菜園日記2020年9月
2020/09/03 9月に入りました。 比較的涼しい木曜日となりました。夕方から量販店で、ブロッコリーとカリフラワーの苗を2つずつ購入して畑へ。 西側の畝の南側に、ブロッコリーとカリフラワーを植えます。 カリフラワーは頂花蕾を採ったらお仕舞というのが従来のパターンでしたが、側花蕾が幾つも収穫できるという新しい品種を1つ購入いたしました。 トマトを終わりとします。今年のトマトは、長雨と猛暑で、なかなか上手くはいきませんでした。 後は、ゴーヤ、ナスも収穫。 ・・・・・ 2020/09/06 記録的な台風10号が九州に最接近する9/6の日曜日ですが、京都はそれほど風も強くなく、雨も降っていませんでしたので、昼から量販店でネギ苗を購入して畑へ。 先日植えたブロッコリーとカリフラワーはこの暑さでかなり萎れていました。水をやると復活します。 その北側にネギ苗を植えます。 ゴーヤとバナナウリを撤去いたします。 今年のゴーヤはあまり大きなものはできませんでした。 バナナウリは今一つ・・・という感じでありました。 ウリ科に立てていた網、支柱を撤去いたします。ゴーヤとナスを収穫。 5時前に強い雨が降ってきました。早々に撤退いたします。 ・・・・・ 2020/09/12 少し暑さの戻った土曜日となりました。 昼から畑へ。 一番東側の畝に腐葉土を入れて、荒起こししておきます。 インゲンは、ツルを伸ばしてきましたが、まだ実はみられません。 ブロッコリーやネギは元気そうです。 ナスも元気に実をつけています。 ・・・・・ 2020/09/13 涼しい日曜日となりました。 しかし、スマホアプリの天気予報は、3つ見ましたが、3つとも大きく異なり、結局はテレビのデータ放送を見て、昼からでかけました。 量販店で、ニンニク、ミズナ、キクナ、カラシナを購入して畑へ。 西の畝の、ネギの北側にニンニクを植えます。その北に、葉物野菜3種を植えました。 ナスを終わりにします。今年のナスはいい感じの実がたくさん採れました。 ナス、トマト、シシトウの跡地に腐葉土を入れ、荒起こししておきます。 インゲンは小さな実を発見。株が多いので、少し間引きます。 ・・・・・ 2020/09/19 大分涼しくなりました。昼から畑へ。 一番東側の畝に、化成肥料と石灰を入れて耕します。 先週植えた葉物野菜は、ちょっと枯れ枯れ状態でしたが、水をやると元気になりました。 カリフラワーやブロッコリーも同じ感じです。 インゲンはまだまだ。 ・・・・・ 2020/09/20 涼しい日曜日となりました。昼から畑へ。 真ん中の畝に化成肥料と石灰を入れて、耕します。 今植えられている野菜は、皆元気な様子です。 ただ、ブロッコリーがかなり虫に食べられてはいます。 ・・・・・ 2020/09/27 9月も最終日曜日となりました。 涼しい秋の風が吹く、日曜日です。 量販店に寄り、ジャガイモの種イモ、ダイコンの種、コマツナの種を買って畑へ。 東側の畝に、南から、ジャガイモ、コマツナ、ダイコンの種を蒔きます。 インゲンは少しずつサヤが増えてきました。ただ、まだ小さいままです。 ブロッコリーは、虫に食べられてかなり危ない状態です。殺虫剤などは使う気はありませんので、そのままにしておきます。 ネギは数本が根腐れ状態です。先週の豪雨にやられたのかもしれません。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
ニュースなどでも良く報じられていますが、最近は街中へのイノシシの出現がけっこう頻繁にあるようです。 イノシシは、まあ日本中どこの山にもいる動物なのでしょうけど、実際に遭遇することはあまりないのではないでしょうか!? よくゴルフ場で、フェアウェイを駆け抜ける猿の集団や、人に驚かず草を食み続ける鹿の家族?に遭遇することは少なからずありますが、イノシシが走っている姿は見かけたことがありません。 山道を車で走っていても、私の経験上、猿や鹿にはたまに遭いますが、イノシシには遭いません。 少し前のこと、小豆島に行きましたら海岸近くのちょっとした林にイノシシが出現していました。 たまたま居合わせた人によると、イノシシはもともと夜行性であり、夜にこの辺りを徘徊して畑の作物などを荒らしているということですが、最近は、日中も堂々と出てくるとのことでした。 このことをちょっと調べてみましたら、イノシシは基本的には昼行性でありますが、人間の生活圏と重なる場合は人間を避けるため夜行性を示すとのこと。 すると、日中堂々と出現しているということは、人間を避ける意思などないといっていいのかもしれません。 そして、音を立てたりちょっと威嚇しても、林の奥に消えることもなく、立ち止まったまま逆にこちらを威嚇してきます。 その翌日、地域の管理自治会法人の総会があり、海岸沿いの理事長のお宅で予算決算の説明を聞いたり、話し合いをしたりしていたのですが、その1時間半ほどの間にも、イノシシ2頭が砂浜を右から左へ、そしてしばらくして左から右へと走っていくのがベランダ越しに見えました。 またちょうどその自治会総会の日、小豆島の観光地でイノシシに人が襲われたとマスコミで報道されていました。 「朝日新聞デジタル」 香川)小豆島、イノシシに襲われ観光客3人けが 2019年11月4日03時00分 香川県小豆島町西村の「道の駅小豆島オリーブ公園」とその周辺で3日、観光客3人がイノシシに襲われ、けがをした。イノシシは逃げたという。 小豆署によると、午前11時25分ごろ、園内で友人同士の土庄町の女性(59)と高松市の女性(59)が相次いでイノシシに体当たりされ、それぞれ太ももにすり傷などを負った。 また、同じ時間帯に、近くのオリーブ畑では中国人の男性(39)が左足と左手薬指をかまれた。3人を襲ったイノシシが同じかは不明だが、いずれも体長約80センチだったという。 このようなイノシシによる被害は、他の都市部でも少なからず生じています。 最近では、神戸のイノシシが有名です。 幾つかの映像もありますが、そこでのイノシシは人にぶつかった後、その場から逃げるかというと倒れた人間をさらに噛みついたりしている姿が確認されています。 都会のイノシシはこのように一つの「パニック」状態になりやすいという説もあります。 このような事件が生じますと、もともとその地域はイノシシや熊などの生息地であって、その先住民を追い出して生活している人間が、イノシシや熊に遠慮して生活するべきだという意見が必ず出てきます。 まあしかし、現在日本の原風景といわれるような水田地帯も、もともとは熊やイノシシの走り回っていた場所だったのでしょうから、熊やイノシシが田畑を荒らしても人間は我慢するしかないかというと、そうでもないでしょう。 つきつめていけば、日本列島にも以前はマンモスや恐竜が走り回っていたのでしょうから、ゴジラが現れて映画のように街を破壊しつくしてもそれは仕方ないかというと、それもまたそうではないでしょう。 極端な例えではありますが、このような論に近い主張をされる方も少なくはありません。 恐竜がいた時代には人間はいなかったようですが、イノシシも自分たちの古い棲み家を懐かしがって都会にでてくるわけではないようです。 一つの説としては、木の根っこなどの貧しい食生活をしていたイノシシがある日、人から甘いお菓子などを貰ったりすると、それが忘れられずに都会に出てきて、誰かくれる人やごみ袋を探そうとする。 そんな時に不用意に人に出会うとパニックになってもイノシシの方から襲うようになると言われたりもしています。 また人が襲われるのは、被害のごく一部であって、農作物の被害こそが甚大なものとなっています。 農林水産省のホームページによると、 1.鳥獣による平成29年度の農作物被害については、被害金額が約164億円で前年度に比べ約8億円減少(対前年5%減)、被害面積は約5万3千haで前年度に比べ約1万2千ha減少(対前年18%減)、被害量が約47万4千tで前年に比べ約1万3千t減少(対前年3%減)しています。 2.主要な獣種別の被害金額については、シカが約55億円で前年度に比べ約1億円減少(対前年2%減)、イノシシが約48億円で前年度に比べ約3億円減少(対前年6%減)、サルが約9億円で前年度に比べ約1億3千万円減少(対前年12%減)しています。 たまたま被害が減少した年の資料となりましたが、その部分ではなく、相対的な被害の状況、またイノシシが2番目のポジションを占めていることが分かる内容ではあります。 いずれにしても、イノシシはスゴイ勢いで増えているようです。 先ずは天敵がいない。 オオカミを人間が絶滅させた後、日本でイノシシの天敵といえるのは、クマぐらいのもので、とにかく増えに増える条件が整っているようではあります。 一方、伝説ではありますが、イノシシもまた、人間を護ることがあるようです。 京都に護王神社という和気清麻呂を祀る神社があります。 和気清麻呂と弓削道鏡との争いは有名な話ですが、護王神社のホームページによりますと、 「奈良時代の末、当時の実力者・弓削道鏡が偽のご神託によって、天皇の位を我が物にしようとした事件が起こりました。 清麻呂公は真のご神託を奉じてこれを阻止しましたが、道鏡によって足の腱を切られた上に九州の山奥に流刑となりました。 九州へ下る途中に道鏡の刺客が襲いかかるなど、険しい途次でしたが、突然山の中から現れた300頭ものいのししが清麻呂公を守って道案内しました。 その後、清麻呂公が悩んでおられた足萎え(あしなえ)は不思議と治り、公は立って歩くことができるようになったと伝えられています。この故事により、護王神社は足腰の守護神として広く崇敬されています。」 とのことです。 まあ、イノシシを拝むべきなのか。イノシシ鍋でも楽しむべきなのか。 イノシシ鍋=ボタン鍋といえば、肉の臭さを防ぐため、みそ鍋とすることが一般的です。 しかし、京都のある場所では、捕れたてのイノシシで臭みもなく、普通のすき焼きのようにして食べるところがあります。 なかなかの美味です。 イノシシといえば、昨年=2019年の干支でありました。 年賀状には、イノシシにちなんで、猪突猛進という言葉が使われたりします。 まあどう考えても、動物として一直線にしか進めない存在があるわけはないと思いますが、これはイノシシの運動能力の高さを示す一つの比喩として、用いられているのではないかと思います。 走る速さは人間をはるかにしのぎ、約45km/hの速さで走ることが可能であるようです。 驚くべきは跳躍力で、70kgの成獣が121cmの高さのバーを助走もなしに跳び越えたことが確認されているとか。 また、イノシシは本来的に泳ぐのは苦手といわれていますが、瀬戸内海を泳ぐイノシシが各地で目撃されていますし、この時代ですから、You Tubeなどにも多くアップされています。 小豆島の人々は、イノシシの多くが海を渡って小豆島に集結しているのではないかと不安に思っています。 終結して、清麻呂のように助けるべき相手を見出すというような期待はあまりしない方がいいのかもしれません。 |
|
(なし) (なし) (なし) |
コマツナ
|
2020年10月へ | 菜園日記topへ |