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   第七七九号
             思い出に残る神戸マラソン!
2022年12月24日
AAC会員
大畠 ひろ氏

     3年ぶりの神戸マラソンは、長男の孫誕生・長女結婚式・次女入籍と、この秋に一気
     にやってきて、父の介護などもあり、忙しく練習不足で不安の中での大会でした。

     スタートはDブロックで、ゆるゆるの走り出しでした。すぐ仲間の声援が聞こえました。
     そして、また応援! 折り返しもまた応援、また応援と知ってる顔に出会う 度に力が
     入っていきました。

     そして30キロ過ぎに、何度も電車を乗り換え先回りしての応援に、思わず涙がグッ
     と込み上げてきて呼吸困難になりかけ、慌てて冷静に走ることに集中しようと思いま
     した。

     思い起こせばコロナ禍でまともにお店が営業できなくなった時、わざわざ遠いのに
     お弁当を買いに来てくださった方、近いからと何度も買って下さった方、車できてた
     くさん買って下さった方、コロナ禍でも仲間と飲みに来て下さった方々、苦しかった
     ときには、私の周りにはいつもAACの仲間がいてくださいました。

     たくさんの暖かい励ましや真夏の練習に付き合ってくださった方、忙しい中でもマラ
     ソンに理解をしてくれた家族がいたからこそ、こうやって神戸マラソンを楽しめてい
     るのだなぁ~とおもい、ゴールテープを切ったとき心の中が熱くなり、感謝の気持ち
     で溢れました。 本当にありがとうございました。

     初めて最後まで気持ち良く走れたフルマラソンでした。 そして、長生きして良かった
     です。ついに、先日還暦。 この度の神戸フルマラソンでの年代別 3位。 歴代年代別
      8位/285人中というオマケもついて思い出に残る嬉しく楽しい、そして感謝の大会
     となりました。
            2022年11月20日   完走ネットタイム 3:30:33
       


   
   第七七八号
        IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP 夫婦で完走!
2022年10月18日
AAC会員
三田 あゆみ氏

     2022年10月ハワイ島のコナで行われたIRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP(アイアン
     マン世界選手権大会)に夫婦で出場しました。

     世界各地で行われるアイアンマントライアスロン大会(スイム3.8㎞、バイク180km、ラン
     42km)に出場し、上位に入り権利(スロット)を取得した者のみがこの世界大会に参加
     できる、トライアスロンの世界最高峰の大会です。毎年10月世界のトップ選手が集結し、
     ハワイ島コナの街はものすごい盛り上がりとパワーでみなぎります。

     私と夫の博史は2019年のアイアンマン台湾の大会にてこのスロットを獲得しました。
     コナに行くと心に決めて、きついトレーニングも頑張ってきた努力が報われた瞬間で
     した。しかし、2020年に憧れの舞台で最高のパフォーマンスを!と意気込んだのも束
     の間、コロナ禍で大会が延期になりました。いつ大会が開催されるかもわからず先が
     見えない中、モチベーションを保ちトレーニングを続けるのは辛かったです。

     そんな中やっと2022年10月に大会開催が決定。2年延期になった分、出場者数も例
     年の倍近くになったため、今年は初めて6日(木)と8日(土)の2日間に分けての開催に
     なりました。出場日はエイジグループごとに割り当てられ、私は6日、博史は8日の出
     場となりました。(2日間で5000人近く出場する中、日本からは63名の出場でした。)

     レース4日前の日曜日にハワイ島に到着すると、すでにコナの街は世界中から集ま
     ったアスリート達で賑わっていました。この独特の雰囲気が大好きでわくわくします。
     レース前には楽しいイベントが盛りだくさんです。朝、スイム会場の海500mほど先の
     ボートまで泳いでコーヒーを飲みに行く『モーニングコーヒーボート』(コナの海で飲む
     コーヒーは最高に美味しい。)、国ごとのパレード『Parade of Nations』、下着姿で走
     る『アンダーパンツラン』etc...レース前に疲れてしまうのではと思うほどたくさん楽し
     みました。レース当日、AM5時会場に着くとボランティアの熱烈な歓迎を受け、その盛
     り上がりにパワーが湧いてきます。

     スイムは、ウミガメも見られるような透明度の高いカイルア湾の海を約1.9km泳いで
     折り返しの船まで行って帰ってくる3.8㎞のコース。今年はエイジグループごとのウェ
     イブスタートで、私は女子プロ選手の5分後、午前6時半スタート。海のスタートライン
     で立ち泳ぎをしながら、会場を埋め尽くすギャラリー達を見渡して鳥肌が立ちました。
     この時夢の舞台に立てていることを実感しました。
     スタートして大きな波にゆられながら折り返しの船を目指します。後ろからは私の5
     分後、10分後にスタートした選手たちがものすごい勢いで追い抜いていきます。
     スイムは私の中で不安要素が多い種目でしたが、延期になった2年間プールや海で
     練習を重ね自信をつけられたことと、仲間から「マイペースでゆっくり」と前日にアド
     バイスをいただいたおかげで最後まで落ち着いて泳ぐことができました。

     トランジットで更衣テントへ入ると、ボランティアが二人がかりで着替えなどを手伝っ
     てくれるVIP待遇に驚きつつとてもありがたく感じました。

     バイクは、海沿いの不毛な黒い溶岩地帯をひたすら走る180㎞のコース。今年はコ
     ナ名物の強風「コナウィンドウ」は吹いていませんでした。壮大な景色の中を走りな
     がら、ここでも夢の舞台に立てていることに感動。しかし繰り返すアップダウンと、
     国内レースでは経験したことのないような見事なゴボウ抜かれ状態にメンタルがボロ
     ボロになります。世界の強さを痛感!このような苦しい状況さえも楽しみながら、最
     後まで粘ることができました。この日に向けて練習に付き合っていただき鍛えてくだ
     さったクラブ仲間のおかげです。

     ランは、初めの10㎞は街中を走りますが、あとは何もない高速道路を空港近くまで
     往復する42㎞のコース。走り始めからとにかくゆっくり、(これ以上スピードが出ない)
     氷や掛水で体を冷やしながら確実にゴールすることを目標に走ります。20㎞地点くら
     いで日が暮れて涼しくなり、すぐに真っ暗になりました。そこからは長い長い暗闇ラン
     をたっぷりたっぷり楽しみました。

     たくさんの応援とボランティアの方たちに力をもらいつつ街中に辿り着くと、ゴール付
     近はものすごい盛り上がりでした。ゴール手前で待っていてくれた博史から日本国旗
     を受け取り、ゴールゲートまでの花道を観客たちとハイタッチしながら笑顔で走り抜け
     ます。そして『AYUMI! You are an IRONMAN!』MCの言葉と共にフィニッシュ! 
     憧れのコナでアイアンマンになれました。

     2日後は博史のレースです。(今年は2日間に分けて開催されたことで、レースと応援
     どちらも楽しめました。)
     博史は7月末に自転車の落車で鎖骨を粉砕骨折し、骨が繋がっておらずプレート固
     定しただけの状態での出場となりましたが、無事にゴールし夫婦でコナのアイアンマ
     ンレースを完走することができました。

     私の両親も2006年、この大会に夫婦で出場し完走したため、両親に次いで《二代続
     けて夫婦で同じ年にIRONMAN WORLD CHAMPIONSHIPに出場し完走する》という
     大きな夢が叶いました。

     レース後は、女子選手限定パーティや日本人と台湾人のためのパーティー、表彰式
     『Banquet of Champions』に参加。ハワイ火山国立公園を観光、コナとは反対側に
     位置するヒロの街までドライブするなど大いに楽しみました。

     今年は物価高と円安で宿、飛行機、レンタカー、滞在費などすべてにおいてお金が
     かかり大変でしたが、私たち夫婦にとっては一生の思い出に残る出来事だったので
     IRONMANグッズなど大いに散財しました。

     ここまで来るのに道のり長くたくさんの困難がありましたが、たくさんの人に支えて
     いただいたおかげで大きな目標を達成することができました。芦屋浜アスリートクラ
     ブの活動は多くの練習の機会を与えてくれましたし、クラブメンバーの方にはたくさ
     ん鍛えていただきました。クラブにはアイアンマンハワイを完走した尊敬する先輩ア
     スリートの方がたくさんいらっしゃるので、その背中を追いかけアドバイスをいただ
     きながら頑張ることができました。応援メッセージも大変力になりました。
     支えていただいたすべての仲間に感謝いたします。

     =これからコナを目指す人へ=
     コナは情熱をもって努力を続ければだれでも行ける可能性がある場所だと思っていま
     す。コナへ行くと心に決め、コナの舞台で走る自分をイメージしながらトレーニング
     を積み重ねる。誰よりも練習したという自信をつける。予選大会では今までやってき
     たことを信じ、ライバルに惑わされず自分のパフォーマンスを最大限に発揮すること
     だけを考える。限られたスロットを争うので運に左右される部分もありますが、運も
     実力のうち。実力をつけてある程度の位置で挑めば必ずチャンスは巡ってくると思
     います。

             《ANYTHING IS POSSIBLE!!》
        


   
   第七七七号
              初めてのトライアスロン!
2022年10月15日
AAC会員
蟹屋敷 麻貴枝氏

     2022年2月に入部いたしました蟹屋敷です。
     トライアスロンにチャレンジするには、苦手なジョギングを定期的にする環境が必要
     との想いから入部いたしました。

     ロードバイクに乗り始めて3年目、自分の好きな乗り方は、「車があまり走らない走り
     慣れた道路を走る」。トライアスロンバイクは車が走らない道路を走る、が当てはま
     りましたが、マラソン出場走る習慣なし、水泳教室通い歴なし、レース経験なしとな
     いないだらけですが、逆に完走できたら凄いかもとチャレンジする事にしました。
     案の条、スイムは泳ぎはじめてすぐに心拍150近くになり25m毎に休憩、ランはジョ
     グペースの走りでもその晩から炎症レベルの筋肉痛になる、が3月の状態でした。

     目標は3種目制限時間内に全て完走とし、初レースを伊勢志摩里見レースに定めま
     した。理由は、一番不安なスイムの制限時間が60分と長め、内海で波が穏やか、
     川・池・湖より塩効果で浮く、ウエットスーツ着用で選びました。3月より通い始めた
     スイム教室仲間も参戦、コーチも地元なので参戦、夫もドライバー&応援で行くと言
     ってくれたので、夫婦旅行を兼ねてのレースと、心強い事だらけとなりました!!!

     スイムはウエットスーツを着れば何とか時間内に、ラン後の筋肉痛の原因は、筋肉
     不足より下りの脚運びとの事が9月17日の芦屋山麓コースランで判り、少々脚重め、
     バイクは落車パンクしなければ大丈夫との状態で当日を迎えました。

     当日は、スイムのウォーミングアップ中に思わぬ事態が。。。いつもの泳ぎ始めの
     心拍上がりが、脚がつかない、しがみつく所がないところで起こりパニックに。。。
     夢中で脚が着くところまで戻りしばらく放心状態。。。陸に上がってからはスイムス
     キップを本気で考え受付場所を探してウロウロ。そのうちに計測バンドを脚に巻いて
     ローリングスタートが始まってしまいました。

     思い切って海に入って泳ぐと、心拍上がらず泳げてる! よしがんばろうともがき泳い
     で時間内に完泳(56分)を確認。バイクはスイム後ではどれくらい踏んで大丈夫なの
     か判らず、でも時間内には終えたいと踏めるところは踏んでのペダリングで時間内
     に完走したものの、ランの走り始めから脚が動かずと今まで経験した事がない事態
     に。。。時間内完走を諦めかけた残り3キロ、急に脚が動きだしました!

      レース後の現地泊でのご馳走が色鮮やかに広がり、「イセーエビ、マツカサーウシ」
     との頭の中のコールも脚の動きに合わせてどんどん速くなり、会場では本日最速の
     ランで時間内にゴール!!!

     開催日前日は、台風接近に伴う天候不良で前日EXPOは中止、夜中に台風通過に
     も関わらず、当日は奇跡の晴天、海も穏やかで地元の方々の応援がとても力になり、
     来年もトライアスロン出たいと思えた日となりました。応援、アドバイス、ご指導、
     後押しと皆様には感謝しかありません。本当に有難うございました。
     完走時間 3:12:40
       


   
   第七七六号
       広島湾岸トレイルランに参加しました!

2022年9月29日
AAC会員
千原 昇氏

     9/24~25に行われた広島湾岸トレイルランに参加しました。
     当初は、同じ日に行われる上州武尊のレースにエントリーしていました。が、7月に
     大雨で山が崩れて大会中止になったと連絡が来て、がっかりしていました。そのこと
     を、AAC練習会の際にじぇいさん(久野さん)に話したところ、「同じ日に広島でもト
     レランあるよ。私も出るねん」と教えてもらいました。

     調べてみたら、距離108km、総合標高差6900m、相当厳しいと予想できました。
     その一方で、スタートゴールが街中の原爆ドームの近くだと知ってびっくりしました。
     普通、トレランの大会というと田舎で行われることが多いのですが、これはかなり珍
     しい都市型トレランです。広島の中心街から出発して、北の険しい山々を走って、
     また街中に戻ってくる、これは間違いなく面白いコースに違いない、そう確信してエ
     ントリーしました。

     実際に走った感想ですが、険しい! 想像通り! 標高は一番高い山でも900m程
     度でしたが、ひっきりなしに登りが続いて終わらないイメージで、しかも斜度がキツ
     い!特に、普段練習している六甲山近辺ではお目にかからない 『岩山』 が厳しかった。
     北阿武山という名前の山でしたが、下から上まで岩ゴロゴロで、普通には歩けなくて
     3点支持で両手両足使って、上に上がるだけで必死でした。そして、暑い! 9月も終
     盤というのに、目茶苦茶暑い!

     今回、この暑さにやられてしまったようで、中盤以降、体が食べ物を受け付けなくな
     ってしまいました。特に長距離のトレランは消費カロリーも大きいので、いつもなら食
     べて食べて食べまくるのですが、今回は私には珍しく吐き気が止まらなくなってしまい
     ました。それでも、初めのうちは吐きそうなところを飲み込んで無理にでも食べるよう
     にしていましたが、ついにはそれもできなくなり、エイドで出てきたコンソメスープさ
     えも吐いてしまいました。

     結局、終盤の20kmほどは全く食べられず、みるみるうちにスピードが落ちてしまい
     ました。最後の8kmはロードです。みんな、最後の力を振り絞って必死で走っている
     のですが、私はフラフラで歩くのが精一杯。このロードだけで30人くらいに抜かれて
     悔しい思いになりましたが、27時間9分47秒でどうにかゴールして、目標の完走を
     果たすことができました。
     そして、じぇいさんも31時間29分27秒で完走! 100kmオーバーのトレラン
     初完走! あのコースでの完走は素晴らしいです。おめでとうございます。

     この大会、スタートゴールが市街地なので、アクセスも楽で参加しやすく、ITRAポイ
     ントも5点取れますので、トレランレースとしておすすめの大会です。来年も、上州
     武尊ではなくこちらに出ると思います。
      


   
   第七七五号
       丹後ウルトラ4回目チャレンジ!
2022年9月24日
AAC会員
古賀 徹氏

     2016年に初めての100キロ、丹後ウルトラに挑戦して自分的には壮絶な初完走を果
     たし、以後台風やコロナによる中止を挟み今回3年振り4回目のレースに参加してき
     ました。
     コロナ直前の2019年の大会では今まで参加したレースで唯一のリタイヤを経験し、
     今回はそのリベンジを果たすべく挑戦を以下時系列にまとめましたので、長文です
     がお目通し頂けましたら幸いです。

     【レース前・ツール編】
     前回レースリタイヤの最大の要因はウエストポーチでした。事前の予報でかなりの
     暑さが予想された為、脱水・熱中症対策でジェル等をポーチにパンパンに詰め込ん
     だ状態で走りました。その揺れを抑える為に腰骨を締め付けるようにポーチを巻い
     た影響で30キロ過ぎから股関節に痛みが出始め、最後痛みに耐え兼ね52キロ地
     点でリタイヤしました。

     今回はその反省を踏まえ、まず500mlのソフトフラスク付のサロモンのザックをアマ
     ゾンでポチリました。その後夜な夜な暑さ対策となる補給食をアマゾンで物色しては
     ポチリまくりました。超塩辛くて酸っぱそうな和歌山産梅干1キロ、梅丹ジェル20
     袋入り1ケース、塩熱サプリ1袋、経口補水液パウダー20包、そして最後にダメ押
     しで小林製薬の梅丹タブレット150粒入りお試しセット980円を購入しました。
     レース日は台風14号の影響でかなり気温が高い予報となっていたので、その中から
     梅干し400グラム、梅丹ジェル5袋、経口補水液パウダー10包、小林製薬お試しセッ
     トをザックに詰め込みレースに臨みました。

     【レース前・トレーニング編】
     コロナ禍となりレースも軒並み中止となった間、2020年4月よりなんとなく初めてし
     まった毎日休みなしの連続ランニング(月間ノルマ300キロ超)が止めるに止められ
     なくなり、ずっと続けておりました。ただ、大会も無い事からスピードに拘りも無く、
     ただ月間300キロをこなす為に毎日約10キロのジョグを漫然と続けているだけでした。

     長距離の練習をすべく大会1か月前にAACの中尾さんと京都まで約60キロ弱のロン
     グ走を行いました。が、まさかの私の脱水による痙攣地獄が始まり20キロ手前でま
     ともに走れなくなり、あえなく途中リタイヤ、中尾さんにもお付き合い頂きご迷惑を
     おかけすることになりました。このまま本番を迎えるのも不安だったので、今度はレ
     ース10日前に一人で40キロ走に取り組みました。完走は果たしたものの右足首にほ
     のかな痛みが生じ、かえってレースまで不安を残す結果となってしまいました。

     【いざレースへ前半戦】
     台風の影響で当日はかなりの高温が予想されましたが、前日からムッシムシの状
     態で、前泊した旅館でも冷房を入れたままでないと寝苦しいほどの暑さでした。午
     前2時に起床、前日午後15時からアルコールを飲み始めたおかげで20時の就寝か
     らすぐにぐっすり眠れて目覚めはばっちり。体調万全で4時30分夜明け前の暗闇の
     中スタートを迎えました。

     今回一部コース変更があり、例年スタートまもない七竜峠超えが無くなり、おおむね
     なだらかなアップダウンを経て風光明媚な久美浜湾を1周し、復路1回だけ七竜峠を
     通過すればよくなった為、前半はだいぶ助かりました。しかし日の出と共に気温もぐ
     んぐん上昇し、七竜峠を迎える頃には第一回目の危機に襲われ、早くも上り坂は全
     て歩き、序盤にしてバテバテの状態に陥りました。

     【レース中盤】
     何とか七竜峠を越えて、44キロ地点のエイドに到着。例年であれば幼気な中学生達
     によって、ファイテンのローションを使った脚マッサージを受けながらうどんをすする
     ところですが、今回はコロナによりローションだけ置いてありマッサージは完全セルフ。
     この地点で既にリタイヤがよぎるほどの暑さと疲労感で、かろうじてとぼとぼ歩きでエ
     イドを出ました。

     しばし歩いたのち、走りはじめるとセルフマッサージが効いたのか脚が少し復活して
     きました。なんとか前回リタイヤ地点52キロを超えて、第二関門の弥栄公民館へ制
     限時間内で到着しました。なお、今回は初めてウェーブスタートが導入されたのです
     が、第一と第三のスタートが20分差あるにも関わらず各関門の締め時間は同じな為、
     第二、三ウェーブの方にとっては明らかに不利で実際第二関門、第三関門でリタイ
     ヤを余儀なくされたランナーさんが沢山いらっしゃったように思います。私は第二ウェ
     ーブで、さほど影響を感じることなく歩を進めていよいよ碇高原チャレンジへと進み
     ました。

     当初の計画通り、登りはがっつり歩き続けているうちにふと気づいたら、上空は雲に
     覆われて体感温度はだいぶ楽になってきました。歩きとはいえ10キロ近く登り続けて
     脚の疲労もピークと感じつつなんとか第三関門碇高原72キロに到着しました。
     例年ここでも中学生のマッサージが受けられるポイントなので、ここでもセルフでファ
     イテンによる脚マッサージをして回復を図ろうと思いきや、なぜかここにファイテンは
     なく、後半へ向け不安を感じつつ一気に約10キロの下りに突入しました。

     【レース終盤】
     登りは正々堂々胸を張って歩けましたが、下りは歩いたらダサいなぁ、走るのやだな
     ぁと思いつつ、下りを走りはじめたら以外と脚が動き始めて気づいたら5分半を切る
     ペースで快調に進み、途中エイドも一か所通過し一気に10キロ下りきりました。碇の
     アップダウンを乗り切った後も地味にアップダウンが続き、登りは堂々歩き、下りは
     いやいや走るを繰り返し何とか最終関門の丹後庁舎86キロ地点に到着しました。

     この段階でゴール制限時間まで4時間もあり、残り全部歩いてもギリギリゴール出来
     る事がわかって、はじめて完走を確信しやる気だけはみなぎってきました。雲が出て
     きたとはいえ、おそらく30度以上の気温が続いていたと思います。終盤も暑さで朦朧
     としたり、脚のあちこちに痛みが出ている中、後半は全てのエイドで氷をもらい、
     帽子に詰め込んで氷嚢のようにして頭や首や脚の痛いところを冷やしながら歩を進め、
     いよいよゴールが近づいてきました。途中何度もゴール直前の直線の応援をイメー
     ジしながら涙腺を緩ませていたのに、いざゴール直前でAACメンバーの声援を受け
     た時は満面の笑みで完走、リベンジを果たせた喜びいっぱいでゴールしました。
     記録12時間53分16秒(男子完走率43.3%)でした。

     【まとめ】
     ここまで長々と綴ってまいりましたが、最後に完走できた要因を整理しておきます。
     一番は補給がうまくいった事です。日中30度を超す中、超汗かきの私が乗り切れた
     のは、今回のルールでスタートから500ml.の水分を持つ必要がありました。ザックの
     ソフトフラスクに購入した経口補水パウダーを溶かし、エイド間でもマメにOS1を補
     給しながら走りました。

     そしてやはり威力を発揮したのが梅干しと思われます。今まで食べてきた中で最も
     酸っぱくて塩辛い梅干しをジップロックに詰めて、ザックの背中に背負って、途中か
     らエイドで座っては荷を下ろし、走っているうちにほぼ練り梅状態になった梅干しを
     指ですくって口にしていました。ゴール直後にいつもは痙攣でのたうちまわるのです
     が、今回はじめてゴール後にも梅干しを食べたら、レース後でも初めて攣ることが
     ありませんでした。そしてもう一つはアイシングが効いたと思います。今までレース
     で帽子を被った事が無かったのですが今回たまたま暑さ対策で帽子を被りました。
     これがちょうど氷嚢代わりとなり大活躍してくれました。

     こうして私にとって今年最大の懸案事項が完了し、今はホッとしております。
     そして心配だったウルトラ翌日の日課のランニングも辛うじて3キロラン&ウォーク
     をこなし、この原稿を書いている本日まで886日目まで続いております。

     最後になりましたが、毎回ながら丹後ツアーを企画、引率して頂いております山崎さ
     ん、往復バスの手配・運転を務めて頂いております廣田さん、そしてツアーにご一緒
     させて頂いた皆様、お世話になりありがとうございました。今後とも宜しくお願いします。
   


   
   第七七四号
   はじめてのミドルディスタンス!「トライアスロン伊良湖大会」
2022年9月12日
AAC会員
本山 靖子氏

     2022年9月4日(日)、渥美半島の先端、伊良湖岬周辺で繰り広げられる「トライアス
     ロン伊良湖大会」に参加しました。この大会は、2022年において第36回を迎えると
     いうことで歴史のある大会のようです。私がエントリーしたのはAタイプ(ミドル)、
     距離はスイム2.25km、バイク70.0km、ラン18.0kmの合計90.25kmです。

     トライアスロンのレースに初めて出場したのが2019年。この年はショート(びわ湖・
     南丹)に2度出場し、来年こそはミドルに挑戦と思ったところでコロナ禍に突入し、レ
     ース出場が叶わないまま2年が経過しました。その間、医療機関に勤務しているこ
     ともあり、コロナ対応で一時期は練習もままならず、悔しい思いをした時期もありま
     した。しかし、明けない夜はない・終わらないコロナはない・下らない坂道はないと心
     に思い続け、今の自分にできることを無理せずに出来る限りやるようにしていました。

     2022年になり開催を決定する大会が出てくるようになり、今度こそはと思ったところ
     で、エントリーしていた6月の五島長崎トライアスロン大会が中止。3年連続の失恋を
     味わいました。しかしその後、無事に2年ぶり3度目、4度目のレースとなった、びわ
     湖と南丹で久しぶりのレースを味わうことができ、結果も残すことができました。そし
     て、ようやく初ミドルである伊良湖大会に出場!

     伊良湖大会レース当日の天候は、前日夜に大雨が降ったようで路面が濡れて水たまりが
     できている状態でしたが、晴れ時々曇り、スイムアップした後は小雨が降っていて寒さ
     を感じるくらいでしたが、徐々に晴れてきてランの時点では完全にトライアスロン日和
     の天候になっていました。

     スイム(750m×3周)は20名ずつのローリングスタートでスタート順は、タイム順で
     はなく先着順だったので、試泳終了時間10分前にアップに行ったため並び遅れ、
     最後尾からのスタートとなりました。これは大失敗で、何百人という選手を追い抜い
     ていかなければならず、1周目は生け簀状態で、2度も他の選手の手があたりゴー
     グルがはずれ、スイムキャップも取れるというアクシデントに見舞われましたが、2周・
     3周と周回を重ねるごとに、人が減りコースに余裕が出てきました。スイムアップ後、
     いつもはウェットが脱げずに苦労していましたが、今回は比較的スムーズにウェットを
     脱ぐことができて一安心、仔牛のようなバイクを引きずってコースへ無事に出ていく
     ことができました。

     バイクコースは平坦基調のコースを5周です。海沿いを走り、風力発電所の手前、エグ
     ザイル風車をみながら折り返してを繰り返します。風が強いのでDHポジションは必須と
     言われていましたが、これまでのレースでその態勢のまま走り続けたことがなく、また
     バイクに乗ったままでの補給もしたことがなかったのですが、ふたつとも本レースにて
     クリアすることができました。ショートのアベレージタイムより速かったので、空気
     抵抗を減らすことがいかに大切かということを実感することができました。バイクを
     無事に終えてランに突入。

     ランは起伏が激しいコースと聞いていたので抑えめにゆっくり走るようにしました。
     林間コースのアップダウンを抜けて海岸へ。林間コースは変化があり楽しかったの
     ですが、海岸は平坦で単調のため、飽きないように海を見ながら走って気持ちを紛ら
     わせていました。途中、Mキャップに出会い話しをすることができたので、これもまた
     気持ちをリセットする良い機会になりました。海岸コースを終えてゴールに向かうべく
     再度林間コースに戻り、上って下っての繰り返し・・・。そして無事にゴール。ゴール
     後のメロンがとても美味しかったです。
     総合4:29:13  62位/425人  エイジ 1位/51人

     地元の方々の温かい応援やエイドでのサポート等がとても素晴らしく、伊良湖大会は
     良い大会でした。2022年の残りのレースは、丹後ウルトラマラソン(9/18)と、その
     1週間後の伊勢志摩トライアスロン大会(9/24)です。こちらも引き続き、楽しくレー
     スができればと思います。
   


   
   第七七三号
     「第一回Mt.富士トライアスロン河口湖」を笑顔で完走!
2022年9月9日
AAC会員
西尾 勝氏

     富士山大好きの私、たまたまSNSで見つけて出場を即決。東京に住む娘家族(孫)
     にも会いに行けると妻もいつも通り付き添いしてくれました。参加が決まると気にな
     るのが天気です。富士山が見えないとこの大会参加の魅力は半減します。直近の
     予報ではあまり芳しくなく、やきもきしながら河口湖へ向かいました。

     当日、会場前でなんと山口さんに出会いました。山口さんもAACからは自分だけだ
     と思っていたらしくお互いほっとしたのと、年代も同じで競う相手も出来て楽しさ倍増!
     (これは私だけの思い)。幸いこの時間からしばらくはクッキリと富士山を拝むことが
     出来、笑顔のスタートが切れました。

     Swimは1.5K(0.75K2周)。プールのようなコースロープが張られていたので、コース
     ロープを見ながら泳げる(右呼吸の人)ので、ほとんどヘッドアップの必要はありません
     でした。またスタート直前の試泳も義務で、ここにもコースロープが張られていました。
     初トライアスロン参加の方にもお勧めです。

     私の方は一回顔面をつかまれてゴーグルが外れて慌てた以外は、順調に泳ぎ2周回
     を終えました。「まあまあのタイムと違う?」とガーミンを見てみるもスタートボタンを
     押しておらず慌てて始動しなおしました。レース後リザルトを見るとタイムはもひとつ
     でした。
     277位/809人

     Bikeは西湖3周の43K。西湖へ行くまでの7Kだけが急な登りで周回は適度なアップダ
     ウンの走りやすいコースでした。7月に皆生を走っていましたので、軽快にくるくる回
     せて、いつもみたいにバンバン抜かれることもなく、ここでも「これはイケてるで!」と
     意気揚々Bikeを終えました。・・・がしかし、リザルトを見るとなんと507位/809人。
     バンバン抜かれなかったのは、年代別のウェーブスタートで、自分がイケてる分他の
     選手はもっとイケてるというのを忘れていました。(笑泣!)

     Runです。河口湖大橋を往復する9.3K。橋なので緩い登りと下りのコース。晴天であれ
     ば富士山を拝みながら走れるのですが、少し雲が出ていて残念ながら叶いませんでし
     た。走り出しは、皆生と同じように「足が攣るかも」でしたが、エイドごとでで水をかけ
     2周回目前には「最後まで行けそう!!」になり、富士山が見えない分涼しい風が吹いてき
     て最後までしっかり、そして笑顔のゴールが出来ました。119位/809人

     すぐに待っていてくれた山口さんが駆け寄ってくれお互い健闘を称えあいました。
        山口さん  2:45:20  186位/809  エイジ 7位/55人
        西尾    2:52:18  281位/809  エイジ12位/55人
     山口さんとも話したのですが、ロケーション、コース共に上位に入る大会だったと思い
     ます。 ※おまけに山口さんと二人で読売テレビのスッキリのインタビューを受け、
          9月6日に放映されました。良い記念になりました。

     ボランティアをはじめ、大会に関わっていただいた皆様へ!
     我々選手にとっては素晴らしい環境と皆様の手厚いサポートで支えていただいたこと
     に心から感謝申し上げます。 ただ、運営面ですが、応援者に対しての配慮が少し足り
     ないなと感じました。

     まず、駐車場が遠い所にしかない。シャトルバスも無し。公共交通機関(バス等)の案
     内もない。そのうえ会場には車で来てはいけないルール。私の例で言いますと、私に
     は会場から3.8キロ先の駐車場が割り振られ、私は自転車で会場に向かえても妻は歩
     くにしても、バスを使うにもどこに向かっていけばよいのかが分からず、結局会場近く
     に妻を降ろして、駐車場に車を置き自転車で行きました。
     (交通事故のリスクも高まります)

     タクシーを利用している方も見受けられました。娘の家族も会場から1キロ離れた一般
     の駐車場から子供を抱っこして歩いて来ました。7月に参加した皆生大会は選手と同じ
     かそれ以上に応援者に行き届いた配慮を様々な場所で受けました。どうしても皆生と
     比べますと・・・(妻の感想)。
     来年出場を考えられる方はこの点が改善されているか確認された方が良いかと思い
     ます。

     妻へ!
     いつも文句を言いながら付き添ってくれる妻(今回は孫に会えるモチベーションはあっ
     たけど・・・) に 「本当にありがとう」と「来年もよろしくお願いします。」を贈り
     ます。

     AACメンバー皆様へ!
     今年はびわ湖守山大会、皆生大会、河口湖大会の3大会に出場しました。3大会とも
     ずっと憧れていた「AACメンバーと記念写真」を撮ることが叶いました。また、沿道での
     応援すれ違いの時のエアタッチ、本当に素晴らしい仲間に出会えたからこその体験です。
     皆様本当にありがとうございます。なかなか練習会に参加できませんが、これからもどう
     ぞよろしくお願いいたします。
   


   
   第七七二号
     北海道マラソンに参加して来ました!2022.8.28開催
2022年9月8日
AAC会員
伊藤 忍氏

     私はこれまで北海道マラソンに2回参加し完走しています。成績は2018年4時間
     7分52秒、2019年4時間29分08秒でした。この時期は気温も25度前後で 涼しく、
     フラットなコースで走りやすい大会です。

     私の初マラソンは、2017年の神戸マラソンで4時間3分28秒でした。以後タイムは
     落ちる一方で、毎年サブ4を目標にしていて進歩がない状況を今年こそ脱したい
     と思い、早々にエントリーしました。

     今までの練習方法を見直し、3カ月前から計画を立て練習を始めていましたが、
     コロナ感染で練習中断というハプニングがあり、サブ4どころか完走さえ不安視す
     る様な状態になりましたが、逆にスイッチが入り、暑い中の練習を乗り越え当日を
     迎えました。

     大会前日に札幌に行き、当日の気温は24度、くもりので絶好の良いマラソン日和
     でした。練習の疲労もなくスタートラインに立てましたが、「走り出したら脚がど
     んな感じか、最後まで持つかな」と30キロ以降の事が心配でした。

     スタート後は身体が軽く気持ちよく走れ、混雑する給水ポイントを避けるため 持参
     したマイボトルで補給しながら進みました。ペースは5分30秒/キロから6分/キロで、
     思ったより楽に走れましたが。ジェルの補給とエイドの給水で
      4回立ち止まり時間をロスしてしまいました。立ち止まらずに飲む練習が必要だと
     痛感しました。

      30キロから脚が重く感じ意識がボーっとしてきていたので、35キロでカフェイン入
     りのジェルを飲み刺激を入れました。40キロ地点で待っている主人と姉に元気な姿
     を見せることを励みにして、腕を振り股関節から脚を動かすようにしてペースを上げ
     ました。あと2キロの表示を見て「後悔しないように最後の力を出し切ろう」と突っ
     走りゴールしました。

     今回の記録は4時間8分33秒。
     「やっと終わった。記録更新はならなかったけど、
                 暑い中の練習成果を出せたのかな?頑張って良かった。」

     今までで一番達成感のある嬉しい大会になりました。

     今後は、今回の大会で気付いた課題を克服できるように練習し、沢山の大会に出て
     経験を積みながら色々なことを吸収して行きたいと思います。
         


   
   第七七一号
      2022年第40回皆生T大会を完走して!
2022年8月4日
AAC会員
宗政 義仁氏

     1991年7月21日(日)<平成3年>に開催された第11回全日本トライアス
     ロン皆生大会に初参加し、44歳でのトライアスロン初完走となった。
     そして以降毎年のように参加し、この度の7月17日、30年間連続参加・完走を
     果たし満75歳としてひと区切りの記念大会となった。

     コロナ禍の影響で3年ぶりに開催された今年の特徴は、ボランティア不足のため
     距離短縮・コース変更になったうえに、「うねりが大きい」という理由でスイムな
     しのデュアスロン大会 (1R:6.9km・バイク:115km・2R:32km)と
     なった。
     <参考:スイムは沖に向かって四角形の2周回コース3kmが予定されていたが>
     そしてそして、最高気温31℃・湿度86%で皆生名物?の「灼熱の皆生」という
     オマケ付き、大会完走率90%・完走順位は全体の85%であった。

     コロナ禍の影響で困難を極める中で3年ぶりに開催されたこの大会、大会関係者に
     改めて感謝申し上げる次第である。米子市出身の私にとってこの大会は「地元の大
     会」、健康であるという証としてのライフワーク、今後とも毎年毎年のように完走
     を積み重ねていきたいと思う。

     好きなトライアスロンだから、トレーニングが辛いだとか苦しいからと言って、
     止めたいとは思わない。 出来る範囲で無理することなく、楽しいトライアスロンを
     続けていきたいと願っている。皆さんもトライアスロンを心行くまで楽しもう❣^ ^

     【写真】
     上:2022年第40回皆生大会完走後の記念写真
     下:2018年第40回アイアンマンハワイ/コナ大会の完走記念タオル&
       2022年第40回皆生大会の完走記念タオル
         


   
   第七七〇号
      なんで私がトライアスリート?
2022年6月8日
AAC会員
田村 徹氏

     皆さん、今年1月に入会させていただいた田村でございます。
     今回、初めてトライアスロンに挑戦させていただき、完走することができました。
     学生時代の体育の授業以来走ったことがなかった私が無謀にも挑戦したのは、
     コロナ禍で同じマンションの中川隆夫さんとロードバイクでいっしょに走るよう
     になったからです。

     趣味の写真撮影の足としてロードバイクでポタリングしていたところ、中川さん
     から知り合いの小澄さんと3人でサイクリングに行かないかとお誘いを受けました。
     サイクリングとは名ばかりで、いきなり激坂の十万辻に連れていかれ「なんてい
       う人たちだ!!
」と心の中で泣きながらついていったのが2年前です。

     その後、水泳教室に誘われ、「ここまで来たらランだけやな~」と言われ「なん
       で?
」と言い返せず、今年の1月に初めてブリッジコースの練習会に参加させて
     いただきました。案の定、途中の休憩地点で膝の激痛でギブアップ!
     その後、中川さんの熱心な?お誘いと練習会で走ることができました。

     練習会で宗政さんはじめ皆さんにお声をかけていただき、苦痛でしかなかった
     ランも徐々に走ることができてきました。仕事以外で得られない緊張感、達成感、
     充実感がありますね。
     「なんていう人たちだ!!」と毎回思いながらこれからも参加させていただき
     ますので、よろしくお願いいたします。

     最後になりましたが、中川さん、小澄さんはじめお声をかけていただいた皆様に
     感謝しております。ありがとうございました。