菜園日記2017年3月

 5日(日)  3月に入りました。
 暖かな日曜日です。
 初めに,アヤハに行き,ジャガイモを2種,腐葉土,畑の土,石灰,化成肥料を買って,畑へ。
 ホウレンソウを全て・・・数株ありましたが・・・採って,石灰,腐葉土,畑の土,化成肥料を入れて,荒起こししておきます。
 ニンニクは順調です。
 コマツナはトウが立っていましたが,その芽を採って,あとは終わりにします。跡地をホウレンソウの所と同じように荒起こししておきます。
 ブロッコリーの側花蕾を数個収穫です。
 芽キャベツはあまり大きくなっていません。というか,株自体があまり大きくなっていません。
 タマネギも順調です。
 ダイコンはあと数本になりました。1本を抜きます。
 東側のブロッコリーもあまり採るべきものはありません。
 ネギはまた大きくなってきました。
 後は,草抜き等々・・・
 12日(日)  三寒四温の中の暖かな日曜日となりました。
 昼前から畑へと向かいます。
 ホウレンソウの跡地を耕し,ジャガイモを植えます。
 ニンニクは,春を前にちょっとがまんの時期でしょうか!?
 コマツナの跡地を耕し,ジャガイモを植えます。どちらも今まで植えたことのない,ジャガイモの種類です。
 芽キャベツを10個ほど採りました。それほど大きくはなっていませんが,十分食べられる大きさです。
 タマネギも,春を前に頑張っています。
 ダイコンは残り少なくなってきました。太い1本を抜きます。
 東側のブロッコリーから数個収穫です。
 ネギはまた大きくなってきました。
 後は,草抜き等々・・・
 19日(日)  所用により,畑はお休みとなりました。
 26日(日)  暖かく寒くなったりの3月です。
 2週間ぶりの畑となりました。
 先々週に植えたジャガイモは,まだ発芽を確認できません。
 ニンニクは順調な感じです。
 ブロッコリーは東の畝のものも,西側のものからも側花蕾をたくさん収穫できました。
 タマネギも順調な感じです。
 ダイコンは残り少なくなりました。1本を抜きます。
 ネギはまた大きくなってきました。
 雨が降ってきましたので,早々に退散いたします。

 
(私の能力不足のため,「新共同体論(???)」はしばらくお休みです。・・・念のため・・・)



 私は現在,京都に住んでおりますが,最近の外国人旅行客の多さには,目を見張るものがあります。

 これはちょっと前のことですが,学生時代の友人が訪ねてきたので,夕食でも一緒に・・・と,以前からよく行っていた祇園のカレー屋さんに行きました。
 何回か行ったことのあるそのカレー屋(インド料理屋?)は,セット料理とお酒を含めて,一人数千円もあれば,美味しいディナーを満喫できる場所でありました。
 しかし,その時,メニューを見て思わずビックリでした。
 カレーとなんとかのセットとかいうメニューのほとんどが,800〜900円なのです。
 まあ,入店してしまっていますから,注文して食べましたが,味もどーしようもないものでした。
 この変節の理由は明らかです。
 祗園に集まる多くの外国人観光客向けに,安価な食堂にシフトした結果です。四条花見小路の交差点の直近ですから,場所的にも商売として,そのような選択が正解だったのかもしれません。
 ご存知の方も多いと思いますが,祇園の茶屋街の中心である四条花見小路は,現在,外国人観光客のメッカとなっています。
 一見さん大歓迎と方針転換した御茶屋改造の食事プレースは,皆ベタベタと数か国語表記のメニューを壁面狭しと掲出しています。
 それをSNS用にと写真に撮る観光客のほとんどは,確かに外国人観光客と見受けられます。

 先日も,ちょっと小腹の足しにと,以前からある「一銭洋食」(*)を買いにいきましたら,外国人観光客が列をなしています。
 ここも,昔からある四条縄手のちょっとレトロな「お好み焼き屋」さんでありますが,現在並んでいる人のほとんどは,外国人観光客です。
 お店の人も慣れた感じで,次から次へと対応していきます。
 お店にとっては,見た感じからも売上げ急上昇!といったことで間違いないと思われます。
 
 * 該当店ホームページから
  「京都の祗園で今も愛していただいています壹錢洋食。そもそも壹錢洋食とは、大正から昭和の初めころ、駄菓子屋のおばさんたちがおダシ入の水で溶いた小麦粉を鉄板で焼いた上に、刻んだおネギなどを乗せてさらに焼き上げ、ソースをかけて、主には近所の子どもたちのおやつとして一銭で販売されていたものです。いわばお好み焼きの前身であり粉モノの元祖にあたるものですが、当時はソースをかければみんな洋食と考えられていた時代ですから、一銭で買える洋食すなわち「いっせんようしょく」と呼ばれ、多くのこどもたちに親しまれていました。当用漢字では一銭洋食となりますが当店では、名前とお店の雰囲気は温故の精神、お味とサービスは知新の精神で、誕生当時の「壹錢洋食」を伝統的な表記として用いさせていただいております。」

 さてさて,京都は,日本の観光地の中心みたいなところですし,もともと外国人観光客も非常に多いと思いますが,最近のその多さ加減にはちょっと驚いてしまいます。
 あまり物事に驚いたり感心したりしない私でも,ちょっと驚いております。
 以前は人通りのほとんどなかったような場所に,安い宿ができたためなのか,朝から晩まで多言語が飛び交います。
 サラリーマンや学生をメインターゲットにしたであろうリーズナブルな定食屋も,今は外国人観光客がメインとなっています。

 ウィキペディアの「訪日外国人旅行」の項を見ますと,さらに驚いてしまいます。

 「訪日外国人旅行者数は、2000年に約476万人、2005年に約673万人、2010年に約861万人と年々増加していたが、2011年には東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の影響により約622万人と大きく減少した。しかし2012年末から円安基調になったことから訪日客は大幅に増加し、2013年に初の1000万人超え、2015年には2000万人に迫る約1974万人を記録し、訪日外国人旅行者数が45年ぶりに出国日本人旅行者数を上回った。
 最新の2016年の訪日外国人旅行者数の推計値は約2404万人、消費額は3兆7476億円で、いずれも過去最高を記録した。訪日旅行者を国籍・地域別で見ると、中国、韓国、台湾、香港の4つの国と地域で7割以上を占めている。」

 あまり物事に驚いたり感心したりしない私でも,ちょっと驚いてしまうことは,この2013年から2015年の倍増,それも1000万人単位での倍増であります。

 ただ,訪日外国人旅行者数の増加そのものについての「何故」という原因分析等々については,円安がなんやらとか専門的なサイトなどでされているでしょうし,ここでは追及しません。
 問題は,日々の現象であります。

 いわゆる「民泊」がそこら中にできました。
 京都の街の東から西まで,北から南まで,賑やかに音を立てながら,キャリーケース(キャリーバッグ)を引きずる集団が,スマホのナビを頼りに自分達の泊まる民泊を探して歩いています。
 チラっと見ていますと,番号式の錠などで,出入りしているようです。
 まあ,違法な営業活動は,それ自体が取締りの対象でしょうが,それよりも近隣の人にとっては,火事などの不安,騒音やゴミなどの実害がなかなか大きいようです。
 例え悪意がなくても,文化習慣の違いで結果的に迷惑をかけることは,多々あることです。
(文化習慣の違いを咎めるつもりはありません。担当者が無人の民泊では,そのような注意も配慮もされないことが問題であります。)

 そして,これは私が一番気になることなのですが,彼らは通勤ラッシュの時間帯に,あの大きなキャリーバッグを引きずりながら,満員のバスに乗ってくるのです。
 これはなかなかの迷惑です。
 文化習慣の違いとか,違法性のあるなしとか,そんなことに関係なく,困るのであります。
 ただでさえ狭い場所が通勤通学の人々で満員になっているのです。
 そこにたくさんの大型旅行カバンがいくつも入り込むのであります。
 そのバッグは,だいたい固い丈夫な材質でできていますから,人と人とが触れ合うよりも苦痛な空間を生み出すのであります。

 私は,満員バスの中で,大きなリュックを平気で背負っている人間なんぞは,他者に迷惑をかけるということに全く無感覚な,どーしようもない存在と考えています。
 しかし,あのキャリーバッグは,それをさらに悪質にした凶器であります。

 外国旅行に来るのであれば,豪華絢爛にハイヤーやタクシーで移動してはいかがでしょうか?
 そんなお金はないというのであれば,高価で立派なキャリーバッグは使わずに,バス代も節約して歩かれることをお勧めいたします。確か,一昔前の外国人観光客の多くは,歩いて歩いて,京都を見て回っていました。
 小銭はある!と主張されるのであれば,その小銭で,コインロッカーを借りていただければ幸いです。

 よろしくお願い申しあげます!
3月末の畑の様子


ニンニク

 

ブロッコリー

芽キャベツ

ダイコン

ネギ


ジャガイモ


ジャガイモ


タマネギ




ブロッコリー

カリフラワー



2017年4月へ 菜園日記topへ