菜園日記2021年11月


2021/11/07

 11月に入りました。
 陽がかなり短くなってきました。昼から畑へ。
 ナスの跡地に化成肥料と石灰を入れて耕し、畝を作ります。
 葉物野菜もそれなりに出芽してきました。
 カリフラワーに頂花蕾が見えました。そこそこ大きくなっています。
 リーフレタスを数枚収穫。
 あとは水やり、草抜き等々。

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2021/11/14

 朝晩がかなり冷え込むようになりました。昼から畑へ。
 ソラマメを定植します。このソラマメは少し前に買って、家のベランダで2週間育てていたものです。そのため、茎を伸ばしていましたので初めから本支柱を立てました。
 カリフラワーを収穫。
 レタスを何枚か収穫。
 ネギも収穫。
 一時ほとんど立ち枯れしていたワサビ菜も元気になってきました。
 他のものも概ね順調です。

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2021/11/21

 寒さが増してきましたが、今日は暖かな日曜日となりました。
 昼から量販店に行き、キャベツの苗を4つ購入して畑へ。
 ナスの跡地に、キャベツの苗を植えます。キャベツは害虫の対応が週一回の畑仕事では無理かなと今まで育てていませんでしたが、すずなりキャベツやブロッコリーなどもそれほど被害を受けていませんので、ここでチャレンジすることといたしました。
 ソラマメが少し元気がありません。畑のローテーションの関係で、家のベランダに2週間ほど置いていた苗でしたので、それが原因かもしれません。
 ダイコンを間引きして収穫。
 レタスを数枚収穫。
 すずなりキャベツの1つがそれなりの大きさで結球していましたので、まだ早いかもしれませんが、試しに1つを収穫いたします。
 あとは水やりなど。

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2021/11/28

 11月も最後の日曜日となりました。
 冬らしい寒さが近づいてきました。昼から畑へ。
 ブロッコリーの頂花蕾を1つ、レタスを数枚、ネギを2本収穫いたします。
 ソラマメがやはり少し不調です。
 他は概ね元気な様子でした。


   
 


 初めから尾籠な話で恐縮ですが、私は特にはお腹がゆるい?ので,最近の外出時には、ポケットティッシュが必需品となっています。
 今はほとんどのトイレでトイレットペーパーが備えてありますが、公園などにあるトイレなどそうでないところもまだまだあります。
 畑やゴルフなど郊外や山の中にでかける時には、公園のトイレは非常に貴重な存在となります。

 まあ、そういった尾籠な理由だけでなく、目薬を差した時のケアや眼鏡を拭くことなども含め、外出時には必ずカバンに入れているアイテムの1つではあります。

* 「尾籠」って熟語は何なのかと気になってしまいますが、調べますと「おこ(痴)」の字にあてた「尾籠」の音読みであるとのこと。この「おこ(痴)」という語についてはだいたい検討はつきますが、「愚かなこと。ばかげていること」という意味です。この語の使用例の一つに「おこがましい」という語があると知り、なるほどと思います。

* トイレの話を出しましたが、だいたい我々の中学生~高校生時代まで、昭和で言えば昭和40年代前半ぐらいまでは、トイレの紙は、分厚いグレーの和紙か新聞紙でありました。水洗トイレはまだまだ普及せず、一般家庭のトイレは汲み取り式でした。その後、ロールペーパーが売り出されるようになります。また、駅や街中の公衆便所にそれぞれトイレ用の紙が備え付けられたのも、そんなに古いことではないと記憶しています。駅のトイレの前にはペーパーの自動販売機が
備えられていたことを覚えておられる方も多いはずです。

 ところが,現在,この必需品であるポケットティッシュは,私的にはかなりの貴重品となってきた感があります。

 つい最近まで,街中のちょっと大きな交差点などに行きますと,あちらからもこちらからもポケットティッシュが差し出されていました。
 まあ若い時の私は「そんなものは受け取るに値せず」「もらっても置き場所もない」「そんなものは使わない」と言った感で無視して通り過ぎるのが常でした。
 (というかつけ加えますと、私の天邪鬼な性格により、もらってくれと促されるともらいたくないという意識が働いてしまう部分も大きいものがあります。)

 この街中でティッシュを配る行為は、日本独特のものであるようです。海外では全く見られないとか。
 まあ、下手なチラシを作るよりティッシュを配布した方が、宣伝効率はぐんと上がると思われます。何故海外で行われないのか不思議です。
 ティッシュの梱包ビニールの隙間に広告を入れることを思いつくあたりは、さすが日本人らしいアイディアかもしれません。

 そして、若き時代の私のようなへそ曲がり人間を除いて一般的に言えば、ティッシュはいたるところで役に立ちますから、受け取りを拒否されることはほとんどないとか。
 たまにUターンして、もう一つくれ!と言う人も見かけたりします。
 
 しかし,最近は,このようなティッシュ配りの光景もめっきり減ったように思えます。
 全くなくなったということはないと思いますが、以前は、交差点のこちら側でサラ金の、あちら側では新装オープンした美容室の、はたまた歩道を歩けばパチンコ屋の・・・と街はポケットティッシュ配りで錯綜しておりました。
 電車の駅から外にでますと、改札口周辺は電車の乗降客よりティッシュ配りの人数の方が多いのではないかと思うぐらいの景色がありました。 

 現在のティッシュ配りの減りようは、当時この作業の主であったサラ金などの不振等によるのでしょうか?
 サラ金だけでなく,一般的に言って近年の不況による経費削減の影響で,販売促進用のポケットティッシュに投下できる予算が減じていることは確かであると思われます。

* もちろんここ1~2年はコロナの関係もありますが、その前からこの現象は明らかであったと思われます。

 実は,私もティッシュ配りをしたことが何回かあります。
 別にサラ金のアルバイトをしていたということではなく,行政のいろいろな施策のPRイベントとして街角で配ることが何回かありました。
 この時も、何を配るのが皆さんに受け取ってもらえるのか、子供の喜ぶ紙風船やゴム風船、あるいは折り紙がいいのではなどなど、いろいろと議論がありましたが、最終的にはやはりポケットティッシュが一番受け取ってもらえるだろうという結論になりました。
 また、ティッシュをどのような角度等で差し出すのが一番受け取ってもらえるのか等々、素人が集まって研究?もしておりました。
 
 さて、この時の私のような素人ティッシュ配りとは違い、営業利益のためにポケットティッシュを配る企業等の多くは、専門業者に委託することがほとんどのようです。

 このティッシュ配りの専門家には、プロ集団としての統率があり、配っているメンバーがサボっていないかと見張る仕事があり,その見張り役をまた見張る役割もあるとのことです。
 この重層的な監視体制には、例えばティッシュ配りのバイトがサボってないか監視するカラスというバイトがあり、そのカラスがちゃんと監視してるか監視するフクロウ、更にそのフクロウがちゃんと監視してるか監視するバードウォッチャーというバイトがあるとか。
 ここまでくるとホンマかいな?と思ってしまいます。この監視体制確保のためには、かなりの人件費が必要となります。
 しかし、配るべきティッシュを捨てて、漫画喫茶に行くバイトも少なからず存在することは容易に想像できます。毎日大掛かりなティッシュ配りをする業者であれば、そのような監視体制が必須なのかもしれません。

 で,話を戻しますと、近年の社会状況を反映して、我が家のポケットティッシュは枯渇状態であります。
 私的にポケットティッシュを必要としない時代には街はポケットティッシュで溢れ、それを必要とする時代には街に配る人はいなくなったのですから、困ったものであります。

 さて、ポケットティッシュ配りは日本独自のものと先に書きましたが、ポケットティッシュそれ自体も日本で誕生したものらしいです。

 そしてそれが広まるきっかけとしては,銀行の口座開設に伴う粗品という説が有力です。もらってもらいやすいものとして,当初から定番だったのかもしれません。私も銀行で頂いた記憶もあります。

 私の大学院時代の友人は、街中でトイレに行きたくなると、先に書きましたが当時は公衆トイレにはトイレットペーパーなどは設置されていませんでしたから、銀行に行って普通預金を下ろして定期預金をし、その時にもらうティッシュペーパーを使うのだと独自のノウハウを話していました。
 しかし、銀行窓口の長い待ち時間を考えますと、この話のどこまでが真実であるかは保証の限りではありません・・・

 まあ、現実問題として、現在は街中でなかなかポケットティッシュをゲットできませんし、そのつど定期預金をしている余裕も私にはありませんので、100円ショップでポケットティッシュを購入したりもしています。

 若い時には街中で見向きもしなかったものに対して,大きな変化ではあります。
 以前は失礼ながら邪魔者扱いしておりましたが、いろいろな企業などがポケットティッシュをたくさん配ってくれる時代が復活することを願っております。

11月末の畑の様子




ニンニク


すずなりキャベツ

レタス

ショウガツ菜

ホウレンソウ



ダイコン

 


ネギ



シュンギク


ワサビ菜



玉ねぎ





 

キャベツ


ソラマメ

スナップエンドウ


カリフラワー


ブロッコリー



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