菜園日記2014年7月

 6日(日)  7月に入りました。小雨の中の作業となりましたので,草抜きなどはせず,作物の収穫だけとなりました。
 ナスは3種類とも数個ずつ採れました。
 トマトも,大玉,中玉,ミニトマトとそれぞれ数個から10数個の収穫です。今年のトマトは早期から熟したものが採れます。
 先週植えたホウレンソウと春菊は,季節外れと思われましたがキレイに発芽しています。
 カボチャは少しずつ実を大きくしています。
 オクラは2本を残していましたが,ここで1本立ちといたします。
 シシトウも2種類で10数個の収穫です。
 キュウリもまた数本採れました。
 サツマイモも少しずつ大きくなってきました。
 ゴーヤはまだ実を見せていません。
 雨が強くなってきましたので,早々に退散いたします。
 13日(日)  本日もまた小雨の中の作業となりました。
 ナスは,またまた10個ほど採れました。
 トマトは,それぞれ数個ずつ採れましたが,今回はまだちよっと熟し方が足らないようです。
 先週は,完全に発芽していたホウレンソウと春菊でしたが,本日は,ホウレンソウが完全に姿を消していました。理由はよく分かりません・・・
 ミニカボチャは少しずつ大きくなっています。来週ぐらいには収穫できるかもしれません。
 オクラは1本立ちにしましたが,元気に大きくなっています。しかし,今日は実の収穫はありません。
 シシトウは20個ほど採れました。
 キュウリはまたまた豊作です。10本ほどを採ります。
 サツマイモも葉を伸ばしてきました。
 ゴーヤは,先週は実を発見できませんでしたが,本日そこそこの大きさのもの3つを収穫です。
 後は少し雑草を取りましたが,雨のため,早々に退散いたします 。
 20日(日)  所用のため,畑はお休みとなりました。 
 27日(日)  7月も最後の日曜日となりました。
 梅雨明け初めての日曜日でもあります。猛暑日が続いていましたから,カラカラの畑を想像しておりましたが,適度に雨が降っていたせいか,全体的には青々とした畑でした。
 ナスもたくさんの実を大きくしていました。10個ほどの収穫です。
 トマトも熟したものがたくさん採れました。特に大玉のものがこれほどたくさん採れるのは初めてのことと思います。
 春菊は順調に大きくなっています。
 ミニカボチャは全体的にだいぶ疲れてきました。今日は1つを採ります。
 モロヘイヤも少し葉をつみます。
 オクラはなかなか大きくなりません。ちょっと大きめの実,ちょっと小さめの実,1つずつの収穫です。
 シシトウはまたたくさん採れました。次々と実をならせています。
 キュウリは,大小20本ほど採れました。ただ全体的にはかなり疲れてきた様子です。
 サツマイモも順調です。
 ゴーヤは大きなもの,小さなもの2つの収穫となりました。
 後は,大量の草抜き,ビタミン剤,液肥等々・・・

 先日,新聞を読んでいますと,高速道路を自転車で逆走していた男性をはねて重傷を負わした運転手が自動車運転処罰法違反(過失傷害)で現行犯逮捕されたという記事が目に留まりました。
 もちろん交通事故で相手方に重傷を与えることはあってはならぬことではありますが,このようなケースで自動車の運転手が現行犯逮捕されてしまうのはちょっと・・・とつい考え込んでしまいます。

 「産経新聞」(ネット版)によりますと,(2014.7.18)

 18日午前2時15分ごろ,大阪府堺市美原区の阪和自動車道の美原南インター付近上り線で,自転車の60代くらいの男性がトラックにはねられ転倒,左腕を骨折する重傷を負った。大阪府警高速隊は,自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で,トラックの同府摂津市鳥飼野々,会社員,古川一男容疑者(66)を現行犯逮捕した。
 同隊によると,事故直前に「高速道路を自転車が逆走している」などの内容の110番が相次いでおり,同隊が関連を調べている。
 高速隊によると,現場は片側3車線の直線道路。

 私も高速道路はかなり頻繁に利用していますし,歳相応に十分な安全運転を心がけているつもりではありますが,何しろ高速道路です。規則的には時速80キロ〜100キロの車が,実際には時速100数十キロ以上の鉄の塊がひっきりなしに走行している一種の閉鎖的空間です。
 そこへ本来その場に存在するはずのない自転車がフラフラと,しかも逆走してきましたら,それを避けられるかどうか,私は全く自信はありません。
 このような場合に,運転手としてかなりの注意を払っていたとしても事故を避けられるかどうか,また結果的に事故を起こした運転手を「現行犯逮捕」することかが適切なことなのかどうか,ネットでも多くの考えが飛び交っているように思えます。

 さて,先般保育園で,幼児がプール遊びの最中に意識不明となり,その後死亡するという事故がありました。

「毎日新聞」(ネット版)によりますと,(2014,7,31)

 7月30日午後2時ごろ,京都市上京区高台院竪町の「せいしん幼児園」のプールで,水遊びをしていた男児(4)があおむけに浮かんでいるのを保育士が見つけ,119番した。男児は病院に搬送されたが,重体という。
 京都府警上京署によると,プールは縦約6.1メートル,横約3.3メートル,水深は約20センチ。
 園によると当時,子供約30人がプール内や周辺で遊んでおり,2人の保育士が付き添っていた。

 その後この園児は死亡し,非常に痛ましい事件となりました。
 このような場合,保育園側の人員体制,保育士の業務遂行状況等について検証が行われ,場合によってはその責任を問われて立件されるということもあるようです。
 これに関しても多くの意見,評論が展開されましたが,私にはある指摘が目に留まりました。
 それは,このような場所では先ずは「事故ありき」という視点でものを考えていかないと,同じような事故は拡大再生産されるばかりではないかという指摘です。
 例えば,保育所(保育園)の保育士の配置基準は、国が「児童福祉施設最低基
準」によって定めていますが,0歳児3人に対し保育士1人が配置されることとなっています。ある保育所においてもその基準がを満たされているとしましょう。
 しかし,そこに大地震が起こって,同時に保育所に火災が生じ,一刻も早くその場から子どもを連れださなくてはいけません。
 保育士は,右わきと左わきに子どもを抱えて走れば2人は救えるかもしれませんが,3人同時はなかなか困難かもしれません。
 このような場合,3人を全て救えない保育士は,立件されてしまうのでしょうか?
 もちろんこのような考えを突き進めていきますと,保育所の保育士ということでなく,例えば小さな子ども3人を連れて買い物に出かけるお母さんの責任はどーなるのだということも言えます。
 今や良く見かける光景ではありますが,お母さんが自転車の前と後ろに子どもを一人ずつ座らせ,さらに一番小さな1人を抱っこ紐に入れて自転車を走らせている姿は,私なんかは見ているだけで恐ろしくて仕方ありません。
 この自転車が,4人乗りの重みに耐えかねてふらつき,結果自動車と衝突して,子どもたちが重大な局面となってしまった場合,自動車の運転手が逮捕(!?)されるのでしょうか?
 それとも,この母親が逮捕(!?)されるのでしょうか?

 最近では,川の中州にテントを張ってキャンプしていた家族が,増水時に車で退避しようとして間に合わず,家族のほとんどが亡くなってしまったという事故がありました。同様な事故もまた繰り返し生じてもいます。

「スポーツ報知」(ネット版)によりますと,(2014,8,3)

 神奈川県山北町のキャンプ場「ウェルキャンプ西丹沢」内を流れる河内川で1日夜,一家4人を乗せた車が流され,母子3人が死亡する事故があった。中州でテントを張っていた一家は,急な大雨で川が増水したため,避難しようとした際に流された。県警松田署はキャンプ場の運営会社から,一家に危険性を説明したかどうかを聞く方針だ。
 楽しかったはずのキャンプは暗転し,4人家族のうち3人が失われるという悲痛な結果を残してしまった。
(略)
 1日は約60組の客がいたが,中州にテントを張っていたのは大森さん一家だけだった。
(略)

 専門家のコメントによりますと,中州という場所は川底と同義であり,テントを張って宿泊するなんてとんでもないということのようです。また,このキャンプ場の運営会社は,度重なる行政からの指導や注意を無視して中州に土を盛ったりして,キャンプ場を造成していたということでした。
 このような場合,キャンプ場の経営者が逮捕(!?)されるべきなのでしょうか?
 それとも,そんな場所でキャンプをすることを判断,実施した父親が逮捕(!?)されるべきなのでしょうか?
 
 ふと思いついた「事故責任」という言葉は,もちろん同音の「自己責任」のタイプミスではありませんが,何故か同じ言葉のように思えなくもないこの頃ではあります。

7月末の畑の様子



トマト

 

モロヘイヤ


ミニカボチャ

キュウリ


ゴーヤ


春菊


ナス




シシトウ

オクラ


サツマイモ


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