失敗しない
生イカナゴの釘煮の作り方


本場「明石浦漁協」直送の鮮度のよい「生イカナゴ」で、美味しい釘煮を作りましょう!
生いかなご 1KGを炊く場合の材料>
・醤油 150G   ・たまり醤油 50G   ・酒 50G   
・みりん 150G・ざらめ 250G〜350G   ・土しょうが 50G 
料理方法
  1. 生イカナゴをよく洗い、ザルにあげてしっかり水を切ります。土しょうがは、皮つきのまま千切りにしておきます。
  2. アルミフォイルで落とし蓋を作り、指で5か所程「穴」を開けておきます。
  3. お鍋に砂糖・醤油・たまり醤油・酒・みりんを入れ、しっかり煮立たせます。
  4. 煮立ったところに、イカナゴをパラパラと少しずつ入れ、最後まで続けて広く入れていきます。
     これが第1のポイントで、一気に入れるとイカナゴ同士がひっついてしまい、煮汁がまんべんなく廻らないのです。
     入れ終わった時に念のため、中心付近はまだ火が通っていませんので、指で煮汁の通る穴をあけてやってください。そして、しょうがをふりかけます。
  5. 先程用意しておいたアルミフォイルの蓋を入れますと、すぐに吹いてきますので、1分ほどアク取りをして、あとはそのまま強火で20分ほどほっておいて大丈夫です。
     ハシでかきまわさないでください。できあがって冷やし終わるまでこのままでいいのです。これが第2のポイントです。
  6. 煮汁が見えにくくなってきたら中火にして5分程ほ とんど見えなくなってきたら極弱火にして5分ほど炊けばできあがりです。
     最後に迷った時は、終わりにしましょう。そうすれば焦げません。
     この、Eからはお鍋から離れないで下さい。好きなテレビ番組がある時や友達が来ている時などは、炊くのはやめておきましょう。
  7. できあがったら、火からおろしてそのまま冷やします。
  8. 幾分か冷えましたら、ここで初めてお鍋をもって返して、好みで白ゴマをパラパラとふって出来上がりです。
この料理方法は、明石浦漁業協同組合の富永課長から直接教えていただいた料理法です。美味しくできると思いますので、一度試してみて下さい。

【鹿之瀬】  
 明石海峡の潮流が直接ぶつかる林崎漁港前一帯は、激しい侵食にさらされ、グランドキャニオンなみの落差百メートル以上の断崖になっていますが、播磨灘を西へ二十キロメートルほど行くと流れもゆるくなり、海峡部 から吹き上げられてきた砂がたまって、南北二キロメートル、東西十数キロメートルの海中大砂丘を形成しています。 これが鹿之瀬で、林崎漁港の前からはるか小豆島を見とおす線上に連なる浅瀬の一部を指します。
 昔、海面がもっと低かったころには、林村(現在の林崎)から小豆島まで続く浅瀬づたいに鹿が渡ったと伝えられ、名前の由来になったといいます。
 ここを中心に形成された鹿之瀬漁場は、海峡に近い岩礁やごろ石の露出した「かばち」と呼ばれる急峻な斜面から、石ころや砂れきの川原のような広場、砂紋の広がる緩やかな傾斜など地形変化に富み、イカナゴや 明石ダコをはじめとする魚介類の宝庫になっています。
上記の文章は、「本焼きアナゴの下村」さんのページにあるものの一部を、そのまま転載させていただきました。全部を読みたい方は、下記に飛んで下さい。(下村さん、感謝です。)   「明石本店にようこそ」
http://www.anago.co.jp/honten/honten.htm#shikanose 



湖南アルプスの麓から

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