環境設定: 機能設定
ここでは、どのような操作でどの機能(あるいは、コマンド)を実行するのかを設定します。
この設定は、次の各設定画面のページ(シート)で行ないます。
これらの各設定画面のページ(シート)の上半部は、それぞれ個別になりますが、
下半部は、次の項目が共通に配置されています。
- 「機能分類」リスト
- 「機能一覧」リスト
- 「説明」表示欄
これらについて、以下で説明します。
●「機能分類」リスト
ここには、本エディタがあらかじめ搭載している機能とユーザーが登録した機能の
分類が表示されます。このうちのどれかを選ぶと、その分類に属する各機能名が、
「機能一覧」リストに表示されます。
本エディタがあらかじめ搭載している機能は、次のような分類になっています。
- ファイル操作
- プロジェクト管理
- カーソル移動
- 画面スクロール
- 挿入
- 削除
- テキスト範囲選択
- クリップボード操作
- 変換
- 復元
- 検索/置換
- ジャンプ
- 見出し操作
- マーク操作
- ウィンドウ操作
- 表示切り換え
- モード切り換え
- 折り畳み
- 環境設定
- プログラム操作
- 情報表示/印刷
ユーザーが登録した機能は、次のような分類になっています。
このうち、慣用語句入力には、さらに下位階層があり、そこには、
各慣用語句集のタイトル名が表示されます。ちなみに、この下位階層は、
初期環境では、次のようになります。
- 一般文書
- C/C++
- 制御コード
- HTMLタグ
- 記号
- 罫線
- メール
- 顔文字
- 特殊文字
この下位階層は、「機能分類」リスト内の選択項目が「慣用語句入力」に変わった時に
表示されます。また、「慣用語句入力」をダブルクリックすると、この下位階層の
表示/非表示が切り換わります。
●「機能一覧」リスト
ここには、「機能分類」リスト内で選択されている分類に属する機能の一覧が
表示されます。このリスト内の項目を、ダブルクリックすると、その機能が、
現設定画面の機能設定対象項目に設定されます。
●「説明」表示欄
ここには、「機能一覧」リスト内で選択されている機能の説明が表示されます。
■ユーザーが登録した機能の割り当て
各設定画面のページ(シート)では、本エディタがあらかじめ搭載している機能だけでなく、
次のようなユーザーが登録した機能も、割り当てることができます。
●ユーザーメニュー
「機能分類」リスト内の「ユーザーメニュー」を選ぶと、
「ユーザーメニュー」の設定画面で登録されている各ユーザーメニューの
登録名が、「機能一覧」リストに表示されます。初期環境では、参考のために、
ユーザーメニュー(1)
ユーザーメニュー(2)
が登録されています。これらは、任意に、キーやツールバーなどに機能割り当てする
ことができます。例えば、
「指令キーの機能設定」で、
Ctrl+7 のキーに、「ユーザーメニュー(1)」を割り当てておくと、そのキー操作で、
そのメニューが、現カーソル位置付近にポップアップ表示されます。
●連打指令キー
「機能分類」リスト内の「連打指令キー」を選ぶと、
「連打指令キー」の設定画面で登録されている各「連打指令キーセット」の
登録名が、「機能一覧」リストに表示されます。
初期環境では、参考のために、
連打指令キー(1)
連打指令キー(2)
が登録されています。これらは、任意に、指令キーやファンクションキーなどに
機能割り当てすることができます。
例えば、Ctrl+8 のキーに、「連打指令キー(1)」を割り当てておくと、
そのキー操作で、その連打指令キーセット内のキーを受け付ける状態になります。
●連打ファンクションキー
「機能分類」リスト内の「連打ファンクションキー」を選ぶと、
「連打ファンクションキー」の設定画面で登録されている
各「連打ファンクションキーセット」の各登録名が、「機能一覧」リストに表示されます。
初期環境では、参考のために、
連打ファンクションキー(1)
連打ファンクションキー(2)
が登録されています。これらは、任意に、指令キーやファンクションキーなどに
機能割り当てすることができます。
例えば、Ctrl+9 のキーに、「連打ファンクションキー(1)」を割り当てておくと、
そのキー操作で、その連打ファンクションキーセット内のキーを受け付ける
状態になります。
●慣用語句入力
「機能分類」リスト内の「慣用語句入力」を選ぶと、
登録されている各慣用語句集のタイトル名が、「機能一覧」リストに表示されます。
これらは、任意に、キー、メニュー、ツールバーなどに機能割り当てすることができます。
ちなみに、初期環境では、メニューバーの「編集」→「慣用語句入力」内の前半に
割り当てられています。このうち、例えば、
「慣用語句: 一般文書」を選ぶと、その慣用語句の一覧表が表示されます。
一方、「機能分類」リスト内の「慣用語句入力」の下位階層にある慣用語句集の
どれかを選ぶと、それに含まれている各慣用語句の項目名が、
「機能一覧」リストに表示されます。
これらは、任意に、キー、メニューなどに機能割り当てすることができます。
ちなみに、初期環境では、メニューバーの「編集」→「慣用語句入力」内の後半の
4項目に割り当てられています。このうち、例えば、
「各選択範囲の先頭に貼付け」を選ぶと、
その慣用語句入力の機能が実行されます。
●常用順行検索
「機能分類」リスト内の「常用順行検索」を選ぶと、
「検索文字列の入力リスト」に登録されている各検索内容を
示す名称が、「機能一覧」リストに表示されます。
これらは、任意に、キー、メニューなどに機能割り当てすることができます。
●常用逆行検索
「機能分類」リスト内の「常用逆行検索」を選ぶと、
「検索文字列の入力リスト」に登録されている各検索内容を
示す名称が、「機能一覧」リストに表示されます。この表示内容は、「常用順行検索」の
場合と同じです。
これらは、任意に、キー、メニューなどに機能割り当てすることができます。
●スクリプト実行
「機能分類」リスト内の「スクリプト実行」を選ぶと、
「スクリプトコマンドの入力リスト」に登録されている
各スクリプトの内容を示す名称が、「機能一覧」リストに表示されます。
これらは、任意に、キー、メニュー、ツールバーなどに機能割り当てすることができます。
●外部プログラム実行
「機能分類」リスト内の「外部プログラム実行」を選ぶと、
「外部コマンドの入力リスト」に登録されている
各外部プログラムの実行内容を示す名称が、「機能一覧」リストに表示されます。
これらは、任意に、キー、メニュー、ツールバーなどに機能割り当てすることができます。
ちなみに、初期環境では、メニューバーの「ツール」に各種割り当てられています。