菜園日記2022年10月
2022/10/02 10月に入りました。 少し涼しい日曜日、昼から量販店に行き、ニンニクの鱗片を購入して畑へ。 トマトの跡地に南側からニンニクを植えていきます。 本日は、ダイコン、ニンジンときれいに発芽していました。 キャベツの苗が完全に立ち枯れしています!?? カボチャ、ゴーヤ、シソの株を最終的に処分し、ネット、支柱などを撤去いたします。 その跡地に腐葉土を入れて、スコップで荒起こししておきます。 ナス、シシトウがそれぞれ10個ずつほど収穫できました。 ・・・・・ 2022/10/08 急速に涼しい秋がやってきました。 初めに量販店に行って、キャベツの苗を4つ、ブロッコリーの苗を2つ購入。 この数は、先週畑に来た時に、完全に立ち枯れしていたと思われるキャベツ2つとブロッコリー2つが含まれているですが、畑に行きますと、キャベツは1つが復活、ブロッコリーに至っては葉のほとんど全てが消え去っていた状態から2つとも完全復活していました。 キャベツの1つを新しく植え替え、先週植えたニンニクの北側にキャベツを2つ植えました。 従って3つの苗が余ってしまったのですが、真ん中の畝の隙間に「仮に」植えておきます。 カボチャとゴーヤの跡地に化成肥料と石灰を入れ、耕して畝を作ります。 真ん中の畝のシシトウなどを終わりとします。跡地に牛糞を入れて荒起こししておきます。 他は概ね順調な様子です。 ナスも10個以上収穫できました。 ・・・・・ 2022/10/16 暖かな日曜日となりました。昼から量販店に行き、ホウレンソウとコマツナの種を購入して畑へ。 一番東側の畝のネギの北側に、先週仮植えしていたところからキャベツ、ブロッコリーの苗を移設します。 その北側に、ホウレンソウとコマツナの種を蒔きます。 真ん中の畝の北側部分に化成肥料と石灰を撒き、耕して畝を作ります。 ナスやツルムラサキなどを終わりとします。その跡地に腐葉土を入れて荒起こしいたします。 ナスは最後に10数個収穫できました。最近、ナスは10月中旬になってもたくさん採れます。 ニンニクも全体的に発芽していました。 ニンジンなども順調な様子です。 後は水やり等々。 ・・・・・ 2022/10/23 秋らしい日曜日です。 量販店で玉ねぎの苗を買って、畑へ。 先週耕した真ん中の畝の北側に玉ねぎを植えます。 先週荒起こしした西側の畝の北側2/3に化成肥料と石灰を入れて耕し、畝を作成。これで、畝は全て秋・冬野菜用に耕すことができました。 先週蒔いたコマツナはよく全体的に発芽していました。 ホウレンソウが半分ほどしか発芽していませんでしたので、種を追加で蒔きます。 ダイコンとニンジンを少しずつ間引き。 その他も概ね順調な様子です。 ・・・・・ 2022/10/30 10月も最後の日曜日となりました。 量販店で、スナップエンドウの苗、正月菜の種を購入して畑へ。 一番東側の畝の一番北の部分に、正月菜の種を蒔きます。 先週耕した西側の畝に、スナップエンドウの苗を4ケ所植えました。 ダイコンとニンジンを間引きます。 他の野菜もほぼ順調な感じです。 |
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小学生の頃の想い出の一つとして、鰹節を削り器でガリガリしていた記憶があります。 恐らく、当時の子供全てが夕食前に行っていた「お手伝い」であったと思います。 長方形の鰹節削り器は、上の面がカンナのような形状をしていて、そこに固い鰹節をあてがって前後に押したり引いたりして、薄く削られた出汁用の鰹節を作るわけです。 この機器も固い鰹節も今まだ販売されていますが、どのくらいの家庭で使われているのでしょうか。 飲食店などはともかく、自宅でこの作業をしている家庭は非常に少ないのでは・・・と想像いたします。 ほとんどの家庭では初めから薄くスライスされたパック入りの鰹節を使ったり、そもそも鰹節で出汁を取るなんてことはせずに、料理に合わせて「なんとか出汁のもと」なるものを使用するのが一般的なのではないでしょうか。 当時は、しかし、今のようにいろいろな調味料もなく、出汁はそれぞれの家で取るのが当たり前のことでした。 出汁というと、出汁巻き玉子を先ず連想してしまう私でありますが、それに関しては今でもよく覚えていることがあります。 20代の後半の時私は、ある部署でいろいろな現場をぐるぐると回ったりすることが仕事の1つでしたが、ある時、その出先の課長さんに食事に誘われたことがありました。 その課長さんは、当時の定年間近な方でしたので55歳ぐらいであったと思います。 職場近くの食事処に案内されました。 その課長さんは「出汁巻き玉子定食」なるものを注文されました。 20代の食欲旺盛な私にとって、出汁巻き玉子が「おかず」のメインになっていることが信じられませんでした。 おかずは、先ずは肉や魚などがあって、それにちょっと添えられているのが出汁巻き玉子という感覚でした。 おかずとしてのボリュームということもありますが、味の薄さということも当時の私としては納得しがたいものでありました。 出汁巻き玉子というと、今一つ記憶に留まっている話があります。 私は東京生まれなのですが、その方も東京生まれのちょっとこだわりのある方でした。 その人によれば、京都の人間はケチなので、玉子焼きを焼くときに水などで増量して作るのだということでした。 まあ、水だけで伸ばすのか出汁を入れて伸ばすのか、ちょっと極端な解釈の要素はありますが、東京の玉子焼きはそれこそ玉子をガシッと焼いた重みのあるものではあります。 この違いによって、玉子焼き器にも東型と西型が存在しています。 東型はほぼ正方形で角型ともいうようです。 一方の西型は細長い長方形で、角長型ともいうとか。 味が甘く濃い関東風の玉子焼きは適度に焦げ目があって厚く巻くのがいいので、たっぷりと玉子を使って一発で返すということに向いているのが角形とか。 関西風の出汁巻き玉子は、薄く焼いて1/3程度で返し、何回も返しますので細長いものが適当とか。 まぁ作り方や内容も多種あると思いますが、関東のソバと関西のウドンの汁がよく比較されるように、それぞれではあります。 しかし、関東風の砂糖が入った玉子焼き定食というのはあるのでしょうか? あの甘さはなかなか定食にはならないと思われます。 面白いことにネットなどを探してみますと、関東人の書いた記事で「エーっ!玉子焼きがメインの定食があるなんて本当か!?」などというものが少なからずあります。 関東人にとっては玉子焼きはあくまでもおかずの中の「サブ」なのでしょう。 私も上に書きましたように「メイン」のおかずの肉や魚にちょっと添えられているのが関東的な玉子焼きの役割でありました。 さて、ネットなどで紹介されている関東の玉子焼き定食はしかし、いうところの出汁巻き玉子定食です。 関東風の玉子焼きがそのままおかずになっているものではありませんでした。 (まあその存在を全的に否定するものではありませんが・・・) 出汁巻き玉子は関東でもメインのおかずとしての地位を獲得しつつあるようです。 (というか出汁巻き玉子文化圏の人が東京などに多く住むようになり、その需要が高まった結果なのかもしれません。) 私は、料理に疎い人間でしたから出汁巻き玉子を自分で作るようなことは久しくありませんでした。 しかし、最近になって、例えばウナギ丼には出汁巻き玉子を添えたら美味しいのではと出汁巻き玉子に挑戦いたしました。 まあ細かい具体的なことは別として、長方形の関西型玉子焼き器でそれなりのものを作ってはいます。 一応銅製のフライパンです。 テレビなどを見ていますと、料理人の方は出汁巻き玉子を重ねていく際も箸でススっとされていますね。 なかなか見とれてしまいます。 私はもともと箸の使い方自体が下手なので、今もヘラを使って折りたたんでいます。 それから今一つ、薄焼き玉子にも挑戦いたしました。 これは鰻と違って、アナゴ丼などを食べる時に錦糸玉子的なものがベターではないかと思ったからでありますが、私には既に出汁巻き玉子の「技術」!?がありましたから、比較的簡単にできました。 錦糸玉子といえば、私の一つのこだわりとして冷やし中華の具材としての玉子があります。 最近は、飲食店でもゆで玉子を半分に切ったようなものを出すところがありますが、個人的にはいかがなものかと思っています。 キュウリやハムと同じく、玉子も細長く切りそろえたものが冷やし中華の本来あるべき姿ではないでしょうか!? * 薄焼き玉子を細く切った状態のものを「錦糸玉子」といいますが、それは織物の錦糸に見立てられることからこの名があるとか。また、金の糸に似ていることから「金糸玉子」とも言われます。そして、薄焼き玉子を細く切らずにシート状で使う場合は、金の紙に見立てて「金紙玉子」というとか。 さてさて、何故私が急に出汁巻き玉子のことを書きだしたかといいますと、先日たまたまテレビで「出汁の店」なるものを見たからでして、そこでは、自慢の出汁巻き玉子定食が紹介されていました。 とても美味しそうで、ぜひ食べに行きたい店の一つとなりました。 20代の時に目の前で出汁巻き玉子定食を食べておらた課長さんの年を、既に1回り上回っている私であります・・・ * この文章中では、タマゴを全て玉子と表記していますが、固有名詞的に「卵」を使っておられる店も多くあります。特に明確なこだわりでその表記をした訳ではありません。私なりの感じ方ということでご了解ください。 |