菜園日記2025年10月



2025/10/05

 土曜日から雨が続く週末となりました。
 天気予報サイトの雨雲レーダーを見て、ちょっとした隙間を見つけでかけます。
 量販店で、ニンニク、ホウレンソウ、正月菜の種を購入して畑へ。
 西側の畝の南から、ニンニク、ホウレンソウ、正月菜を植えます。
 先週植えたダイコンもキレイに発芽しています。
 最近上手くいっていないニンジンも大きくなってきました。
 ナス、シシトウを収穫して、早々に退散いたします、

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2025/10/12

 涼しくなりました。
 先ず量販店で、ハクサイを1つ、レタスの苗を2つ購入して畑へ。
 西側の畝の、正月菜の北に順番に、ハクサイ、レタス、レタスと定植いたします。
 ナスとシシトウを終わりとします。
 この両者は今年もたくさん採れました。特にシシトウはこんなに遅い時期まで採れ続けたのは初めてのことです。
 それぞれの跡地に腐葉土、石灰、化成肥料を入れ、ナスのところは耕して畝とし、シシトウのところはスコップで荒起こししておきます。
 即席の畝ではあります。
 秋、冬野菜は概ね順調ですが、ハクサイが1つ枯れてしまったいました。
 草抜き、水やり等々・・・

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2025/10/19

 一挙に涼しくなりました。
 昼から量販店でタマネギの苗を購入して畑へ。
 先週作った畝がどういうことか、つぶれていました。大きな穴が開き、動物らしき足跡が・・・
 他の方の畑にも同様な状況がありましたので、猪のような動物が畑を掘り返しに来たのかもしれません。
 仕方ありませんので、再び畝を作り、そこにタマネギの苗を植えていきます。50本ほど。
 ニンジンが大きく伸びていましたので、間引きしつつ収穫。
 ダイコンも各場所1本ずつ間引きます。
 他の野菜も概ね順調な様子です。
 一番西側の北側の部分を耕して畝を作成いたします。
 草抜き、水やりをして退散いたします。

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2025/10/30

 急に涼しく(寒く?)なりました。
 朝から量販店で、ハクサイ×2、キャベツ、ブロッコリーの苗を購入して畑へ。
 西側の畝の北から、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリーを定植いたします。
 真ん中の畝の一陣北側、スイカなどの跡地に腐葉土、化成肥料、石灰などを入れて耕します。時期的なこともあり、簡易版?畝作りです。
 エンドウが伸びて゜きましたので、本支柱を立てます。
 ニンジン、ダイコンなど間引きつつ収穫です。
 草抜き、水やりをして退散いたします。



   
 



 私は第二の職場の最後期に癌で入院し、その後も連続的に複数の病気で入退院を繰り返していましたから、第三の職場に進むこともなく、ちょうど65歳から無職素浪人、少額年金生活者となりました。
(まぁ病気になっていなくとも私のような者を迎えてくれる第三の職場があったとは思えませんが・・・)

 当時は、ガン保険の給付があったり、退職金もいただたりして、重くのしかかってきた医療費を支払うこともなんとかできました。

 現在は、当然労働による収入もなく、極めて少ない年金だけで暮らしていますが、心無い友人知人からは、バンドや菜園を楽しんで、しょっちゅう誰かと飲み会をし、京都にいなくなったらと思ったらたびたび旅行に行っているような人間が、年金だけで暮らせるはずがない。きっと何か悪いことをして稼いでいるのに違いないと非難中傷されたりしております。

 もちろん、仕事を続け私の何十倍もの収入がある者からそんなことを言われる筋合いは全くありませんが、歳を取るとお金を使わなくなります。(そして何よりも仕事をしている時間がもったいなく思う残り時間の少ない私であります。)
 清貧な生活の私には、少額年金だけで十分とも言えます。

 初めに思いつくのはタクシー代です。
 現役サラリーマンの時はとにかくバスや電車に乗るのか嫌いでタクシーばかり乗っていました。
 バスや電車を待っている時間が嫌いでした。
 バスや電車の混雑ぶりが嫌いでした。
 バスや電車の乗客のわけのわからぬ自分勝手な振る舞いが嫌いでした。

 ある時期には、職場への行き帰りも毎日タクシーでした。
 エンゲル係数ならぬタクシー係数のようなものが存在するとすれば、低所得高頻度タクシー使用者の私は世界的にもかなりの位置にランクインしたでしょう。
 これは、しかし、病気が重なる中で少しでも歩いたりして運動しなくてはいけないという意識が生まれることで全く変わってしまいました。
 今ではバス、電車に乗ることをけっこう楽しみにしています。(まあ、乗合交通機関の基本的なマナーも守らないインバウンド旅行者等々には腹か立つだけの状況は変わりませんが・・・)
 これは、しかし、そのインバウンドが溢れる京都の街で、コロナの影響もあり、タクシーが全くつかまらない状態が生じたことも、私にはブラスに働きました。
 今は、人並みにバスの系統や時刻表の調べ方などにも詳しくなった私であります。

 次に思いつくのは、衣類でしょうか。
 現役サラリーマンの時は、毎年、夏用、冬用のスーツを一着ずつそれなりの値段で作り、ネクタイもワイシャツもそれなりの数を購入していましたが、もうそんな必要もなくなり、65歳を超えてからはネクタイを締めたこともスーツを着たことも一回もありません。
 しかし、洋服ダンスには見るのも嫌なほどの数のスーツがまだ並んでいます。
 これらの服は、古着屋が喜ぶブランド品でもなく、廃棄するしか方法がないものとは思いますが、なんとなく静かに眠ったままとなっています。
 活用する方法があれば、もちろん無料でお譲りしたいものです。

 それから、ゴルフを止めたことも大きい要素です。
 ゴルフは、視力の低下によりやめざるをえなくなりましたが、数年前までは年に50回ほどラウンドしていました。
 プレーフィー、高速代、ガソリン代、所属クラブの会費、ゴルフウエアやボール代などの消耗品代、練習場の費用、クラブやバッグ、靴などのギア代等々、等々、普通に年間100から200万円の支出が生じます。
(ゴルフを始めた当初は毎年クラブを買い換えていましたし、バブル期でもありましたので、この2倍以上は費やしていたと思います。

 と書いてきて、なにか大きなことを忘れている感がしてきました・
 私は、長くサラリーマンをしていて、いわゆる管理職の立場にそれなりの年月を過ごしていたのですが、その立場にかかる例月の支出がなかなかバカにならないものてした。
 ここでは、部下と飲みに行ってその代金を支払うなどという任意?のものや慶弔金のような臨時のものは除きます。
 私は、それなりの期間、数課の所属の統括などをしておりました。
 そーしますと、給料日ごとに、そのそれぞれの課から担当者が私のディスクにやってきて、親睦会(忘年会、歓送迎会等)の積立金を徴収されます。数課で2~3万円にのぼります。
 また、組織ごとに管理職の会なるものが存在していますので、その会の会費が徴収されます。
 これは親睦会の積み立てだけでなく、組織として必要な支出に充てる経費(各種団体へのお祝い金や懇親会料等々)も含んでいますので、一挙に1万円札がなくなります。

 私は、毎月、給料の中からタクシーとゴルフと衣服と交際というような類のものにどけだけの額を支出していたのか考えるだけで恐ろしいことであります。(計算するなどできません・・・)

and so on

 今は、寝間着と区別のつかぬような格好でバスに乗って病院に行くぐらいがせいぜいであります。
(歳を取ると、ファッションにもイイカゲンになりますから、それは財政的にはプラスであります。)

 しかし、歳をとるとこの医療費が重たくのしかかります。
 確定申告でかなりの還付を生じたこともあります。
 しかし、70歳を超えて、私のような低所得者は健康保険の自己負担割合が減りましたので、なんとか日々の生活を送れています。

 なんか、このように書いてきますと、プチ贅沢?!をやめただけではないかという誤解を生じるかもしれませんが、実態的にはそれなりに少額年金生活にいろいろと工夫を凝らして清貧に慎ましく暮らしております。

 最近は毎朝、賞味期限の切れたオニギリを朝食としています。
(というか、翌日の朝食時間までの賞味期限をつけたオニギリは私が買い物をする時間帯にはなかなか買えません。オニギリはしかし、高くなりました。私は1個100円程度の意識でしたが、その3倍もするようなものも平気で売られています。)
 ウイスキーなどは、4リッター入りのペットボトルのものを飲んでいます。
(このペットボトル入りのものは蒸発が早いのかすぐに無くなります。)
 毎日の服装は、昔日のプレーでヨレヨレになったゴルフウエアです。
(この類のポロシャツなどもまだ山盛りタンスに眠っています。)
 毎日コンビニなどでお釣りにもらう1円玉や5円玉も、しっかりと定期的に銀行に持っていって貯金しています。
(歩くために遠くの銀行に持ち込みます。)
 メモ用紙などは好みの大きさ等があり、今はチラシなどをハサミで切って自作しています。
(最近のチラシは両面印刷が多いので非常に困っています。)
 等々、等々。

 しかし、無職素浪人でありなから、少なからぬ年金を頂き、それでなんとか生活を続けていられるということは、非常にありがたいことです。

 心から、感謝、合掌!!


10月末の畑の様子


ハクサイ

キャベツ

ブロッコリー

レタス

ハクサイ

正月菜

ホウレンソウ

ニンニク




(なし)




シュンギク



 ミズナ



ダイコン



タマネギ


ネギ


エンドウ

カリフラワー

ブロッコリー

ハクサイ

キャベツ


ニンジン



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