菜園日記2017年9月

 3日(日)  9月に入りました。
 朝晩の風はだいぶ涼しくなりました。
 夕方から,アヤハに行き,腐葉土,野菜の土,化成肥料,そしてニンニクを購入して,畑へ。
 西側のジャガイモの跡地に石灰,腐葉土を入れて,荒起こし
しておきます。
 カボチャの跡地は,そのままにしておきます。
 ニンジンは,そろそろと発芽してきました。全面発芽完了!という感じには至りませんが,全体的にぼつぼつと発芽してきています。
 トマトの跡地に野菜用の土を入れて耕し,そこにニンニクを植えていきます。
 ゴーヤは,小さな実ばかりでした。
 シシトウは,30個ほど採れました。
 ナスは,かなり疲れてきましたが,5つ収穫。
 キュウリの跡地もそのままにしておきます。
 後は,草抜き,水やり等々・・・
 10日(日)  だいぶ涼しくなりました。
 夕方からアヤハで,腐葉土,畑の土,牛糞,そしてネギ苗を買い込んで,畑へ。
 ジャガイモの跡地を耕して,畝を作り,ネギ苗を植えます。
 カボチャの跡地に,石灰,腐葉土,牛糞を入れて,荒起こししておきます。
 ニンジンは,少しずつ大きくなってきました。しかし,まだ全面に発芽してはいません。
 ニンニクの発芽はまだまだのようです。
 ゴーヤはまだ青々としています。10個ほど収穫。
 シシトウも20個ほど採れました。
 ナスも4個。
 枯れたキュウリはそのままにしておきます。
 後は,ビタミン剤,草抜き等々。
 17日(日)  大型台風の襲来により,畑はお休みです。
 24日(日)  9月最後の日曜日となりました。
 かなり涼しくなりました。
 昼前から先ずアヤハに行き,腐葉土,畑の土,牛糞,そしてブロッコリーを2種,カリフラワーを1つ買って畑へ。
 先週は超大型台風の通過ということで,夏野菜の支柱などがなぎ倒されていないか心配でしたが,ちゃんと立っていました。
 ネギは,順調に大きくなっています。
 カボチャの跡地に畑用の土を入れて耕し,畝を作り,ブロッコリーとカリフラワーを植えます。
 ニンジンはぼちぼちと発芽して,大きくなっていますが,全面的には発芽していません。
 ニンニクは,2〜3の発芽が確認できました。
 ゴーヤは,小さいものばかり10個ほど。今日で終わりといたします。跡地に,石灰,腐葉土,牛糞を入れて,荒起こししておきます。
 シシトウはまた30個ほど採れました。
 ナスもまだまだ数個の収穫です。
 枯れたキュウリはそのままにしておきます。
 後は,ビタミン剤,水やり等々。

 ゴルフが趣味の一つでありますから,ネットでも,ゴルフ関係のサイトをたまに覗きにいったりしています。
 一般アマチュアゴルファーが書き込んでいるようなサイトで,興味深い,面白い話が展開されていることがあります。
 ゴルフに対する知識が増えたり,技術論的なことで勉強になることも多々ありますが,それとは別に,論点がちょっとずれているのではないの!?,みんなこんな考え方をしているんだ!?というような意味で,「面白い話」も少なからずあります。
 
 その一つに「名門ゴルフ場」というテーマがあります。
 私の感覚では,多くのゴルファーの抱いているイメージは,ちょっと理解に苦しむ点があるのですが,見るところ,私は少数派のようです。
 しかし,私的には,多数派は明らかに勘違いをしているとしか思えません。
 彼らは,名門ゴルフ場には,軽自動車で行ってはいけないとか,お金のない人間は,名門でない安いゴルフ場でプレイしていなさい,などと言うわけですが,それは「名門ゴルフ場」の概念というか,基本的な部分で勘違いをしているとしか考えられないのです。
 そして,そのような主張をする人の多くは,自らを「名門ゴルフ場」にふさわしい人間であると「上から目線」で自慢しています。
 まあ,ネットの場合,ほとんどが匿名での書き込みとなりますから,実態の全く分からぬこのような自慢も良くある話ではあります。

 また,ほとんどの発言者は,「名門」を「高級」と同一視しています。
 ある意味,正反対の意味にもなるこの2つの語を同一に扱っているところが,私に言わせれば(上から目線となりますが?!),彼らの不幸であります。
 そして,彼らは,そのような「名門」ゴルフ場に行っていることを次のように自慢します。

 「俺の行くゴルフ場は名門なので,同伴女性のために,ピカピカのパウダールームがあるよ」

 ここでは,女性はゴルファーとしてではなく,先ずはお金持ちの同伴者として位置付けられていますし,ピカピカのパウダールームというゴルフの本質的なものとは関係ない施設で「名門」と自慢されています。

 そして,最も多く語られる類は,
「あのゴルフ場は名門なので,駐車場は,超高級車ばかりが並んでいる。」
というような車を一つのモノサシとした言い方です。

 ある人は,さも見てきたかのように,
「あの名門コースに軽自動車で行った奴がいたが,帰りにフロントの人間から「次回は,軽自動車はご遠慮ください!」と耳打ちされたそうだ」
と語ります。
 私の感覚では,お客さんにそのようなことを言うゴルフ場があるとすれば,その時点で,そこは「名門」とほど遠い,単なる下品なゴルフ場です。

 しかし,一方で,自らのちょっとお高目の自家用車を基準に考えている人も多いことは確かです。
 世界的な超高級車とは言えないまでも,ちょっと値段の張る車を所有していることを自慢したくて,また,そうであるから自分は「名門」ゴルフ場に堂々と乗り付けることができる人間なのだと言いたいわけです。
 サイトに書き込む「ゴルファー」の多くは,(またまた上から目線で申しますが!?)たかだか数百万円程度の車を所有することで,自分は「名門」ゴルフ場に行く資格のある人間,「名門にふさわしい人間」と「自己認識」するわけであります。
 そして,軽自動車に乗る人間との差別化を図って,自己の相対的価値を確保して安心いたします。

 このような書込みに接したりいたしますと,私などは,今一つ別の光景を想像してしまいます。
 車と同様,腕時計などにステータスを求める人は少なからず存在しますが,そう言う人の多くは,たまにそれぞれの土地の歓楽街にあるちょっとお高いクラブなどにでかける時には,いつもはタンスの奥にしまい込んである,金無垢のロレックス(ROLEX)などを取り出し,丁寧にピカピカに磨いて,一張羅のブレザーを着こんで出掛けるわけです。
 店の従業員などが,目ざとく見つけてくれて,腕時計を褒めてくれたりすると,天にも昇るように嬉しく喜びます。
 そして,ジーンズにTシャツの客などを見つけますと,あんな恰好はここにふさわしくないと舌打ちしたりいたします。

 それぞれの価値観はそれぞれ成立いたしますし,豪華なクラブで高いブランデーを飲むことにステータスを感じることも,人それぞれであるとは思います。
 しかしながら,単にそういうものではない存在がある。
 その代表の一つが,ゴルフ場ではないかと,私は考えています。

 それでは,名門ゴルフ場とは何かということになりますが,残念ながら私は今ここで,自分の考え方を適切にまとめて具体的な言葉で発する用意がありません。
 少なくとも金ピカのクラブハウスとは関係ないとの前提的認識はありますが,「名門」と呼ぶゴルフ場の幹となる共通項とは何かと考えますとなかなか難しいものがあります。

 歴史という要素は,大きなものであると思われます。
 名門とは,さまざまな辞書でも一般的に「由緒ある家柄」と定義されていますが,その「由緒」とは,これまた多くが「現在に至るまでのりっぱな歴史」と定義されています。
 要するに「誇るべき歴史を重ねてきた」ということだと思いますが,ゴルフ場は,現在に生きる人々が集まって活動する場所でありますから,単に誇るべき歴史だけでは「名門」としては不十分な定義ではないかとも思われます。

 歴史以外の要素として,クラブメンバーの矜持なのか,運営の厳格さなのか,トーナメントにふさわしいコースであるのか等々,等々。

 しかし,一つのイメージとして,「フェア」であることが,一つのモノサシになるのではという感じを有しています。
 コースがフェアであること,接遇がフェアであること,メンバーのプレイや立ち振る舞いがフェアであること,等々。

 そういうことが最大の要素ではないかと感じてはいます。

 お金をかけた豪華絢爛なコースやクラブハウスではなく,フェアな精神を持ったプレイヤーが集まって,フェアなプレイをする,その前提として,コース設計もフェアである。
 ゴルフ場の人間も来場者にフェアに接し,メンバーのお互いの交流もフェアである。
 そのようなフェアな精神にあふれた場所が「名門」なのではないでしょうか?

 私もちょっと勉強して,自分の考えを固めたく思っています。

 また書きます。
9月末の畑の様子


ブロッコリー


カリフラワー
 

ニンニク

シシトウ

モロヘイヤ

キュウリ

ニンジン


ネギ


(なし)



ナス



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