11.完成(キッチンとリビング)
最後にコンセントやスイッチを取り付け、什器を据えれば工事完了です。
キッチンはIHクッキングヒーターと食器洗い乾燥機があり、小さいながらも使いやすくなっています(写真左)。
間仕切り壁を取ったおかげでリビングも広々とした感じです。引き戸は開閉がしやすく、足元に段差のないバリアフリー仕様です(写真右)。
10.内装仕上げ
下地が終われば、壁と天井を作ります。通常は石膏ボードを張りますが、戸棚など重いものを付ける部分はベニアを使います(写真左上)。湿気の多い洗面室は防水ボードを(写真右上)、廊下や階段は手すりを付けることを考慮し、ベニアを使っています(写真左下)。
その後、天井に回り縁、床に幅木を取り付け、パテで継ぎ目を埋めた後で壁紙を張って仕上げます(写真右下)。
8.電気工事
新しいキッチンにはIHなどの電化機器がつくので、消費電力が増えます。そのため家に電気を引き込む「幹線」という電線を交換します(写真左上)。
そして分電盤を交換し、設置場所を玄関から洗面所に変更します。写真は古い分電盤から洗面所まで、新しい配線を敷設しているところ(写真左下)。
新しい分電盤に家中の配線を接続すれば、古い分電盤を撤去します(写真右上)。
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13.完成(浴室と洗面室)
浴室はユニットバスになりました。以前の浴室はタイル張りで冷え込んだのですが、今度は大丈夫です(写真左)。
洗面室には幅広のシャワー付き洗面台と、洗濯機が設置されています(写真右)。
今回の工期は、水道の修理があったため少し伸びて、約三週間でした。
9.下地作成
電気や排気ダクトの設置が終わり、床のフローリング材を張ったら、天井と壁に角材で下地を組んでいきます。この下地に石膏ボードやベニアを止めて壁を作ります(写真左)。
同時に扉や窓回りの枠を組み立てて取り付け、周囲に補強を入れてしっかり固定します。この段階で扉を取り付け、開閉の様子を見て建てつけを調整します(写真右)。
12.完成(廊下と階段)
廊下と階段も、新しい壁紙と天井のダウンライトのおかげで、明るくスッキリとしました。フローリングの床も、リビングとあわせてあります(写真左)。
階段の手すりは現在片側だけですが、将来的に必要になった場合は、廊下も合わせて両側に取り付けが可能です(写真右)。