菜園日記2025年8月



2025/08/03

 8月に入りました。
 京都やその隣の兵庫県で、暑さの歴代記録が塗り替えられる7月でしたんが、8月に急に涼しくなるはずもありません。
 朝から畑へ。
 野菜はかなり暑さで参っています。
 採れる実も少なくなってきました。
 ゴーヤだけは相変わらず元気です。
 各株の枝、ツルなどを整理し、草を抜き、水を大量にやって退散いたします。

・・・・・・

2025/08/14

 雨が続きましたので、先週の週末は畑はお休みとなりました。
 早朝から畑へ。
 キュウリは完全に終わっています。
 トマトもそろそろという感じです。
 元気に実をつけているのは、ゴーヤ、ナス、そしてシシトウの類でしょうか。
 それらは本日もとてもたくさん採れました。
 そろそろ秋・冬野菜の準備をする時期ですが、この暑さではなかなか進みません。
 草抜き、水やりをして退散いたします。

・・・・・・

2025/08/17

 五山送り火も終わり、8月も後半となりました。
 ズッキーニとシソを終わりにし、その跡地に腐葉土を入れて、荒起こししおきます。
 夏野菜の過半が終わりとなりました。秋、冬野菜のために準備が必要ですが、 この暑さではなかなか進みません。
 ナス、ゴーヤ、シシトウなど収穫。
 草抜き、水やりをして退散いたします。

・・・・・・

2025/08/24

 早朝から畑へ。
 気温は30度を少し上回るぐらいでしたが、湿度がかなり高く、汗が止まらないような状態でした。ズッキーニとシソの跡地に化成肥料と石灰等を入れて、耕します。暑さのため、耕す作業も完了はしませんでした。
 東側の畝の南端を少し耕し直し、ちょっと試しにニンジンの種を蒔いてみました。
 トマトはそろそろ終わりです。
 ナス、ゴーヤ。シシトウは元気です。
 特にシシトウは、いつもたくさん実をつけるけれども早々に枯れてしまっていましたが、今年は長く元気でいます。
 草抜き、水やりをして、早々に退散いたします。

・・・・・・

2025/08/31

 8月も最終日となりました。早朝から畑へ。
 ズッキーニとシソの跡地を最終的に耕し、畝を作ります。
 トマトは終わっていましたが、株を全て撤去いたします。
 残っている野菜は、ゴーヤ、ナス、シシトウのみとなっています。
 ナスはまだまだ元気ですが、1つが立ち枯れしてしまい、2本だけとなりました。
 大量に水やり、草抜きをして退散です。



   
 



  2025年の夏の暑さは、続々と更新されています。

 気象庁が作成した各地点における観測史上1位の値を使っての最高気温ランキングは下記となっています。



 上位を見ますと、2025年の日付がずらりと並んでおり、私的には今年日本の夏は確実に新たなフェイズに突入したと感じています。

 この暑さの中、エアコンは確実に命綱ですね。

 歳を取ると暑さ寒さに鈍感になってしまうのか、今までの生活の慣れなのか、高齢者はエアコンをあまり好まない、という方が多いように感じます。
 しかし、私の近辺だけでも、さすがに今年はエアコンを購入したという方は少なからずおられます。
 高齢者には必須の家電でもあります。

 まあしかし、生活の慣れと書きましたが、我々の小さい頃はエアコンなどありませんでした。
 価格のこともあったかもしれませんし、技術的なこともあったのかもしれません。
 大量生産が求められて値段が下がるようになるところまでは、当時の人々はエアコンを必要としなかったのでしょうか?

 今とは「暑さ」が違ったのでしょう。
 普通にエアコンなしで、縁側でスイカを食べて涼んだりしていました。
 現在の夏に縁側でボーと過ごしていたら、涼むどころか確実に熱中症になってしまいます。

 昔日は小中学校などにもエアコンなどはもちろんありませんでした。

 公立の小中学校にエアコンが設置、整備されたのは、そんなに以前のことではないようです。
 調べてみますと、
 2018年9月時点での設置は全国の普通教室の58%にとどまっていましたが、19年には寒冷地を除くほぼすべての普通教室にエアコンが設置されました。
 これはやはり、熱中症になる児童生徒が相次いだことをふまえての対応であったようです。
 一方で、2014年には東京都全域で普通教室のエアコン設置率はほぼ100%となっていたとか。やはり児童生徒を熱中症から守るといっても、自治体の予算的な力も大きく影響いたします。
 いずれにしても、ほぼすべての普通教室にエアコンが設置されたのは2019年ということですから、つい最近のことではあります。
 それまでは、ひたすら我慢の児童生徒だったのでしょうか、やはり近年特に異常に気温が上昇しているということなのでしょうか?

 学生時代、それは私の場合1970年代がそうなのですが、高校野球では、延長18回、それでも決着がつかずに翌日に再試合なんてことがよくありました。
 今と比べて夏の気温が少しは低かったのでしょうけれども普通に考えれば異常な状況であったと思います。
 夏の暑さに負けずに投手は何百球も投げ続け、メンバー全員が猛暑の球場で耐え続けるのがあるべき野球少年と思われていたのでしょうか?

 また当時は一般的に、特に学校教育の場などでは、スポーツの間「水を飲んではいけない」なんて指導が「常識」であっのですから、やはり異常なあり様の時代ではありました。
 この「運動中は水は飲むな」説は、その起源や理由などについて曖昧なところも多いのですが、いずれにしても現在のこの異常な暑さの下でそのような異常な方針が貫かれていたら、非常に重篤な事態が続出するものと想像されます。

 さてさて、夏といえば、私は20代後半の頃、夏に1週間ほどの休暇を取ってバイクに跨ってあてもなくウロウロするのが例年のことでした。
 具体的な計画も立てず、行先も宿も決めずのソロ・バイクツーリングは夏の大きな楽しみでした。

 その頃の私は、しかし、バイクに乗る時には当時のバイク乗りの多くがそうしていたように真夏でも長袖の革ジャンを着て、ブーツを履き、皮の手袋をして・・・というようなスタイルでした。
 今でしたら、クーラーの効いた部屋の中でもこの格好をしたら暑くて暑くて我慢できないでしょう。

 この姿はバイク乗り以外から見たら確実に異常な変態的姿ですから、景勝地などで三脚を立てて記念写真を撮ったりしていますと周りの観光客からは、確実に変なものを見る眼つきで見られていました。

 しかし、まぁ暑かったけれども普通の暑さでもありました。
 その頃はやはり今と比べたら、格段に「涼しかった」のでしょうか?

 ここしばらくテレビなどでは、多くの出演者が「この暑さは何時まで続くのでしょうか?」などと気象予報士に聞いている姿が目立ちます。
 気象予報士は、エーうんとー・・・などと答えに詰まっていますが、私は、この質問には明確に答えられます。

 この暑さは人類が滅びるまで続きます。


8月末の畑の様子


シシトウ


(なし)





ゴーヤ



(なし)





(なし)




 (なし)




(なし)




ナス


(なし)







(なし)



(なし)




2025年9月へ 菜園日記topへ