菜園日記2018年4月

 1日(日)  4月1日の日曜日となりました。
 街中は,花見の観光客で溢れています。
 昼過ぎから,まず高山園芸に行き,腐葉土と石灰を買って畑へ。
 ネギはネギ坊主が盛況でした。比較的柔らかそうなもの,2ケ所を抜きます。
 ブロッコリーも花が咲いてきました。側花蕾をたくさん収穫いたします。
 ニンジンの跡地はそのままにしておきます。
 ニンニクも元気な様子です。
 残ったダイコン3本を抜き,葉物野菜のスペースと共に,石灰と腐葉土を入れ,荒起こししておきます。
 今年のダイコンは,最後まで小さいままでした。
 タマネギも元気です。
 コマツナはお花畑状態でありました。今年のコマツナは,なかなか育ちませんでした。
 あとは,ビタミン剤,草抜き等々・・・
 8日(日)  暖かくなったり,寒い日に戻ったりの春です。
 昼から高山園芸で,化成肥料と油カスを買って,畑へ。
 ネギは,だいぶ固くなってきた感じです。とりあえず,そのままにしておきます。
 ブロッコリーも,完全にお花畑状態となっています。
 ニンジンの跡地に,石灰と油カスを入れて,荒起こししておきます。
 ニンニクはかなり太さを増してきました。
 先週荒起こししたダイコンと葉物野菜の跡地は,そのままに。
 タマネギも元気に太ってきました。
 花満開のコマツナを全て終わりとします。今年のコマツナは種を蒔いたときの寒さのためか,まったく育ちませんでした。
後は,草抜き等々・・・
 15日(日)  昨日の夕方から,かなりの雨が続いています。
 畑はお休みです。
 22日(日)  まだ4月ではありますが,30度を超える真夏日となっている週末です。
 昼前から,高山園芸店に行き,トマトの苗,キュウリの苗,それぞれ3つずつ,そして畑の土を買って畑へ。
 ネギはかなり固くなっています。そのまま置いておきます。
 ブロッコリーは完全にお花畑です。ミツバチが何匹も来ていました。
 ニンジンの跡地は,そのままにしておきます。
 ニンニクはかなり太くなってきました。
 ダイコンと葉物野菜の跡を耕して畝を作り,北側にキュウリ,南側にトマトを植えます。
 タマネギも元気です。
 コマツナの跡地もそのままにしておきます。
 後は,草抜き等々。
 30日(月)  4月の最終日となりました。
 昼前に,七条のKOD2へ行き,腐葉土,石灰,畑用の土,そしてシシトウの苗を3つ買って畑へと走ります。
 ネギとブロッコリーを全て抜き,跡地に腐葉土と石灰を入れて,スコップで荒起こししておきます。
 ニンジンの跡地を耕して畝を作り,シシトウを植えます。
 その北側のニンニクはかなり太ってきました。
 先週植えたトマトとキュウリは元気な様子です。
 タマネギも根を太らせてきました。
 コマツナの跡地はそのままにしておきます。
 後は,草抜き,液肥等々・・・

 
 いわゆる好物はたくさんありますが,その一つ一つが最近は身体に堪えるものとなってきました。

 前にも書きましたが,昔からこってりラーメンが大好きでした。世にこってりラーメンブームが到来するはるか以前から,夜な夜なバイクに跨っては,京都の街角に立つ屋台のラーメン屋を巡り,こってりを味わっていました。連日連夜の「夜回り」でした。
 当時高校生の私にとっては,深夜の屋台がこってりラーメンの中心でありました。 店を構えてのこってりは,まだほとんどなかったように記憶しています。
(もちろん今思い出しても,当時から2〜3軒のこってりラーメン店は存在はしていましたし,他にも京都以外のご当地こってりラーメンについては私の行動範囲ではありませんでした。)
 今も,こってり大好きなのですが,食べると必ず胃や腸を壊します。

 我々が夜な夜な屋台のラーメン屋巡りをしていた時代から10年近く経って,全国的にラーメンブームなるものが到来いたしました。
 それはそれでいいのでしょうけど,我々は,訳の分からぬ能書きをたれながらラーメンを食す「通」なるマニア達に嫌悪感を感じておりました。
 インターネットが一般に開放される以前から,彼らはパソコン通信の世界などでご高説をたれていました。
 曰く,先ずは○○を箸で持ち上げて眺め,次に○○を一口,それから○○を云々。食べる方が食べる方なら,作る方も作る方で,宗教家のような「説教」をしながら,エラソーに商売をしているラーメン屋は,今もたくさん存在しますが,彼らに対しては,嫌悪感以上のものを感じたりしています。

 * その後,屋台で資金を貯めて街中に店舗を出す方もたくさんおられ,そのような店に何軒も行きました。しかし,皆さん,屋台の時と比べて,こってりは半減し,味も薄くなっています。店主によれば,店の明るい照明の下では,屋台のときのようなギラギラ,こってりは,料理人としては出せない・・・ということでした。
(もちろん,さまざまな方法で,こってりをさらに進化させていく店も少なからず存在しました。)

 さて,ラーメンといえば,最近,いわゆるカップ麺の類がダメになってきました。
 これは,ラーメンだけでなく,日本そばやうどんなどのカップ麺でも同じです。胃や腸へのダメージという意味では,普通のラーメン以上かもしれません。
 しかし,私は,インスタントラーメンと共に人生を歩んできた世代であります。(!!!)

 * チキンラーメンは,1958年,私が3歳の時に販売開始。国鉄の初乗りが10円の時代に,35円という,たいへん高価なものでした。親戚の家で初めてチキンラーメンを食べたときの「美味しい」という感覚を,幼心に・・・私が何歳の時だったかは不明ですが・・・よく覚えています。
   カップヌードルというか,日清カップヌードルは,1971年,私が高校2年生の時に発売開始いたしました。当時の若者のライフスタイルに合致する,「時代」が生んだ食品という感じがいたします。(ちなみに,マクドナルドが日本に上陸して,銀座に1号店を開店したのも1971年のことです。)

 このようなインスタントラーメンの申し子のような私が,ここにきてカップ麺で体調を崩す原因がよく分かりません。ノンフライ麺なるものを食べても一緒です。
 よく分かりません。

 しかし,カップ麺と腹痛等の関係については,ネットを見ますと,かなりいろいろな原因が多く語られています。悩んでいる方は,非常にたくさんおられるようです。一つひとつの因果関係は別として,それだけ多くの人がいろいろな症状?になっているのでしょう。私もちょっと落ち着いて研究する必要があるかもしれません。
 まあ人間の側にも原因となる変化があるとは思いますが。

 * カップ麺・・・と書いてきましたが,いわゆる袋もののインスタントラーメンは,体調に影響はありません。この辺のところが,また面白いところでもあります。

 また,塩辛さが苦手にもなってまいりました。
 ちょっと塩辛いものが,強く長く塩辛く感じるようになりました。
 若い頃は,他人に嫌がられながら,塩や醤油を大量投入した食べ物を愛しておりましたが,最近は,昼にちょっと塩鮭を食べただけで,午後に長く塩辛さが継続し,お腹がちゃぷちゃぶになるまでお茶を摂取したりいたします。
 喉の塩辛さがなかなか消えません。

 また今も,串カツ大好き人間なのですが,ちょっとたくさん食べますと,胃や腸のダメージ回復まで,それなりの時間を要することとなってしまいます。
 これはまあ,油分なのでしょうか。

 アブラ分といえば,小さい頃,家ですき焼きなどをしますと,初めにすき焼き鍋に投入した,焦げを避けるための?油の固まり=牛脂というのでしょうか・・・それが少し溶けた残骸の脂の固まりを食べるのが非常に好きな子どもでありました。
 今とは天と地の差であります。

 もう一つ,牛肉といえば,現在の私に,サシのたくさん入った高級部位は全く不要です。
 テレビの食レポ番組などで,そのような高級牛肉を「柔らかーい」「口の中で溶けてしまう」などと言って食しているタレントの姿に決して美味しさは感じませんし,その意味で羨ましくもなんともありません。
 焼肉でも,以前は,脂身たっぷりのカルビだけを大量に食べていた人間でしたが,最近はカルビなど注文もいたしません。脂分のないホルモン系統が一番です。
 ・・・と今ふと思いましたが,豚肉の場合は,脂身がたくさんついていても,けっこう食べられますね。油の種類が違うのでしょうか!?・・・

 いずれにしても,少し前まで平気だったものがダメになり,極端な場合,非常なる腹痛をもたらすのですが,素人的に考えれば,それだけ私の内臓が劣化しているということでしょうか。

 言葉の真の意味での「老衰」なのかもしれません。

 逆に以前はほとんど食べなかったものを好んで食べるようになりました。
 野菜サラダなんかがそうです。
 以前の私は,野菜をほとんど食べませんでした。すき焼きでも鍋料理でも,ひたすら肉や魚ばかりを食べておりました。野菜などは,美味しいと思ったこともありませんでした。

 思い起こせば,大学生の時,友人と居酒屋に入り,友人が「一人暮らしの下宿人の身体のためには・・・」とか言って,野菜サラダを注文したりすると,「何だ,こいつは。酒飲みのくせに野菜サラダなんて,何を考えているのだ」と訳のわからぬことを考えていた私であります。
 で,現在,野菜サラダを何か「健康」のためにたくさん食べようとしているかというと,そーではなく,ただ野菜が美味しいと思って食べているのです。
 これはどーいう変化なのでしょうか?人間の変化というのは,恐ろしいものであります。
 (まあ畑をしているということもありますが。)
 
 しかし,野菜の場合,私の生体に悪く反応するということはほとんど考えられませんから,私の身体が自ずとそういう方向に向かっているということなのかもしれません。

 トマトを美味しく食す自分を,もう一人の自分が不思議そうに見ている今日この頃ではあります。
4月末の畑の様子



(なし)



 

ニンニク



キュウリ




(なし)

シシトウ


(なし)

トマト



タマネギ



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