「と、言ってますが。どうしますか？阿門様」
神鳳がくすくす笑いながら、眉間に皺寄せた阿門に問いました。
「・・・・却下だ。吹き飛ばした自室の弁償はして貰う」
「わーん！阿門くんのケチーーーー！！！！！」
熱弁虚しく敗訴になった葉佩九龍。
泣きながら生徒会室を後にします。
その手には神鳳自筆の請求書がしっかり握らされておりました。

教訓・爆弾を作る時には場所考えて

「そう言えば阿門くんはどうやって墓守体質の子見つけたん？？」
「ああ、それは・・・・

【急募！墓守募集！！】
過去にトラウマの有る方、人に言えない悩みを持ってる方
そんな自力で心の傷を治せない貴方！！
記憶と引き替えに《力》を手に入れてみませんか？
生徒会ではそんな人材を募集しています

仕事内容・遺跡の墓守
勤務時間・放課後から明け方まで

詳しくは生徒会長・阿門帝等まで

・・・・と言う募集に集まった者をだな・・・」
「・・・・この学校ってバカばっかりデスカ？」

あなた方が望むのならその暗い足元を照らしてあげましょう
でもね、
そこから踏み出すも立ち止まるも、決めるのは貴方自身ですよ？

「そう考えると僕って懐中電灯？？」
「九ちゃんブツブツ言ってないで食え。冷めるぞ」

龍麻が太陽ならこの子は小さい懐中電灯

１１話にて
男子生徒Ｂ「噂じゃ、生徒会役員をのしたとか言われてるけどよ。所詮噂だろ？そんな強いのかよコイツ」
男子生徒Ａ「そうだよな。おい《転校生》。痛い目に合いたくなかったら金目の物出せよ」
九龍「・・・・・・」←アサルトベストをゴソゴソ

渡す�ﾓ混合爆弾

『え？』
ドォォォォォォォォォォォォン

「お金が無いのは首が無いのと同じ事。そんな簡単に奪い取れる物ではないですよん」
笑う九龍と黒こげの死体。そして、横で小刻みに震える夷澤と響の姿がありました。

教訓・火の無い所に煙は立たぬ。まず噂が立った時点で何かあると思いましょう

九龍「神鳳くんて視力0.3しか無いんやねー」
神鳳「そうですね。開眼すると1.2くらいありますが」
九龍「・・・・・・・・・開眼ですか」
神鳳「ええ」
九龍「・・・・・では、現在の状態は・・・・」
神鳳「知りたいですか？（キラン）」
九龍「いいいいいえ！結構です！（開眼したー！開眼したー！）」
神鳳「そんな遠慮なさらずに」
九龍「いやぁぁぁぁー！助けてぇぇぇぇーーー」
ずるずるずるずる・・・・・・・←どっか連れて行かれた

神鳳の視力は0.3
普段はコンタクトなんだろうか・・・・（あの目で）
と言うか目開いてないよ彼
そして神鳳は九龍が唯一素で勝てない人物です

九龍「そう言えば。プリクラプリクラ・・・・って何の略じゃい？」
皆守「プリンセスクララ」
九龍「・・・・・誰？」
皆守「豪血寺２のキャラだ」
九龍「ほうほう」
皆守「プリクラの正式名はプリンセスクララ大作戦。ゲーム中の暗号をプリクラ台に打ち込むと隠しフレームが貰えたと言う。アトラスの何か良く解らないゲームから取ったんだ」
九龍「へー甲ちゃん物知り〜」
皆守「常識だな」

　
九龍「・・・・・で、ホンマの名前は？」
皆守「・・・・・・プリント倶楽部」

皆守は格ゲー得意だと嬉しい
プリンセスクララ大作戦
検索したら出たよ
豪傑寺のＯＰムービー好きでしたなー（持ってないけど）

瑞麗「しかし、君があの悪名高い「葉佩」の末弟とはね」
九龍「・・・・ふにー・・・悪名高いですかー」
瑞麗「ふふふ、“金の為なら主君も殺す”だったかな」
九龍「“理想より現実を”ですよ」
瑞麗「現実＝金か。世知辛い事だ」
九龍「過去にすがりついて生きて行くよりは時代に合わせて臨機応変。現実主義な正しい忍びの姿だと思いますが？」
瑞麗「確かに、今のご時世にあれだけの忍びが生き残ってるのは君の流派だけだな」
九龍「９割は兼業忍者です」
瑞麗「君もそうだな」
九龍「僕は人数に入ってません・・・なさけない事に」
瑞麗「そう悲観する事は無い。君は君で自分の天職を見つけたんだ。さぞかし父親も鼻が高いだろう」
九龍「・・・・だと嬉しいですが・・・・」
瑞麗「自信を持ちたまえ。・・・そうそう、今は緋勇に仕えているんだったか？」
九龍「ええ、九年契約で。そろそろ更新時期ですので・・・・また一悶着あると思います・・・・」
瑞麗「黄龍の器の恩恵で栄えた�T緋勇一族�Uと最強最悪の忍び集団�T葉佩�U
　　　一悶着あるのは構わないが・・・・ウチ（M＋M機関）にとばっちりが来るのは困るな・・・」
九龍「コッチ（ロゼッタ協会）もですよー。今年は僕の問題もあるし・・・・確実に荒れると思いまふ・・・・」
瑞麗「・・・・・・・・・」
九龍「・・・・・あと、黄龍である龍麻兄ちゃんがおつき合いしているそうで・・・・そちらのエージェントの方と」

『・・・・・はぁ』

過去に、緋勇VS葉佩で周辺機関に多大な迷惑をかけたと思って下さい
（両家とも、秋月＆御門家・M＋M機関・ロゼッタ協会・レリックドーンなど各機関と繋がりがあります）

中姉がサンデーの「クロザクロ」を読みながら

中姉「この子顔は葵だけど性格はミヤね」
下姉「って事はー葵ちゃんとーミヤちゃんが結婚したらこんな子が産まれるのー？」
御柳「・・・・結婚しませんから」
中姉「御柳葵・・・・司馬芭唐・・・・シバ　バカラ・・・・シバカラ！」
御柳「なんすかそのコレで決定！みたいなリアクションは！」
司馬「・・・・・・・・」←物凄く嫌そうに御柳を見てる
御柳「あのね！シバちゃん。俺も被害者よ！」

続く

司馬父「何、ミヤくんはウチの葵と結婚するのかね？」
イキナリ現れた司馬父
御柳「・・・・しません」
司馬父「それじゃ、おじさんがウェディングドレスを用意してあげよう」
（（（聞け！この軍人）））
司馬父「血で染まってるけど良いよね？」
（（（・・・・なんで？）））
司馬父「タキシードもあるよ。血染めだけど」
（（（だから！！！なんで？）））

司馬父「葵はどっち着る？」
司馬「・・・・」←タキシード
中姉「じゃあ、ミヤはドレスか・・・・」
下姉「私のウィッグ貸したげるー」
御柳「・・・・いつの間にそんなノリに・・・・」

次の日へ続く

次の日【華武高校野球部】

『�･結婚しました�｡これから二人で温かい家庭を築いていきます
　司馬　葵・芭唐（旧姓　御柳）』

朱牡丹「・・・・ミヤ。このハガキ何気？(!_+)」
御柳「けっこう俺美人に写ってません？」
朱牡丹「そんな問題じゃない気！お前の血染めドレス姿なんてキモイ気(◎〜◎)」
久芒「男同士の結婚ハガキなんて初めてング」
御柳「いやー、何か昨日はそんなノリで。シバちゃんも新しいプリンター使ってノリノリだったし。
　　　あ、屑桐さんも貰って下さいねー俺の晴れ姿」
屑桐「・・・・・・・・」

師仙「何かマジでお前結婚したみたいだぞ」
御柳「やだなー冗談に決まってっしょ？」

屑桐「・・・・・・・・」

その頃十二支高校は

【十二支高校野球部】
（司馬が普通にハガキを配りました）

犬飼「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
バタ　←倒れた
辰羅川「犬飼くんしっかりして下さい！冗談ですよ！冗談！」

猿野「・・・・犬ってマジでこの手の冗談わかんねーんだな」
鹿目「ある意味貴重なのだ」

兎丸「わー！司馬くんの血染めタキシード格好いいねー。今度は僕と一緒に撮ろうねー」
子津「司馬くん、ハガキ作るの上手っすね。本物みたいっすよ。今度作り方教えて下さいっす」
司馬「（にこにこにこ）」←自分の作ったハガキが誉められて嬉しい

羊谷「・・・・・おい、練習しろガキ共」←正論な突っ込み

そして後日談・・・・

数日後

中姉「・・・・・ねーミヤ。屑桐って知り合い？」
御柳「あーウチのキャプテンっすけど？」
中姉「・・・・凄い物届いてるわよ」
御柳「・・・・・・は？」

“結婚祝”　屑桐 無涯

御柳「・・・・・・・・・・・」
中姉「末永くお幸せにって」
下姉「お返しはー半分返しだっけー？」
司馬「・・・・・」←よく解ってない
司馬父「真面目な人だねー」

御柳「・・・・・・どうしたらいいっすか？」
中姉「グランドで土下座でもしたら？」
下姉「それかいっそ結婚しちゃうとかー」

御柳「・・・それだけはマジで勘弁して下さい」

中姉「ねーミヤ」
御柳「あー何すか？姉さん」
中姉「葵が手にしている物をお前は何と呼んでいるかね」
司馬、向こうでPSPプレイ中
御柳「ピーエスピー」
中姉「正式名は？」
御柳「えっと・・・・プレイステーション・・・ポータブル？」
中姉「正解。それでは今私達がしている物を何と呼んでいるかね」
御柳「プレステ２」
中姉「正式名」
御柳「プレイステーション２」

『・・・・・・・・・』

中姉「そう考えると、アレは“プレステポー”が正しくない？」
司馬「・・・・！！」←確かに！
御柳「いやいや！！！」

兄に言ったら全力で否定された
でも普通に考えてプレステポーだよ

九龍「神鳳くんと白岐ちゃんて同じ青森出身らしいんよ」
皆守「ああ」
九龍「そんでーこの間、二人の喋ってんの聞いてたんやけど・・・・
　　　その言葉が理解出来ない！青森の言葉て難しい！難しいですよ」
皆守「ああ」
九龍「流石は日本。方言大国だよなーって、甲ちゃん。
　　　足で机押すからえらいはすかいになってるやん。あとその辺のゴミはちゃんとほっといて」
皆守「・・・・ああ」
九龍「んじゃ、今日も探索行ってきやーす」

皆守「・・・・俺は九ちゃんの言葉がわからん」

はすかい→斜め
ほっとく→捨てる
何で九龍キャラは方言喋らないんだろう・・・・・

取手「譜面を書く羽根ペンを折ってしまって。何か羽根を持っていたら譲ってくれないかな？」
九龍「おう。トレジャーハンターにお任せだ！」

『コウモリの羽根』

取手「・・・・・・・・」
九龍「はい！」←悪意無し
取手「・・・・・・・・」
九龍「いい曲書いてくれい」←にこやか
取手「・・・・ありがとう」

皆守「・・・・取手、断る事は悪い事じゃないぞ」

九龍「夕薙くん！泣かせてー！何も言わずに泣かせてくれい！！」
夕薙「どうしたんだ。九龍」

九龍「甲ちゃんが！甲ちゃんが！」
夕薙「甲太郎がどうかしたのか？」

九龍「お腹空いたからって、小腹空いたからって・・・・・・
　　　チョコ食うみたいに。カレールー囓ってたー！！！！！！
　　　百年の恋も冷めるっちゅーねん！！！」

皆守「人が何食べてようと勝手だろ！」

夕薙「・・・・・甲太郎。九龍に謝ってやれ。俺も嫌だ」

皆守の食べる物はすべてカレーがいいです