かっぱ 【 河童・水虎 】 (広辞林・三省堂より)(想像上の動物)水陸 両方にすみ、形は三、四歳のこどもぐらいで、くちばしがとがって、うろこがある。
頭は毛が少なく、「さら」 と称するくぼみがあって少量の水をいれる。その水があるうちは陸上でも力が強く、他の動物を水中に 引き込んで血を吸う。 俗に、小児が水でおぼれるのは、河童に引き込まれたためだという。 キュウリが好物とされる。かわっば。川太郎。河伯。
芥川龍之介の河童「水虎晩帰之図」(長崎市立博物館蔵 Copyright)
かっぱの【 一般的なプロフィール 】頭上に皿があり、皿の下から短い荒い髪が垂れ下がっている・・・オカッパ! 鼻はぺしゃんこで二つの穴があき、口はとがり三ツ口のようにしている。
体に毛はなく、皮膚はぬるぬるしていて青白い。両手は自由自在に伸び縮みする。両手両足の指は三本で、指の間には水かきがある。
背中の甲羅(こうら)をとると、人間に化けられるとも、伝えられている。「かっぱ巻き」の語源は、河童の好きなキュウリを巻いていることからきている。
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