HOME > CAR > ポルテ > カスタマイズ&DIY > その他/LED関係 > 自作スライドドアワンタッチオープナー



『ポルテの○』のサイトのBBSで「最近スライドドアのノブが固くなってきた」という書込みが増えてきて
 管理人も意識してドアノブの引き心地をみてみると確かに固い!
 今まで子供が車内に乗り込む時は管理人がドアノブを引いてやるかインパネのスイッチでスライドドア
 を開けていたのだが一度子供(3歳)にドアノブを引かせてみたが引っ張れない。
 そこで流行に乗って“スライドドアワンタッチオープナー”を付けてみることにした。
 市販されているキットは確か13000円くらいだったかなぁ。
 管理人にとって絶対必要な部品ではないもの(流行だしあったら便利かな?程度)にこの値段はちょっと手が出ない。

 そこで考えたのが市販風にドアノブを加工してスイッチを埋め込む方法。
 スイッチは何にしようか?と考えた瞬間に思いついたのがリヤゲートの解除ボタン。
 純正で使用しているので防水、耐久性に問題はないと判断。
 問題はボタンの大きさ。
 早速リヤゲートから取っ手(靴べらみたいな形)を取り外し取っ手からボタンを取り外す。

 そのボタンをドアノブに当ててみて埋め込める大きさかどうかを確認。

 なんとか入りそうな大きさであることを確認。
 (この時点ではドアノブを外していなかったがDIY時に外して裏側をみて冷汗。。)
 そこで早速ディラーへTELし部品の値段を聞くとどうやらボタンだけでは注文できないらしい。
 ボタン付き靴べら(取っ手)セットで2500円。ん〜、ボタンだけが欲しかったんやけど・・・
 ディーラーには在庫がないらしく取り寄せになるとのこと。
 それだったらトヨタ共販で注文して取り寄せた方が早いので近所の共販で注文。
 ついでにDIY中でも車に乗れるようにスペアのドアノブ(630円)も注文。
 部品調達費はたったこれだけ3130円。
 DIYする前にドアノブの裏のドアの鉄板の形状を把握するためドアノブを外して確認。
 結構大きな穴が開いておりボタンを固定する際ドアノブの裏側からはみだしてもOKであることを確認。

 ここまでがDIYするまでの準備。
 作業工程は下で載せているので装着後の感想。
 やはり便利。装着後の外からの開閉はボタンしか使わなくなった。


注文していたドアノブ、スイッチ付きリヤゲートの取っ手

取っ手からスイッチ部分を取り外す。
プラスねじ1本でステー付きスイッチが外れる。
スイッチをステーから外す。(ペンチでステーの間隔を
広げてやるとスイッチが抜ける)
ドアノブの裏側のリブをスイッチが入るまでカットする。
(ほぼ全部カット、ニッパー、ラジオペンチを使い豪快に
カット)
スイッチの位置を決めボタンのゴム製カバーに合わせ
ドアノブをリューターを使いカット(というより削って穴を
大きくしていく)。
ゴムカバーの耳もひと回りカットして小さくする。
ドアノブの穴にゴム製カバーをはめ、スイッチを入れて
接着剤を流し込んで乾燥、固定。と簡単にいきたいところ
だがなんと今回のDIYで意外にも一番気を遣うポイントがココ。

まず、接着剤を流し込んだ時にゴムカバーとドアノブの隙間
から表面に接着剤が出てこないように裏側からゴムカバー
の周囲を隙間なくドアノブに接着する
(管理人はホットボンドを使用)

そこにスイッチを入れて固定するわけだがスイッチの可動部分
(スイッチを押した時にごく僅かに動く部分)を接着剤で固めて
しまわないようボタンとゴムカバーを軽く押さえつけ可動部分
をゴムカバーで密閉状態にしたまま接着剤を少量流し込む。

ある程度乾燥後スイッチとドアノブの隙間にスイッチが埋まる
程度まで接着剤を流し込む。

乾燥するとスイッチ埋め込み型ドアノブの完成。

因みに接着剤は2液性エポキシ系を使用。
スライドドアの内張りを外す
まず、画像の三角形の部分を外す(手前に引っ張るだけ)
次にドアロックレバーの近くのプラスネジ1本を外す。
次にスライドドアを開けた状態でドアロックレバーをロックする。
次に内張り本体を外す(内張りリムーバーを使うより手で気合
一発エイッ、ヤー!で引っ張った方が簡単に取れた。
(周囲12箇所のボタンで固定、ボタンの破損なし、ラッキー!)
ボタンを全部外すと内張りを上方向に上げると外れる。
パワーウィンドゥのコネクターを外し、内張りを車内前方にずらし、
スライドドアを開けながら(当然手動)内張りを一度車内後方へ
ずらし、内張り前方側から車外に出す。
配線をする

1本はターゲットの線に割り込ませる
もう1本は適当な所にボディーアース

この2本だけ(延滞リレーなしの場合)
 
 詳細(延滞リレー入れた場合の配線UPしました)
ドアノブ(小さい方だけ)を外す。
プラスチックみたいなゴムみたいな穴隠しを外す(結構固い)
中に見えるトルクスネジ(T30)を緩める(ねじが下に落ちない
工夫がされているので安心)
外からドアノブを外す。

スイッチ付きドアノブに2本の線を繋げて逆の手順でドアノブを
取り付け内張りを付けパワーウィンドウの初期化をして完了。