菜園日記2016年9月

 4日(日)  9月に入りました。
 夕方からアヤハに行き、腐葉土と畑の土を買いました。
 ニンジンは、2〜3ケ所発芽が見られましたが、全体的には失敗?かもしれません。
 ニンニクは、まだです。
 シシトウとピーマンは相変わらず好調です。30数個の収穫。
 ナスも5つほど。
 トマトは、そろそろ終わりです。
 ゴーヤも3つの収穫となりました。
 キュウリは終わりにします。今年のキュウリは長い期間実をつけてくれました。
 キュウリとエダマメの跡地に、石灰、腐葉土、畑の土を入れて、荒起こししておきます。
 後は、草抜き、水やり等々・・・
 11日(日)  秋らしい風の吹く時期となりました。
 朝から先ずアヤハに行き、ネギ苗、ブロッコリーとカリフラワーの苗を購入して畑へ。
 ニンジンは2〜3ケ所しか発芽していません。種を蒔いてからけっこう時間が経っていますから、今年はちょっと失敗かなという感じです。最近は、ニンジンがなかなか上手くいきません。
 ニンニクはまだ発芽を確認できません。
 シシトウとピーマンはまだまだ元気です。本日も30個ほど収穫。
 ナスは、賀茂ナスが2つ。
 トマトはそのままにしておきます。
 ゴーヤも大きな実が10個ほど採れました。
 キュウリとエダマメの跡地を耕し、南側に、ブロッコリーとカリフラワー、北側にネギを植えました。
 後は、草抜き、水やり等々・・・
 18日(日)  秋雨・・・です。
 畑はお休みいたします。
 19日(月)  今日も1日雨かと思いましたが、昼過ぎには少し止みましたので、夕方から出かけます。
 高山園芸で、ダイコンとホウレンソウの種を買い、畑へ。
 ニンジンは、少し前に2つほど発芽したところ以外は発芽の兆候がみられません。あきらめて、その場所にホウレンソウの種を蒔きます。
 ニンニクもまだ発芽が確認できません。・・・???
 シシトウとピーマンはまだまだ元気です。本日も20個ほどの収穫となりました。
 ナスも大きなもの数個。
 トマトとゴーヤを終わりにします。ゴーヤはしかし、大きな実が20個ほど採れました。まだまだかもしれませんが、次の準備もしなくてはいけません。
 ゴーヤとトマトの跡地に石灰を撒いておきます。
 ブロッコリーとカリフラワーは順調な様子です。
 ネギも元気です。
 そうこうしていると、大粒の雨がかなりの勢いで落ちてきました。
 早々に退散いたします。
 22日(木)  天気予報によると,昼過ぎから雨となっていましたので,朝から出かけました。
 先ず,アヤハで,エンドウマメの苗と畑用の土を購入して畑へ。
 3日前に蒔いたホウレンソウはまだ発芽を確認できません。
 ニンニクは,わずかに発芽のような姿が・・・?
 シシトウとピーマンはまだまだ元気です。今日も20個ほど。
 ナスも1個採れました。
 トマトとゴーヤの跡地に畑用の土を入れて耕し,南側にエンドウマメを3ケ所,北側にダイコンを10ケ所植えました。
 ブロッコリーとカリフラワーは順調です。
 ネギも背を伸ばしています。
 後は,草抜き等々・・・
 25日(日)  所用により,畑はお休みです。

   


 遠い遠い未来の話であったはずの鉄腕アトムですが,彼の誕生日は,原作漫画では2003年,テレビアニメ(当時はテレビマンガと言っていました。)では2013年という設定でありました。(ただし,アトムの誕生日については,他にもいろいろと設定があるようです。)
 雑誌『少年』で鉄腕アトムの連載が開始されたのは,1952年のことですから,いずれにしても20世紀半ば,敗戦後間もなくの日本社会にとって,21世紀という時代は,はるかに遠い時代であったことは間違いないでしょう。

 そこでは夢の21世紀が描かれます。
 しかし,未来は,すぐにやってきました。

 我々は,既にアトムの誕生日を過ぎてしまいました。
 私も還暦を過ぎ,子どもの頃夢の世界であった,21世紀と言う時代に生きています。
 生きている間(生きているとすれば・・・)に2回目の東京オリンピックが開催されるというのですから,驚くべきは,時の流れではあります。

(鉄腕アトムの『少年』での連載開始は,私が生まれる3年前のことでしたが,先の東京オリンピック開催は,私が小学校5年生の時でした。)

 そんな(?!?)いろいろと感慨のある2016年9月は,私にとって,ちょっと嬉しいことが重なった月となりました。

 9月10日の土曜日,神戸ゴルフ倶楽部でラウンドしてまいりました。
 1903年(明治36年)開場の,日本最古のゴルフ場です。
 もちろん,「輸入」スポーツであるゴルフですから,日本において全般的にもそれほどの歴史を有しているものではありません。 
 現在,歴史あるコースとして言われるものの多くは,古くても昭和30〜40年代に開設されたゴルフ場ですから,この神戸ゴルフ倶楽部がいかに古いものかよく分かります。

 誰でもいつでも行けるゴルフ場ではありませんが,少し前から行くチャンスはありました。しかしながら,かなりの山岳コースを全て歩いてのラウンドということで,私的には体力的に少なからぬ不安があり,なかなか行く決心がつきませんでした。
 が,逆に言いますと,今行っておかないと行く機会を永久に失ってしまう・・・と思い,決心した次第であります。

 神戸の奥座敷,六甲山の中に開ける景色は,関西に住む人間にとって独特な雰囲気を有しています。
 かなりの狭い進入路を恐る恐る抜けたところに出現する,クラブハウスとコースの一部の色合い。
 古いホテルのような食堂も,簡易な風呂場も,カギのない小さなロッカーも一つひとつが愉しい場所でありました。

 全14本の内10本のクラブをキャディに預け,ボールや飲み物など他の荷物は自分で背負ってのラウンドです。
 非常に長いパー3,そして非常に短いパー4・・・もうパーというか距離による基準打数など関係ないような世界が広がっていました。

 バブルの時に続々とできた豪華なゴルフ場で,大理石に囲まれたクラブハウスで,高価な食事をして,広い最新設備の風呂に入ってというような時間を過ごすことが,ゴルフの楽しみと不可分なものと考えている人々の多くにとっては,神戸ゴルフ倶楽部のようなゴルフ場は,二度と行きたくない場所であるかもしれません。

 しかし,一方で,また多くの人は,これまでにない時間を過ごさせてもらったゴルフ場に対して,愉しい感謝の気持ちでいっぱいになります。
 歩くごとに,ボールを打つごとに,わくわくする気持ちが広がります。

 機会があれば,またぜひ訪れたいものです。


 9月24日の土曜日,バンドでライブを行いました。
 私もそれなりに長く楽器やロックをしていますので,大学の学祭で演奏したり,レストランを借り切ってコンサートをしたりと,いろいろと経験はありますが,長いブランクの後に,数年前になって,ネットでバンドメンバーを探すサイトがあることを知り,私のような年寄りを拾ってもらって,ライブへとたどり着くことができました。

 場所は,私の自宅から歩いて10分ほどの所に,この7月にオープンしたばかりのカフェでした。
 ちょうどこの夏に,他でのライブの話がつぶれてしまったので,この店のオープンは,何か不思議な縁を感じるものとなりました。
 アットホームな雰囲気や,設備等の条件も,我々のバンドの考え方に合う場所でありました。

 ネットに感謝です。
 メンバーに感謝です。
 ライブの場所,ライブに来ていただいた方々に感謝しております。

 ステージでは,例によって大きな,また小さなミスの連続でしたが,まあそんなことは関係ありません。
 ライブは,自分が楽しむことが一番です。そういう意味では,久しぶりの楽しみに溢れた時間を過ごすことができました。
 それほど大きくはない店でしたが,満員御礼,超満員となりました。
 我々メンバーはステージが終わってから,ステージの上に座り込んで,そこで打上げのビールを飲んでいたぐらいです。

 これからも機会があれば,ライブを楽しみたく思っています。


 少し前にも,歳をとって,何か「楽しさ」が増加する不思議な感覚について書いたことがありました。
 やはり,一定の歳を重ねることによって,やりたいことができる時間や費用やさまざまな関係性を得ていることによって,いろいろなことが「楽しく」実現できるのではないかと思います。
 組織に勤めていた時代等々の,自分を取り巻く「責任感」もグっと減少いたしますし,仕事的な人間関係にストレスを感じることも圧倒的に減ります。

 また,私の場合は,歳を取るとともに感情が緩やかになってきました。(逆の方もおられるとは思いますが・・・)
 これも,私の楽しみが増加している大きな要素であると思います。
 特に,バンドのように,嗜好がはっきりしている,それぞれのパートの出来不出来が他のパートにも大きく影響する等々の性質を有するものは,若い時には,人間的な好みも相まって,すぐにケンカが始まったり,解散!という事態に繋がることがしょっちゅうです。
 4人1組でするゴルフも同じ傾向があります。

 が,しかし,ゴルフも音楽も穏やかな流れの中で,長く続けられたら・・・と思っています。
9月末の畑の様子


ニンニク

 

ナス


ダイコン

ネギ



シシトウ

ピーマン


ホウレンソウ


エンドウマメ




ブロッコリー

カリフラワー



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