さて、ぐっすり眠った爽やかな目覚め。何時かな？と思ったらまだ6時半。のんびり寝るつもりだったのに、いつも通りの時間に目が覚めてしまいました(-.-;)約束の起床時間は8時半。まだ二時間もあるのでゆったり朝風呂に入って、『サマバケ』初日のテキストをつくってると起床を促すY氏からのモーニングコール。しっかりモノが一人いてくれると助かります。外に朝食をとりに出ると、まだどこもclosed。せっかくなので少し歩いて、誰もいないアメ村の三角公園の風景を撮ってきました。初日に海を見ながらのんびりした時も感じましたが、予定や時間にしばられないってだけでも気持ちイイっすね(^^)
ホテルの近くにあるスタバで朝食をとって、いよいよ二日目の行程がスタート。まずは日本橋を目指します。戎橋や道頓堀で「いかにも」な大阪の画像を撮って、気分は完全に観光客。ちなみに右の画像は『戎橋のエヴィスジーンズ』と言うベタな画像です。大阪名物グリコの看板も、今年は阪神が奮わないためかタテジマは着てません。
そのままぶらぶらお上りさん気分で心斎橋筋を歩き、ナンバへ到着。今日のお昼の予定は洋食屋『しき浪』です。店に入ると6人もの料理人がテキパキと仕事をこなす様に圧倒されながらMSはハンバーグを注文。O氏はポークチャップ、Y氏は鮮魚フライを頼んでました。ここのハンバーグは煮込みハンバーグで、上にのってるふわふわ目玉焼きと見まごうばかりの肉の柔らかさ。口の中でほどけるように広がるハンバーグと、濃厚なデミグラスソースはパンチ力十分、でも脂のクドさは残らない一級品の旨さです。ふと顔を上げると、満足そうに料理を頬張るO氏とY氏の姿がありました。
料理を堪能した後は一路、日本橋のど真ん中にある『GUNDAM'S』を目指します。ここは今年オープンしたて、日本最大級のガンダム専門店です。今回サマバケに参加した3人は全員・大のガンダムファン。しかし誰も行ったことがないので、看板を探しながら歩きます。どこだろうとキョロキョロ歩いてると「か、艦長!!連邦の白いヤツです!!」電気店の看板が立ち並ぶ日本橋の空に、ひときわ輝く「白いモビルスーツ」の看板が!!!しかしなんちゅーデカさじゃ(^^;)
ショップの中に入るとさらに圧巻。「この品揃え…。圧倒的じゃないかね」と、Y氏の名言が炸裂します。さらに進むとMSの大好きなGFFが壁面
にズラリ。MGなどのガンプラを自分で組めないMSは買ったその日からカッコイイGFFが大好きっす。新しくスタートした『ジオノグラフィ』もカトキハジメ氏の手によってリファインされた高機動型ザクやプロトタイプ・ドムのカッコ良さにまいっちゃいました。O氏とY氏も「これはスゲー!!」「めちゃカッコエエやん!!」と賛辞を連発し、それぞれνガンダムとスーパーガンダムをお買い上げでした。他にもY氏はＶガンダムのCD三枚、O氏は設定資料集の『アナハイムジャーナル』を、MSは『ガンダムセンチネル』の小説を購入しました。
そこから今度は南船場に向かいます。南船場はエヴィスのショップが密集しており、山根氏曰く「エヴィスタウン」化しております。O氏とY氏は熱心なエヴィスファンでもあり、特にO氏はエヴィス原理主義者とも言うべき熱心さです。なんせコートやボタンダウン、ナイロンパーカにベルトなどメインアイテムは言うに及ばず、トランクスまでエヴィスと言う原理主義者っぷり。その彼にとっては南船場は言わば聖地でもあります。しかしO氏は同時にヘタレ主義者でもあります。真夏の街中を歩きながらず〜っと「暑い」「ダルい」「シンドイ」を連発。しょうがないのでエヴィスの超本店近くにあるカフェで休憩することにしました。O氏は昼にボリューム満点のポークチャップをたいらげたにも関わらず、ここでもチョコパにマンゴージュースと、甘さ満点のメニューをオーダーしてました。しかし顔に似合わんメニューやのぅ。ナニ!?「顔でメシを食うわけじゃない」だと？ハイハイ。
しかし今回はO氏の聖地であるエヴィスの『超本店』巡礼の前に、行くべきショップがあります。そこはMSの大好きな『フルカウント本店』です。でも買い物の主役は僕じゃありません。なんとO氏なんです!!私がフルカウントにちょこちょこ行く内に、O氏も「なかなかカッコエエなぁ」などと発言。ちょうど新しいジーンズを欲しがっていたこともあり、ここで彼をフルカウントの魅力に引き込んでしまおうと思ったワケです。もちろん、エヴィスも素晴らしいアイテムを造るブランドです。しかし他にもいいモノがあることを知るのもいいんじゃないかな〜と。なんたって穿き心地も高品質保証のフルカウントですから(^^)ショップに入ると、O氏はさっさと0105を試着。おっ、表情が変わりました。明らかに驚いています。ちょっとインタビューしてみましょう。ほぅ、穿き心地がエヴィスと違う。軽くて柔らか。夏場には最適？うぅ〜ん、以前O氏が穿いてたジーンズは17ozのデニムですからねぇ。おおっと、ここでO氏はジーンズを穿いたまま、パーンと大腿部を叩きました!!どうやら購入決定のようです。あぁ〜っと!!これだけではおさまらない。なんとO氏はベルトとＴシャツも見ています。どちらも購入決定!?すごい決定力、これにはミランのシェフチェンコも吃驚です。こうしてO氏はアッサリとエヴィス原理主義を捨てました（笑）
フルカウントでは何も買わなかったY氏ですが、理由があるんです。テキストの構成上、南船場のカフェから北堀江のフルカウントに行ったことになってますが、その前に『ドゥニーム大阪店』と『ハーヴェストレーベル北堀江店』に行ったんです。このハーヴェストでY氏は大暴走しました。なんと『ROADER』のディパック、『F-RUSH』のショルダー、『SUPER
HARCULES』のロングウォレットの三点をイッキ買い!!なんとハーヴェストでは8月のアタマから廃盤になるアイテムのファミリーセールをやってたんですね。だからY氏が購入したバッグ、三点をあわせてもプロパーのディパック一個分にもならないんです。でも同時に悲しいことでもあります。MSはハーヴェストレーベルの『FLYER'S』と『SUPER
HARCULES』が大好きです。どちらも生地からハーヴェスト・オリジナルの素晴らしいバッグです。でも『FLYER'S』の生地を使った『FLYER'S
small』が廃盤、『SUPER HARCULES』も一部廃盤になるそうです。でも新作登場!?のウワサもありますし、期待しましょう。その後、『A EVISYA TAILOR 総本店』、『少年エヴィス』とエヴィスタウンを満喫。『エヴィスドンナ』でY氏が妹のプレゼントのＴシャツを購入して、今日のショッピングは終了と相成りました。
一度ホテルへ戻って一休み。裾上げしてもらったO氏の0105をホテルのランドリーコーナーで早速、ファーストウォッシュ。フルカウントはデニムの縮率を把握している為、ウォッシュ前に裾上げをしてくれます。おかげでファーストウォッシュ＆乾燥機のお決まりコースの後にはハッキリクッキリ、裾のアタリが出ています。洗濯機任せのファーストウォッシュ後、そのまま乾燥機でバッチリ縮ませて無事に作業終了。Ｔシャツ・ベルト・ジーンズと全身フルカウントのO氏にはもはやエヴィス原理主義者の残像はカケラもありません。
夕食はこれまた老舗の洋食屋、『ニシモト』へ。ここのビーフカツは絶品です!!サックリと揚げられた衣は触感が良く、口にほうばるとまず衣のサックリ感、次いでレアに揚げられた牛肉から力強い肉汁が溢れます。サックリ＆ジュワーの見事なコンビネーションにMSは完全にノックアウト。このレアに揚げる、と言うテクはトンカツ（クリーンルーム育ちの無菌豚を除いて）ではありえません。トンカツの肉だけが牛に代わっただけ、なんて味気ない思いはさせませんね(^^)『しき浪』の濃厚さも魅力ですが、この『ニシモト』ではまた違った洋食の魅力を堪能できます。そうそう、ここは食事を終えて店を出る時、必ずマスターがお客を送り出してくれます。小バコならではの、真心の行き届いたサービスを感じます。この後は少し歩いてBAR『FRANK』でゆっくり一杯。と言っても飲めないMSはひたすらペリエですが(^^;)O氏とY氏は旨い酒に終始ご機嫌でした。明日はもう最終日、有馬温泉を目指します。
（04.08.21）
