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思い出の映画

(第10回)フライングハイ2
今回、紹介する映画は以前に紹介した「フライングハイ」の続編「フライングハイ2」です。
劇場公開されたのは1983年の2月頃だったと思います。
前作を紹介した時にも述べましたが、この映画、アメリカのTV・映画を徹底的にパロディ化したもので
前作を見た時はなかなかおもしろかったので、パート2も観ることにしたわけです。

あらすじですが、前作で、事故にあった飛行機を見事に救ったテッド、イレインのコンビが今度は
人類初の月面旅行に向かおうとして事故にあったスペースシャトルを救うという話です。
あらすじ紹介が今回はいい加減なんですが(^^;;、前作でも紹介したようにこの映画はパロディ映画
なんで、あらすじはあんまり意味がないんですよね。むしろ話の展開よりも映画の中で出てくる
パロディシーンを観て、ああこれはあの映画のパロディだな、とニヤニヤ笑いながら観る、そんな感じ
の映画です。

キャストは、前作と同様で主役のテッドをロバート・ヘイズ、テッドの元恋人イレインをジュリー・
ハガディが演じています。そしてこの映画でも前作同様、パロディ化した元のTVドラマや映画に出演
していた役者さんが多数出演していますので、紹介しておきます。
まずピーター・グレイブス(「スパイ大作戦」のジム・フェルプス役)が前作同様、スペースシャトルの
機長役で出演しています。他にもウィリアム・シャトナー(「スター・トレック 宇宙大作戦」のカーク船長
役)、レイモンド・バー(「弁護士ペリー・メイスン」のペリー・メイスン役)、チャド・イベレット(「外科医
ギャノン」のギャノン役)等多数の役者さんが出演しています。

当時観た時の感想ですが、期待通りのおもしろさだったです。前作もパロディのオンパレードだったの
ですが、今作はさらにパワーアップ!オープニングはスターウォーズのオープニングをそのままパクっ
ていますし、当時大ヒットした「E.T」の「Phone Home〜」ってのもしっかりパロディにしています。
ウィリアム・シャトナーが月面に不時着するスペース・シャトルに指示を出す時なんか、宇宙船エンター
プライズ号まで登場しちゃいます。
また空港の片隅には「ロッキー]]][」の映画の宣伝ポスターが貼られていて、ヨボヨボのロッキー
が写っています。
(映画のシリーズものを皮肉ってるわけです。この映画もパート2のくせに...。(^^;;)
こんな感じの映画なので、パロディ化されたTVや映画を観たことのある人だったら存分に楽しめる
映画ではないかと思います。

で、私が密かに嬉しかったのは、「スタートレック」のカーク船長役、ウィリアム・シャトナーが出演して
いたということです。実は私、「スタートレック」が大好きでして、映画化されたものはほとんどのものを
観ています。なのでこの「思い出の映画館」でも今後、スタートレック映画の紹介をアップしていきます
ので、スタートレックの好きな人は楽しみしていてください。

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