菜園日記2023年1月
2023/01/11 2023年に入りました。 いろいろと所用があり、今日が新年初めての畑となりました。 寒い時期ですから、年末の景色とほとんど変わらない畑の様子です。 キャベツが1つ、球を大きくしてきました。しかし、他の株は結球してきません。 ブロッコリーの頂花蕾もなかなか大きくなりません。カリフラワーがとても大きくなったことを思うと不思議ではあります。 ダイコン、ニンジン、ネギ、葉物野菜を収穫。 あとは草抜き、水やり等。 ・・・・・ 2023/01/15 全国女子駅伝の開催日となりました。 交通規制の合間をぬって畑へ。 今年は、ブロッコリーの頂花蕾も大きくならず、キャベツもなかなか結球しません。 しかしながら、葉物野菜は概ね順調で、いい感じに育っています。 ダイコン、ニンジン、ネギ、その他の葉物野菜、そしてキャベツを1つ収穫いたします。 後は草抜きなど。 ・・・・・ 2023/01/22 また寒い日曜日となりました。 昼から畑へ。 いつもと比べて生長の遅いブロッコリーでしたが、ここにきて頂花蕾を大きくしてきました。収穫にはもう少しという感じです。 ニンジンは育ってはきましたが、二股に分かれている小さなものがほとんどです。耕し方が少ないからでしょうか? ダイコン、ニンジン、ネギなどを収穫いたします。カリフラワーは分かれた株にできた小さなものを収穫して、終わりとなりました。 後は草抜き、水やり等。 ・・・・・ 2023/01/29 1月の最終日曜日は寒い日曜日となりました。 京都では10年ぶりの大寒波といわれ、大雪が降ってから5日ほど経ちますが、車にはなかなかの積雪状態が残っていました。最低限の視界を確保して出発しましが、途中で屋根の雪がフロントガラスの左3/4に落ちてきて、ほとんど前が見えなくなりました。なんとかその除雪をして畑へと到着いたしました。 寒く、ドロドロの土でしたので、ネギや葉物野菜などをいくつか収穫して早々に退散いたします。 |
女木島から再びフェリーに乗り、男木島へと向かいます。 女木島から男木島の間もフェリーで20分ほどの旅程となりました。 離島を結ぶ比較的小規模なフェリーは、お客さんの乗船即発車というか、大型フェリーのように時間をかけて下船、乗船の手続きをしませんから、慣れないと乗り損ねたりしそうな感覚になります。 男木島の港では、瀬戸芸の作品が2つ迎えてくれていました。 案内所やフェリーの切符売り場の入る「男木島の魂」、そして島の子供たちのために作られたという「タコツボル」 また正面には海産物を扱う食事処があり、女木島での昼食が少なかったこともあって少し食べようかなとも思いましたが、やめておきました。 焼き貝などに目がない私としては不思議な?判断でありましたが、この判断は幸いにもボリューム満点の宿の夕食を堪能できたことにつながります。 しかし、後日男木島はタコ飯が有名ということを知り、少し後悔もした私であります。 |
他の瀬戸芸作品を鑑賞しに歩きます。 この島はかなりの急坂です。 また住宅街の道はかなり狭く、おそらく自転車やバイクなどともそのままではすれ違えないぐらいの幅に見えました。 島の海岸近くではよくある景色ですが、私が経験した中では一番急で狭いものと感じました。 女木島にもネコがたくさんいましたが、男木島はそれ以上に多くのネコがそこかしこに存在しています。 歩いていると皆人懐っこく近づいてきます。 餌をあげる観光客が多いのでしょう。 テレビ番組などでよく瀬戸内海の離島に猫が多いことが紹介されていますが、何か共通する原因などがあるのでしょうか? * 猫島と言われるような島が多くあることの理由として、ネコがネズミを捕ってくれるので島の人々が大切にしていたからとよく言われます。奈良時代・平安時代より 近海の島々に舟が行き来をするようになり、鼠は その舟に入り込み島に上陸し、ねずみ算式に繁殖したわけですが、その鼠の大量発生に悩む島の人々の救世主となったのがネコであって、そのために非常に大事に育てられるようになったということです。この説が通説となっている感がありますが、私的にはまだちょっと納得がいきません。機会があればまた少し勉強したいテーマではあります。 男木島もまた「猫島」と呼ばれています。 某有名動物写真家が写真を撮影しに訪れるなど、テレビで猫が多い島として紹介されてから「猫島」として一気に有名になったようです。 私はネコ好き人間ではありませんが、そんな私が歩いていても多くのネコが近づいてきます。 瀬戸芸作品「歩く方舟」まではちょっと距離がありました。 しかし、海に突き出た堤防に設置されたこの作品はなかなか見ごたえがありました。 私のお気に入りの1つとなりました。 |
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他の瀬戸芸作品など、会期外でしたので外から鑑賞したり島の道々を散策していますと夕刻になりましたので宿へと向かいます。 宿は、「ゆくる」さん。 実は到着してから初めて知ったのですが、ここは「一棟貸し切りの宿」でした。 夕食は、囲炉裏でのバーベキュー。 たくさんの牛肉と豚肉、そして野菜、この日は特別に魚も囲炉裏で焼いていただきました。タイ、キビレを丸ごと1尾ずつ。 普段でしたら私には到底食べきれない量ですが、旅行という雰囲気のためなのか不思議にも残すことなく食べきってしまいます。 一棟貸し切りということもあり、宿の方のホスピタリティ溢れる応対などもあり、ゆったりと心地よい時間を過ごすことができました。 テレビもなく、サッカーワールドカップの日本:コスタリカ戦も観ず、早々に就寝いたします。 |
翌日は朝食をいただいて8時半に出発。 道中にある瀬戸芸作品を見つつ、豊玉姫神社へと向かいます。 この神社にはかなりの急坂に加え、狭く急な階段が長く続きます。 手すりも設置されていませんでしたので、高齢者にとってはなかなかキツイ参拝となりました。 誰もが知る山幸彦・海幸彦の物語ですが、男木島伝説によると山幸彦は失くした釣り針を探して男木島にたどり着き、ここで海の神の娘・豊玉姫と出会い、二人の間に男の子が生まれます。 この男の子の子供が神武天皇です。 もちろんこの伝承は日本各地に存在しています。 * 通説的にはこの物語の舞台は南九州だとされていますが、瀬戸の島々にもこの物語にまつわる神社、地名、伝説が多く残っています。 男木島以外の島々でも興味深い伝承が多く伝えられています。 |
男木島で感心したことが1つ。 すれ違う人々が皆さん、「こんにちは!」と声をかけてくれました。 気持ちのいい旅行となりました。 瀬戸内国際芸術祭参加のアーチストに非常に人気の高い地である理由が少し分かった気もいたします。 島内をまた少し散策して、帰りのフェリーに乗ります。 高松港でフェリーを乗り換え、小豆島・池田港へと戻りました。 * 高松港と女木島、男木島を結ぶフェリーについても少し不思議に思うことがありました。それぞれの港をA,B,Cとしますと、AからBの料金は〇円、AからBを経由してCで降りる料金はもちろん〇円より高い料金となります。それぞれに応じた切符を買うのですが、その切符は乗船時にチェックされるだけで下船時には見せることもありません。不埒者がいたら安い料金で乗り放題となってしまいますが、信頼関係で成立しているのでしょうか? この女木島、男木島の旅は暖かな晩秋の時期に天気にも恵まれ、楽しく気持ちのいい旅となりました。 瀬戸芸作品の多くが会期外で直接鑑賞できなかったこともあり、機会がありましたらまた訪れたく考えています。 |