菜園日記2021年4月


2021/04/04

 4月に入りました。
 本日もまたかなりの風雨が予報されており、ここ1ケ月ほど日曜日ばかりが雨となっています。来週も所用で京都を離れますので、いかがなものかと思っていますと、雨の降り始めが予報より少し遅くなるようで、とにかく午前中に・・・と畑へ走ります。
 コマツ菜とブロッコリーが大きな大きな菜の花状態となっていました。
 ソラマメがまた背を伸ばしていましたので、上部をビニ紐で囲い、また少し間引きます。
 からし菜とキク菜を収穫。
 後は全体に草抜きですが、お昼過ぎに雨が落ちてきまして、退散いたします。

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2021/04/11

 本日は所用のため、畑には行けませんでした。
 3〜4月は天気のこともあり、かなりの日数畑を休みました。来週から、夏野菜の準備に頑張らなくてはいけません。

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2021/04/18

 この春は週末ごとに雨が降り、なかなか畑仕事が進みません。
 昼から畑へ。
 一番東側の畝、そして、ブロッコリーとネギの跡地、正月菜とホウレンソウの跡地に腐葉土を入れて、荒起こししておきます。
 ソラマメがまた背を伸ばしていましたので、長い支柱を立て、ビニ紐で回りを囲います。
 ソラマメも小さな実をつけ始めました。
 タマネギはちょっと葉が成長し過ぎか!?

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2021/04/25

 初夏の陽気となりました。4月最後の日曜日です。
 昼から畑へ。
 一番東側の畑に、化成肥料と苦土石灰を入れ、耕します。今年のこの場所は、ナス科の場所にする予定です。
 ソラマメが実を大きくしていました。10個ほど収穫です。


   
 

 
 先月にコロナ禍2回目の春について書きましたが、私的には素浪人生活も2年目に突入いたしました。

 なんとかこの春からは新しい仕事を始めようと考えておりましたが、癌治療その他のこともあり、体調やコロナ禍ということを考慮しますと、なかなか適当な職も見つかりません。
 今少し求職生活が続きます。

 私は、昨年から公的年金も満額支給されるようになりましたし、いわゆる個人年金も多少積み立てていましたので、現在の生活それ自体にそれほど不自由はしていないのですが、まあ少しは社会的関わりもできたらと思っています。
 私と同じぐらいの年齢の友人、知人の多くは、残り時間が少ないのだから仕事などに時間を使わず、年金や貯金を最大限活用して、旅行や趣味などを積極的にこなしていきたいと考える「派」でありますが、私はそのように専念するのもまだちょっと・・・と考える「派」ではあります。

 社会的関わりと言えば、仕事に限らず、ボランティア活動や地域の諸活動などもありますが、それらの活動の多くはこのコロナ禍でなかなか盛況とは言えない状況となっています。
 地域の活動は主に(特にコロナを警戒しなくてはいけない)高齢者によって支えられている面がありますから、今は冬の時代とも言えます。

 この社会的関りに関しては、仕事こそが社会的関わりである!と言い切る人も少なからず存在しますし、歳をとって残り少ない時間をボランティアなどの社会貢献に費やすことをメインとするべきだという考え方もあります。
 私は、自信を持ってどちらかに強い賛意を示せる人間ではありませんが、先ずは自分のできる範囲で何かできることはないかと漠然と考えています。
 もう少しつきつめて考えることも必要なのかもしれませんが、あえてその辺を考えないようにしている面もあります。
 いずれにしても多くの人が社会的関りに見出そうとしているものの1つは、何よりも「自分の存在意義」ということかもしれません。
 ただ私は、存在意義を何かの活動等の中で実感できなくとも、私が今ここに、この時空間に存在していること自体が私の存在意義ではないのかなあと考えてもいます。

 また、そのような社会的関わりとは別に、今後の時間の使い方として、私的な課題、具体的にはちょっとした「習い事」にも大いに興味があります。
 今まで、苦手でどーしようもなかったこと、ン十年間まともにできなかったこと、例えば「習字」などを少し本格的に学びたい気があります。

 私は小学生の頃から、筆で字を書くことが大の苦手で、ペンではそれほどヒドイ字とはならないのですが、筆を使って・・・ということがとにかく苦手でした。
 私の普通の筆記具での字や絵画などの表現を知っている方々には、私が習字が全くだめなことを非常に不思議がられてもいました。
 中学の習字の先生に「絵は上手いのに何故なのかなあ」と言われたことを覚えています。
 そんなことを言われるぐらい、飛びぬけて下手でした。
 今はもう筆で字を書く機会はほとんどなくなっていますが、例えば結婚式や展示会などの受付時の記名のたびに恥ずかしい思いをいたします。
 記名帳に並んだ方々の字を見ますと、誰一人として、私のような下手な字はありません。
 単に上手い下手というよりは、形になっていない字であります。
 書いているものは、生まれてから何万回と書いているだろう自分の名前であるのに、全く初めての字のように自信も表現力もない字がそこにあります。

 実際に筆を使う場所はほとんどなくなっていますし、今さら筆の字が上手く書けるようになってどーなるのだというクェスションマークはありますが、長年のコンプレックスの一つであり、機会があれば習ってみたいものです。
 あくまで書道ではなく、習字のレベルではありますが。

 その一方で、絵を習いたいという気持ちもあります。
 絵に関しては、習字とは反対の面を有しています。
 私は絵はそれなりに描ける少年であり、中学は美術部に所属もしていました。本気で漫画家になりたいと考えていた時期もありました。
 しかしながら、他の趣味と同様、私は「努力」するということをしない人間でありますから、上達するはずがありません。
 初心者的な絵の器用さは少しあったものの、まともに絵を完成させたこともありません。
 機会があれば、何かの方法で絵を少し本格的に勉強したいものです。

* 少年時代の漫画との関わりについては、想い出が多くあります。鉄腕アトムファンクラブから雑誌『COM』の誕生。漫画作画の「方法論」へのさまざまな「執着」、道具へのこだわりやその知識の獲得、漫画研究会の主催、多数の郵便物の到着と郵便局からの訪問、ガリ版、青焼き、電子コピーのこと・・・などなど、等々・・・実はいまだに客観的に見られない部分もあるのですが、いつかは書き記したい大きな想い出です。
 
 この「努力しない」性格が故に、せっかくの器用さが無駄に終わってしまったものは他にもいくつかあります。
 それらも機会がありましたら、改めてチャレンジしたいものです。

 また今まではなかなか接点のなかったジャンル、俳句や和歌なども勉強したい気があります。
 非常に日本的な表現方法の極致にあるジャンルと思うのですが、非常に難しいものという意識もあります。
 特に俳句については、あの短い字数の中の世界にかなり興味があったのですが、最近はテレビなどでちょっとしたブームともなっていて、そういう状況になると私の性癖で少し気持ちが引いてしまいます・・・

 この類で言いますと、料理、特に魚の下ろし方なんかも習ってみたいものの1つです。

 さて、私は3月31日の早生まれで、学校の同級生とは最大で丸1年近い時間差があったりしますし、進学の際も、いわゆる浪人などをしていませんでしたので、昨年1年間の素浪人生活を「まあこんなこともあるだろう人生の中の短い1年間」と見なしてもおりましたが、2年目に続きますと、やはり時間の使い方を考えたくなります。
 それに、若い時の1年間ではなく、先の見えた年齢の1年間でもあります。

 いろいろな方法での社会的な関わり、そして趣味の拡大など、興味のあることはいろいろとあります。

 一方、これまで趣味として継続してきた、ゴルフや菜園、バンドなどなど・・・については、そろそろお別れの時期となるものも生じそうですが、そのことについてはまた別途書きたく思います。

4月末の畑の様子




葉物野菜


ニンニク


(なし)




(なし)


 


ソラマメ


タマネギ


(なし)
 

(なし)

 

(なし)


(なし)


(なし)



(なし)


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