菜園日記2024年11月
2024/11/03 11月に入り、やっとという感じで涼しい風が吹くようになりました。 朝から量販店に行き、ニラの苗を2つ、キャベツの苗を3つ、コマツナの種を購入して畑へ。 ナスとシソの跡地に、北からニラ、キャベツ、コマツナと植えていきます。 これで、畑はすっかり秋・冬野菜の景色となりました。 草抜き、水やりをして退散いたします。 ・・・・・・ 2024/11/10 そろそろ上着が必要な時期となりました。 といっても、既に11月です。 昼から畑へ。 エンドウが少し背を伸ばしてきましたので、短い支柱を立てて、ビニ紐で留めておきます。 ダイコンやチンゲンサイなど、少しずつ間引きをいたしました。 先週蒔いたコマツナもよく発芽しています。 畑は秋らしい光景となってきました。 ・・・・・・ 2024/11/16 曇り時々雨という天気予報でしたが、雨の合間をぬって畑へ。 畑について間もなく、本降りになってきましたので、早々に退散いたします。 ダイコンの間引き菜を少々。 そして、家から持参のコーヒー豆の搾りかすと卵の殻を撒いて、撤退いたしました。 ・・・・・・ 2024/11/17 昨日は畑に着いたとたんの雨で何もできませんでしたので、本日も昼から畑へ。 といっても、この時期はそんなに仕事もありません。 葉野菜を少しずつ間引きしつつ収穫。 雑草取り。 水やり。 ・・・などなどして退散いたします。 今年は、猛暑のため秋・冬野菜の定植が遅れたためか、虫の被害がかなり少なくなっている感じではあります。 ・・・・・・ 2024/11/24 冬が近づいてきた感の11月最終日曜日、昼から畑へ。エンドウがまた少し伸びていましたので、支柱を廻らせます。 ダイコン、コマツナなど実引きしつつ収穫。 全体に、モミガラを追加し、油粕を少しまきました。 全体的に順調な感じです。 草抜き、水やりをして退散。 |
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今年は、暑い暑い夏が長い長い残暑を生み出していましたが、11月に入るとそれなりに涼しくなり、私はなけなしのお金をはたいて暖かそうなジャンパーでも買おうかと街を歩いておりました。 かつて京都の秋葉原的電気屋街であった(四条から南の)寺町通りは昔日の面影はほとんどなくインバウンドで溢れ、パソコンショップならぬうどん屋やラーメン屋に長い列ができていました。 京都は、一年中多くの観光客が訪れますが、季節的にはやはり桜シーズンの3月下旬~4月上旬、紅葉シーズンの11月中旬~12月上旬が最も多い時期となるようです。 紅葉というと、私は中学校の授業で今も覚えている先生の言葉があります。 その先生は、 「紅葉は木々が赤くなった状態を言うのであって、紅葉という木はない。」 と言っておられました。 私は、この言葉が長く心に引っかかっていて、テレビなどで「○○モミジ」と呼ばれている木のことを見たりしますと、いつも何かモヤモヤした感に襲われていました。 よく、「モミジ」は「カエデ」の一種と言われていますが、植物学上は「モミジ属」というものは存在せず、同じ「カエデ属」とか。 また、一般的には、 〇 葉が小さめで切れ込みが深く、紅葉が美しいものを「モミジ」と呼び 〇 葉が大きめで切れ込みが浅く、紅葉が目立たないものを「カエデ」と呼んでいるようです。 この文脈において、中学校の先生のおっしゃったことは、すっきりと腑に落ちます。 しかしながら、○○モミジと名付けられている樹木も確かに存在しますし、一方、カエデ属のモミジと呼ばれている樹木以外の木がコウヨウしてもやはり紅葉=もみじなのであります。 (こんな感じで、モミジに紅葉、そしてコウヨウ=紅葉なんて書いていますと、やはりすっきりと腑に落ちることはないのかも。) その先生は現代国語のK先生でした。 毎日毎日馬鹿なことばかりしていた私に優しく接していただいていましたが、アホな私は相変わらずその先生に迷惑ばかりかけていたことを想い出します。 深く反省しています。 ・・・・・・ 余談というか話は少し斜めにずれますが、なになにモミジと呼ばれている樹木は幾つもあります。 例えば「ヤマモミジ」は、「庭木図鑑 植木ペディア」では、 「北海道と本州の北中部(青森県から島根県)に分布するカエデの仲間で、日本海側の山地に多い。太平洋側に分布するイロハモミジ、オオモミジと共に日本のカエデを代表する樹種であり、新緑や紅葉の美しさを観賞するため庭木や盆栽として使われる。」 と説明されています。 ヤマモミジに関係して「紅葉」という唱歌があります。 秋の夕日に照る山紅葉 濃いも薄いも数ある中に 松をいろどる楓や蔦は 山のふもとの裾模様 という歌詞ですが、この一行目の「秋の夕日に照る山紅葉」は、「照る・山紅葉」なのでしょうか、「照る山・紅葉」なのでしょうか? 諸説あるようですが、どうやら「照る・山紅葉」が正解のようです。 私も長く、夕日に照らされている山のコウヨウといういう意味と思っていたのですが、ヤマモミジという固有名詞として歌われているようです。 ・・・・・・ さて、現代国語といえば、上に書きました中学校の時の想い出もありますが、学生時代の他の想い出にもつながります。 私は、小さい時から本が好きで、授業科目としては現代国語が好きな人間でした。 大学院時代に、塾などで講師のアルバイトをしていましたが、担当教科のメインは現代国語でした。 アルバイト先の塾は複数にわたりますが、その一つに「ナガセ進学センター」というところがあります。 最近のことですが、学生時代の想い出を辿る形でこの塾のことを調べていて意外なことを発見しました。 私が勤めていた「ナガセ進学センター」は東京都練馬区のビルにあった小さな塾でした。 この塾は、その名称のとおり永瀬さんという方が、兄弟で運営されていたところでその組織的な変遷などはよく存じませんが、お兄さんはこことは別に東京都三鷹市で「ナガセ進学教室」を運営していました。(・・・当時の名称など不正確な部分もあるかもしれません。) 兄弟の運営する塾ということもあって講師の交流会的な野球大会が開催されたこともあり、私も出場したことを覚えています。 私は野球の得意な人間ではありませんでしたが、その日は3打数3安打3盗塁という快挙でした。 今でも良く覚えています。 50-50ならぬ3-3であり、現在の大谷選手に匹敵する成績と言ってもいいでしょう。 この塾でも私は主に現代国語を教えていました。 そして、上にも書きましたように、この塾のことを調べていて最近になって初めて気づいたことがありました。 それは、この塾がその後「東進ハイスクール」になったということです。 東進ハイスクールの講師陣は、優秀で個性的な講師揃いということで少し前にはマスコミ等でも大きく取り上げられたりしていましたが、その代表はやはり林修さんでしょう。 彼の場合は、単に予備校講師というだけではなく、現在芸能プロダクションに所属するタレントでもあります。 そして、彼の専門もまた現代国語であるわけですが、まぁ私と比較してどーこーというつもりはありません。 残念ながら、基本的な素養やその他バックボーンがあまりにも違い過ぎてはおります。 しかし、年月が経過したとはいえ、あの小さな塾が現在、ある意味予備校の代表的存在とされる東進ハイスクールになっていることは、なかなかの新鮮な驚きでした。 ・・・・・・ またまた余談ではありますが、塾での授業終わりに同僚の講師の人達と練馬で飲んだことも懐かしい想い出です。 良く覚えている店の1つに、カウンター席だけのかなりリーズナブルな居酒屋がありました。 酒やツマミを注文するたびに、その商品名を書き足した伝票がそれぞれの席に張り渡してあるゴム紐?に挟まれるのですが、見ると、ほとんどのお客さんがその伝票を握りしめながら飲食しているのです。 聴けば、油断すると隣の客に伝票をすり替えられることがあるとか。 そーいうことに警戒しながら飲まなくてはいけないなかなか楽しい居酒屋でありました。 メニューに「玉刺し」があったことも記憶に残る店でした ・・・・・・ 当時私が現代国語を教えていた中学3年生も今や還暦という歳になります。 京都の紅葉でも観に、遊びに来てほしいものです。 |
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