氷見魚市場紹介 


氷見港は、富山湾を巡る漁港のうちでも、一番有名で、新鮮なお魚が集まる漁港です。
今年の8月14日〜15日と、ここに行っていましたので紹介したいと思います。
下記の3サイトには、もっと詳しく「氷見港」のことが紹介されています。興味のある方は行ってみて下さい。

おすすめリンク
七尾商店(魚ノ都“氷見”物語) 氷見市のホームページ (有)橘伊八商店

すぐ近くの定置網に入った魚を運んで来ています。

船倉の魚を、大きな網ですくい、選別する台の上に乗せています。

時間は、朝の6時半頃です。
魚を選別しているところです。

選別をきちっとするかどうかでセリの値が違ってきますので、大事な仕事なのです。

この日は、小魚が多く、金になる魚が少なかったですね。
緊迫するセリ風景です。

この日は、全体に水揚げ量が少ないのに、盆前で、民宿での需要や他府県のスーパーからの買い付けなどがたくさん入ったため、超高値になりました。
ここでの、一番大きな定置網、「佐々波ブリ網組合」のトラックです。

ここは、クジラをあげたこともある定置網で、いつも、このトラックでたくさん運んできます。

この日は、残念ながら少なかったです。
「アコウ」です。生きています。

近場の定置網で漁獲された色物魚は、こういう形で生かされています。

時には、豆アジでも生きていることがあります。
天然の「平政」です。

今年は、「天然はまち」が少なく、「平政」に高値がつきました。
1尾1kgちょっとの「平政」ですが、高値で、1尾6000円くらいになりました。

まさに、狂乱相場といえます。

氷見では、「ブリ」系統の魚は強いです。
「カマス」の子供(10センチくらい)が、たくさんあがっていました。
これは、頭をちぎっててんぷらやフライにすると、美味しいのだそうです。

産地の人は、魚の食べ方を良く知ってるなとつくづく、思いました。
300g未満の、使い道のない「さば」が豊漁でした。

こうした「サバ」は冷凍して、「ハマチ」の餌として九州や四国に送られます。

こうした、少しサイズの小さな魚の食べ方をもっと研究し、資源の無駄をなくしていくべきでしょう。

お魚情報館
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