今、海藻が人気です!


海藻の種類 商品名・栄養価など
わかめ
「生わかめ」と「塩蔵わかめ」「干しわかめ」があります。鳴門産や三陸産が有名です。塩蔵は、韓国産も多いです。
葉の部分は、「わかめ」という名前で流通していますが、茎の部分は「茎わかめ」「めかぶ」などと呼びます。
「塩蔵わかめ」の場合、塩の比率によって値段が違います。、50%くらい、塩が含まれているのもありますので注意が必要です。
安いのは、「韓国産」原料を使い、「塩の比率」を上げていると言って間違いないと思います。袋の裏を見て確認して下さい。
「わかめ」には「ヨード」が多く含まれています。
「ヨード」は甲状腺ホルモンとして使われたり、運動や体温維持のためのエネルギーに使われる物質です。
病気やないけど、なんか気力が出ないなというときは、「わかめ」を食べましょう。
1998年4月26日追記
  • 5月5日は「わかめの日」です。
  • 日本わかめ協会が、こどもの日にちなんで、健康な子供の成長を祈念すると共に新物わかめが店頭に出回るこの頃に、消費のいっそうの拡大を願って制定した物です。わかめを食べましょう。
ひじき
黒みが強く、ツヤのあるものが良いです。安い(1パック100円〜150円くらい)ですので、たくさん食べましょう。
鉄分やカルシウムが豊富で、発育ざかりの子供のカルシウム源にする牛乳の14倍のカルシウムを含んでいます。
モズクは
下に書いてますので
料理を一つ書いておきます。
「春雨とモズクのみぞれ酢和え」
材料、春雨 30g  モズク 100g  ミカン(缶詰) 適量
みぞれ酢の中味  ・大根 160g ・酢 大さじ2杯 ・薄口醤油 小さじ2杯 
砂糖 小さじ2杯 ・和風だしの素 少々
「作り方」
  1. 春雨は熱湯で茹で、柔らかくなれば水気を切り、食べやすい長さに切る。モズクは水にしばらく漬けて塩出しし、水気を切って春雨と同じくらいに切る。
  2. みぞれ酢を作る。大根はすりおろす。ボールに酢、砂糖、薄口醤油、和風だしの素を入れ、軽く水気を絞った大根おろしを加えて混ぜ合わせる。
  3. 2のボールに、春雨とモズクを入れて和え、器に盛ってミカンを飾る。

モズクを食べると「O−157」に勝てる!
今年(1997年)も、「O−157」での食中毒が発生しています。
これに対する対策は、「もずく」が有効です。
「もずく」が、「O−157」に有効だということが、島根大学での研究で確認されています。
この実験では(詳細は省略)、三杯酢では「菌が減少」、「もずく」製品では、37度で24時間後に「O−157」菌は死滅しました。
10度でも、24時間後には「O−157」菌は半減、5〜8日後には死滅したといいます。
「酢」は、一般的に「大腸菌に対して抗菌作用」があります。
この夏は、海藻に限らず、「たこ」「かに」「くらげ」「ちりめん」などを利用して、酢の物をたくさん食べましょう。
また、お刺身関係でも、「酢で処理したカツオ」などもあります。ポン酢で食べることもできます。
「酢」をうまく利用して、「O−157」に打ち勝ちましょう。

11月15日は「昆布の日」です。
(社)日本昆布協会が1982年に制定しました。趣旨は下記の通り。
  1. 子供が初めて大人と同じ食べものを口にする年頃から、栄養豊かな昆布を食べる習慣をつけていただくため、子供達の健やかな成長を祝う古くからの行事である「七五三」の日を「昆布の日」とした。
  2. 7月〜9月に収穫し、製品化された昆布が市場に出回るのが11月頃。消費者と共に自然のめぐみに感謝する日として制定。
なお、この日は「カマボコの日」にもなっています。

海藻はダイエットに効果的
海藻は、ノーカロリー食品です。いくら食べても太りません。
私は、数年前、夕食を海藻主体にし、その他野菜などを取って、1ヶ月で5kgくらいやせたことがあります。
また、このときは「コレステロール値」が、劇的に下がりました。
太っている人、コレステロールが気になる人は、頑張って海藻を食べて下さい。
(実は、それは、私だったりして−−−、海藻食をやめたら、また太ってしまった。)
おすすめリンク  カネリョウ海藻株式会社ホームページ(健康に役立つ海藻百科)

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