Kawasaki KSR-I
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.2018/02/10/sat/

♯028 あれ?



あれ?昨年塗装したヘルメットが変わってる?

なんとなく時間があったのでヘルメットを塗装してみました。昨年末にKSRに合うデニムジャケットを購入したのですが、どうもヘルメットのデザインがしっくりこなくて…
飽き性なんでしょうね…

今回は下地処理もきっちり行い、大好きなマットブラックにダークグレーのストライプ、そしてメタリックレッドのラインを引いてロゴまで入れてみました。
写真ではグレーが解りにくいのですが、太陽光の下では存在感を出してくれます。
もう少し暖かくなったら思う存分ツーリングしたいですね…

.2018/05/20/sun/17:50-18:15

♯029 プラグの交換

「アイドリングが安定しない…」
この問題をず~っと抱えているNEOMAROなんですが…先日スロットルワイヤーの遊びと言う物を丁寧に調べてみた結果、あることが判りました。
「適切な遊び調整をしないと、アイドリングも不安定になる」と言う物です。
確かに…
信号待ち等で、グリップから手を離すと次第にアイドリングが弱くなり停まってしまうので、グリップの遊びをもうこれ以上無理!…ってくらいに引っ張っていました。
…これがいけなかったのかな?と考え、遊びを規定値に設定しました。
しかしです。
これで安心かと思いきや…先日走っていると、今までにないくらいアイドリングが安定しないのです。さらには走っている状態ですらエンジンが停止しようとする上に、クーラント液まで漏れ出しているのです。…これは異常事態です。常時フルスロットルの状態でその日は乗り切りましたが、後日ネット検索すると「プラグに原因…」という記事を発見しました。
そういえば、安物のプラグに変えてから早2年程経過しているので、そろそろ変えてみてもいいのかもしれません。と、いう訳でこの日は、
・スロットルの遊びの確認。
・プラグの交換。
・クーラントの液漏れの原因解明と液の補充。

スロットルの遊び、プラグの交換を難なく終え、クーラント関係もジョイント部分の緩みを全て締め直し、液を補充しました。
さて、実走です。
アイドリングが安定、クーラントも漏れ無しです。もう信号待ちでアクセルから手を離してもエンジンストップしません!どんなもんだい!

…ま、最初からしっかり整備しろ!…ってことですよね。無知すぎますね…

.2019/05/11/sat/

♯030 一年間

「アイドリング問題」…一年前…プラグを締め直すことで解消したかのように思われたNEOMARO…実はあれからまた不調になっています。相変わらず信号待ちでエンストします。…いったい何が原因なのか…しばらく考えるのを止めてしまっていました。

何かのきっかけで最近再度調べ出したのですが、同じ症状が数件ヒットするものの、どれも明確に解決しているものが無いようでした。
電装系や、エンジン内部のカーボンが原因として挙げられていました…どちらも購入してから一度も触っていません。まずは電装系のイグニッションコイルを疑い、新しい物への交換としてオークションで探していましたが、元バイク屋さんのHEYに聞いてみると「火花飛んでるならイグニッション違う、キャブやない?」と言うので、この際、気合を入れてエンジン内部の洗浄、並びにキャブレターのオーバーホールを決行することになりました。

KUREのエンジンコンディショナーをプラグホールから直接噴出させ、中のカーボンを溶かす方法…バイク乗りの間ではそこそこ有名らしく、ネットに掲載されている方法をいくつか読み、注意事項を何度も確認し、意味も理解したので実行します。

コンディショナーを噴出し、プラグで栓をして半日待つ…その作業を数回繰り返し、カーボンの溶けた黒い液体をキッチンペーパーや綿棒で拭き取りました。プラグホールから除く限りでは少し綺麗になったような気がします。
この作業をGW前に終了させ、次はキャブレターのオーバーホールです。
何年かぶりにキャブを開けて、ガソリンの経路等を見てみます…改めて見直すと新しい発見や思い違い等があって、キャブレターと言うのはなんと機能的な物なのだろうかと感動します。どうやらフロートバルブが何回かに一回引っ掛かって傾いた状態になることが判明しました。



バルブが傾くことによってガソリンが止まらなくなり、キャブ内でオーバーフローし、それを排出するためのパイプからドレインを通って漏れ出ていた模様です。必然的にガソリンが多くなり、燃焼不良を起こすことによって、エンジンが停止していたのではないかと想像できました。(この時点では推測です。)
前回オーバーホールした時はパーツの意味も解らず、ざっと拭いただけだったような気がします。今回はひとつひとつのパーツが本来持ってる機能を果たせるように洗浄・研磨した。フロートバルブもピカールで磨いて真っ直ぐスルスル動くようになりました!
念のため、キャブ内の油面も基準値より少し下になるように、フロートも調整しました。

GW明けの休日、キャブレターの取り付けを完了させ最後にクランクケース内に流れ込んでいるであろうエンジンコンディショナーを、ギヤオイルの交換と共に排出させます。ギアオイルはさほど黒くは無く、やる必要は無かったのでは…と後悔したが、なんでもやっておいた方が良いだろうと考えて実行しました。(これがさらなる課題の布石になりました…)

オイルを全て抜き取りドレインボルトを締めるのですが…ある程度締めると緩み出します…あれ?もう一度締める…また緩む…なんでしょう?このメビウスの帯のような感覚は…これは…ネジ穴をなめてしまっているのではないですか?!いつの間に?もしかするとたった今??
とりあえず、ある程度締め付けることはできるので、後は漏れないことを祈りつつギアオイルを投入します。

…大丈夫…かな?
…少し漏れているような気もしますし…漏れてないような気もします。
では、キックします!一発で始動!
もう始動しただけで判ります!明らかに今までと違う!元気の良い「音」です!もちろん放っておいてもアイドリングの回転数も全く落ちません!
3分程アイドリングしてもムラはありません。一旦エンジンを止めて、数分放置してみます。数分後、エンジン止めてもガソリンが漏れていません!
再度エンジンをかけても一発始動です。早速実走です!

信号待ちでもエンストしません!メチャクチャ感動です!少し調整が必要かも知れませんが、長年悩みが一気に解消しました!NEOMARO完全復活です〜、もうなんの不調もないです!
帰ってキャブの調整をしてみました。以前はネジをどう回してもなんの変化も感じませんでしたが、今回のオーバーホール後は回すと回転数が上がったり下がったりします。これも感動です!

しばらくこの感動の余韻に浸りながらNEOMAROを眺めていると…あ!ドレインからギヤオイルが漏れています。やっぱりボルトを締め切れていませんでした。
…何かを直すと、何が壊れる…
嫁にも「いつもお漏らししてるよね…」なんて言われる始末…さてどうしましょう??

純正部品を取り寄せる?
新たなボルトとパッキンを購入する?

しかしボルトには舐めた後は確認できなかったので、恐らく原因はクランクケースのネジ穴だと考えられます。…ってことは何ですか…エンジン降ろさないといけませんか?
…嫌だぁぁ~!!そんな冒険は今したくないぃぃぃぃ!!!

一旦落ち着いて考えます。
…ネジをある程度まで締めることが出来たことから推測すると…パッキンの密閉度をもう少し上げてやれば、オイルは止まるのではないでしょうか?…工業的な知識は一切持っていません。直感です。…直感ですし、今考えれば全く根拠も無いような気がします。
ですが、あの時はこの方法で安く試してみようと思ったのです。
「パッキンを替えよう!」…と。
ネットで調べて、銅製のパッキンが良いという情報だけでバイク屋さんへ行きました。購入した200円程のパッキンを取り付ける際、なんとなく2枚重ねなら…等と、またしても根拠のない考えが頭をよぎり、直感に従ってパッキン2枚重ねでボルトを締めてみると、なんと先程よりトルクを感じ、見事ボルトを締め切った感を出すことに成功しました!
…何が良かったのか分かりませんが、上手く行きました!
これで、NEOMAROの不具合を全て解消できたと思います。以来、何度か乗りましたがアイドリング、ガソリン漏れ、ギヤオイル漏れ等はありません!
…今度洗車しましょう…