菜園日記2024年10月
2024/10/06 10月に入りました。 しかし、まだまだクーラーの活躍する今年ではあります。 昼から量販店で、ニンニク、チンゲンサイ、シュンギク、ホウレンソウの種を購入して畑へ。 キュウリの跡地に、北からチンゲンサイ、シュンギク、ホウレンソウの種を蒔きます。 先週は所用で畑はお休みとなりましたが、先々週に蒔いたダイコンは全く発芽していませんでした。暑い日が続き、雨も降らない時期ではありました。ダイコンの種を再び蒔きます。 ズッキーニの跡地に、化成肥料、石灰などを入れ、耕して畝を作りました。 ゴーヤを終わりにします。ゴーヤのツルは予想以上に多く、ネットや支柱を撤去するまではできませんでした。 ナスとゴーヤをたくさん収穫。 他も概ね元気な様子です。 ・・・・・・ 2024/10/12 やっと涼しい日が連続するようになりました。 10月も中旬です。 昼から畑へ。 ズッキーニの跡地の北側部分に、ニンニクを植えていきます。 ゴーヤの支柱、ネットなど全てを撤去。 そこに腐葉土などを入れて、スコップで荒起こしをしておきます。 ダイコン、チンゲンサイが良く発芽しています。 春菊とホウレンソウはちょっと不安・・・ その他も概ね元気な様子です。 草取り、水やりをして退散。 ・・・・・・ 2024/10/13 10月も中旬ですが、まだまだ半袖の今年ではあります。 昼から量販店で野菜の苗を3種購入して畑へ。 ニンニクの南側に、北からハクサイ、ブロッコリー、カリフラワーを1つずつ植えます。 ゴーヤの跡地に、化成肥料、石灰などを入れね耕して畝を作成。 ツルムラサキとニンジンを終わりにします。 ニンジンは何度か追い蒔きをしましたが、1本しか育たず、今年はダメな年となりました。 ツルムラサキとニンジンの跡地に、腐葉土、牛糞を入れてスコップで荒起こししておきます。 夏野菜で残っているのは、ナスとシソたけになりました。 ・・・・・・ 2024/10/20 急に秋らしくなりました。 昨日の昼間はクーラーを入れていたのですが、本日は車の窓も開けず、初めて上着を着て畑へ。 量販店でタマネギの苗を購入。50本。 ゴーヤの跡地の北側からタマネギ苗を植えていきます。 ツルムラサキとニンジンの跡地に化成肥料、石灰などを入れて耕し、畝を作ります。 ナスとシソを終わりにします。 今年もナスはたくさん美味しく頂きました。 ナスとシソの跡地に、腐葉土と牛糞を入れて、荒起こししておきます。 他の野菜も概ね順調のようです。 水やりをして退散。 ・・・・・・ 2024/10/26 涼しい10月最後の土曜日です。 コーナンで、ケーブ、キャベツ、スナップエンドウ、レタスの苗を購入して畑へ。 タマネギの南側に、スナップエンドウの苗を3つ植えます。 ツルムラサキとニンジンの跡地に、北から、ケーブ、キャベツ×2、レタス×2を定植いたしました。 ナスとシソの跡地に化成肥料と石灰などを入れ、耕して畝を作ります。 これで、夏→秋・冬の耕し直しは全て終了となりました。 この夏の異常な暑さでかなり遅れましたが、まぁ一応の完成ではあります。 他の野菜も概ね元気な様子です。 |
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先日、姫路市内を車で走っていて時間の関係もあり、何かパッと昼食を食べられる店をと道路沿いの回転寿司屋さんに入りました。 回転寿司屋でしたがランチのセットがあり、その1つを注文。 寿司が9貫に玉子焼き、サラダ、デザート、そして赤だしが付いてきました。 赤だしはこの店の推しらしく、ランチセットでなくても一杯は無料で提供とか。 私的には、姫路も赤だしなのかなぁという感じでした。 そこから数十分後(※)、私は高速道路でカーラジオを聴いておりました。 私と同年代=昭和30年生まれの上沼恵美子さんの番組でした。 上沼さんは、そこで何かのエピソードとして、 「先日、若い女性と一緒に寿司を食べに行ったら、彼女が『あっ、赤だし!』と言っていた。彼女は赤だしをあまり飲んだことがないのだろうか?」 というようなことを話していました。 私は上沼さんのファンでもありますし、この話自体に異議を唱えるつもりはありません。 まぁ文脈としては、ちょっといい寿司屋さんでご馳走したら、そういう寿司屋に付きものである「赤だし」を珍しく思ったのだろうか?ということなのでしょう。 しかし、ラジオを聴いていた私としては、その女性はひょっとしたら関東の出身で「大阪では寿司に赤だしなのか?」 と思ったのではないかと考えていました。 ※ この文章の内容とは全然関係ない話ですが、先日テレビを見ていましたら、アナウンサーが「十分」を「じっぷん」と読んだ時に、番組のMCがすぐに横から 「じゅっぷん!」と訂正していました。今はどーなのか知りませんが、「十分」の由緒正しき読み方は「じっぷん」であると存じます。 大学時代、夏休みなどに京都に帰ってくると毎日のように遊んでいた友人がいて、ある時期には、その友人の大学の同級生と3人でよく街に繰り出していた記憶があります。 半世紀ほど前のことであり、かなり忘却の彼方の記憶でありますが、今でも良く覚えていることが1つあります。 彼は、九州(何県かは忘れました)の出身でした。3人で京都は裏寺の寿司屋に入った時、握り寿しの盛り合わせを頼んだのですが、彼は大きな声で 「赤だし3つ!」 と追加注文をして、 「寿司にはやっぱり赤だしだ!」 と言うのです。 それが、九州の地元の話なのか、京都に下宿している大学生としての発言なのかは聞いていませんし、よく分かりません。 ただ不思議に長く記憶に残っています。 またある時、多分就職して間もない頃、ある漫画雑誌を読んでいたのですがそれはいつも定期的に読んでいるものでもなく、特に興味があって手に取ったものでもありませんでした。 恐らく、喫茶店かどこかで時間潰しに読んだのだと思います。 しかし、どーいうわけか、その中のある漫画の1シーンを今でも良く覚えています。 その主人公は、寿司職人として究極の寿司?らしきものを求めて放浪、修行しているらしいのですが、ある日師匠?の所へ行き、これが俺の究極の寿司だという感じで、一貫を差し出します。 シャリがボロボロ崩れるような寿司の仕上がりで、まあその部分は漫画的表現ではあるでしょうけど、周りの者たちの笑いものになります。 しかし、師匠はそれを食べて「美味い!」と、彼が目的を達したことを認めます。 この辺のやり取りについては、前後の連載内容も読んでいませんし、いいかげんで適当な記憶ですが、その中で彼が発したもう一つの言葉は、よく覚えています。 それは、「寿司に一番合わないのは、赤だしだ」というセリフです。 大学の時、「中間文化論」なとで知られる社会学者加藤秀俊先生の授業を受けていました。 その後社会人になり、今のインターネット社会の前段として存在していたパソコン通信の時代に、ニフティサーブ(富士通と日商岩井によって設立されたパソコン通信サービスの名称)に加藤先生の主宰する「会議室」が存在することを知り、参加させていただきました。 パソコンと電話回線を通じて、テキストファイルで日本の文化や歴史などについて自由にやり取りするというような場所でした。 そこで、前後の文脈は忘れましたが、何かの拍子に私は 「寿司に赤だしは合わないのではないか」 というようなことを書いたのです。 そーしましたら、多くの参加者から総攻撃を受けることとなりました。 主な論点は「お前は味噌文化を馬鹿にしている」というようなことでした。 ※ この私に総攻撃をした主力選手達は、しかし、なんとこの数年後に私の直属の部下となります。恐ろしくも面白い廻り合わせではあります。 ・・・・・・・・ 最近は、寿司に関するこだわりのようなものはかなり減っているのではないかと思います。 そのこだわりの多くは、長らくいわゆる江戸前の寿司を基準にして語られてきた気がします。 私、父、祖父は3代続けての東京生まれでしたが、私は小学校に入る時に東京から転出しましたのでとうてい「江戸っ子」などとは称せません。 しかし、父は江戸っ子気質を一定残していた人間だったと思います。 例えば、父にとって寿司屋は長居をするところではありませんでした。 パパっと何貫かを口にほうりこんで、パッと出ていく、そーいう場所なのだという感じでした。 そのためか、中華料理屋などにはよく家族皆で食事に行きましたが、一家で寿司屋で夕食を食べた記憶はありません。 ただ、一度旅先の海辺の街で父と二人で寿司屋に入ったことがあります。 父は、2種類ほどの握り寿しをつまむと、やはりパッと出て行きました。 食べ盛りの年齢だった私は???と思ったことを、今でも覚えています。 今でも「東京人」を気取る若者などは、寿司屋に入ると先ず「光り物」を頼んで「俺は東京の人間だぞ」とアピールしたりいたします。 そして、寿司ネタにサーモンなどがあるのを許せないのが江戸っ子かもしれません。 まぁこの東京人と江戸っ子の区別云々、あるいは定義的なことについてはここでは踏み込まないことといたしますが、寿司屋でウナギのかば焼きなんかを焼いていると、 「あんな臭いをさせる店で寿司を食ってられねーよ」 と言うような人はまだ存在しています。 いわゆる江戸っ子は、自分勝手なおせっかいでもあります。 蕎麦屋で隣に天ぷらそばの海老の頭を残している客を見つけると、 「なんで頭を食べないの?!」 と責めたりします。 そして、おそらくそういうことの究極の1つが「寿司に赤だしは邪道」と、一昔前まで東京の寿司屋などで言われていた言葉なのかもしれません。 私はもう関西の寿司に慣れ親しんだ人間でありますし、蕎麦屋で隣の人に話しかけたりもしません。 けれども、父の影響ということではなく、江戸前寿司に赤だしは合わないなぁとは思っています。 |
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