菜園日記2012年8月

 5日(日)  8月に入りました。相変わらずの暑い夏ですが,本当のジリジリした暑さは少ない年のように思えます。
 夕方から畑へと行きました。
 ゴーヤは大きな実を2つ採りました。
 インゲンはそろそろ終わりといった感じですが,それなりの大きさのものを10個ほど採ります。
 タマネギの跡地は本日もそのままにしておきます。
 トウガラシは立ち枯れのまま置いておきます。
 ニンニクの跡地もそのままにしておきます。
 トマトは,良く色づいて熟しています。こんなに良く熟したトマトが採れるのは初めてかもしれません。20個ほどの収穫です。
 ナスは,大きなもの3つを採りました。賀茂ナスも大きくなっていました。
 キュウリは水不足のためか小さな曲がったものが多くなっていました。全部で10本ほど収穫いたします。
 後は,草抜き,水遣り等々・・・



賀茂ナスも少しずつ大きくなっています。
(8/19)

 
 12日(日)  お盆の光景の京都です。
 夕方から先ず,コーナンへ行き,苦土石灰,野菜用の土,そしてニンジンの種を購入して,畑へと走ります。
 ゴーヤは小さな実を幾つかつけていましたが,収穫する大きさではありませんでした。
 インゲンはそろそろ終わりです。
 タマネギの跡地を耕して,畝を作り,2条にニンジンの種を蒔きました。最近ニンジンが上手くできていませんので,今年は・・・と思っています。
 トウガラシを抜きます。苦土石灰と野菜用の土を入れておきます。
 ニンニクの跡地はそのままにしておきます。
 トマトはまたよく熟した実が20個ほど採れました。この時期になりますと,いつもトマトは青いまま終わってしまうことがほとんどでしたが,今年は好調のようです。
 ナスは数個の収穫となりました。いくらか剪定しておきます。
 キュウリも3本ほど収穫できましたが,そろそろ終わり・・・という感じです。
 後は,草抜き,水遣り等々・・・

 

トマトの下に自然に?生えてきたシソ
(8/19)

 19日(日)  お盆も終わりました。夕方から畑へと走ります。
 ゴーヤは,実を大きくしていました。数本の収穫です。
 インゲンは今年はもう終わりと思っていましたが,花をたくさん咲かせ,小さな実を幾つもつけています。これからどうなるのかが楽しみです。
 先週種を蒔いたニンジンは,暑さと集中豪雨にも負けずちゃんと発芽してきました。今年は上手くいくかもしれません。
 トウガラシの跡地をスコップで荒起こししておきます。
 ニンニクの跡地はそのままです。
 トマトは,そろそろ尻割れのした実となってきました。しかし,今年のトマトは長く収穫することができました。今までで初めてのことだと思います。
 ナスもたくさんの実をつけていました。10個近くの収穫です。枝を少し剪定いたします。
 キュウリは大きくて形のいいものが1本採れました。これで最後かなぁと思いましたが,若い葉と若い花も見られます。
 後は,水遣り,液肥等々・・・



芽を出したニンジン
(8/19)

 
 26日(日)  8月も最後の日曜日となりました。相変わらずの暑さです。
 夕方から畑へと参ります。
 ゴーヤは,大きな実が4つ採れました。
 インゲンは,また新しく,小さな実をたくさんつけ始めました。適当な大きさのものを10個ほど採ります。
 ニンジンは,少しずつ大きくなっています。
 トウガラシの跡地,ニンニクの跡地はそのままにしておきます。
 トマトは,また赤く色づいたもの10個ほどが採れました。いつもはこの時期になると青いまま終わってしまう実が何十個とあるのですが,今年は最後までちゃんと色づいています。
 ナスも数個採れました。
 キュウリは完全に枯れていました。水を吸う力もなくなってしまったようです。
 後は,水遣り等々・・・



ゴーヤにインゲン,そしてバッタ
(8/19)

 
 学者的な分析・・・というものがあります。
 例えばですが,京都の高名な大学教授が分析した事象の一つに「京都の人間はバスを待つ時に並ばない」というものがあるのですが,教授はその原因を「京都の人間は,身内意識が強いからだ」と究明しています。
 なんかこのように言われますと,もっともらしく感じますし,学者らしい観察かなぁと思う面も多分にあります。しかしながら,その分析が正確なことなのかというと,私ははなはだ疑問に思っています。
 身内意識が強いから他人行儀に列を作らず,いざバスが来た時には親が子供を守るように,あるいは,子どもが親戚の老人をいたわるように,他の方を優先させて自分は後から乗車するのか・・・といいいますと,現実は決してそうではありません。
 バスが到着するや否や,我先に車道に飛び出して,入り口ドアの前に群がります。
 少数のちゃんと他人行儀に=ルールを守って並んでいる人達の存在は完全に無視されます。
 なるほど,京都人の身内意識というのは,自分自身を甘えて頼る側に置くことなのかと納得してしまいます。そういう意味であれば,京都の人間の身内意識という言葉は,正鵠を射ていると言えます。
 そして,ルールを守って並んでいるような他人行儀な人間は,身内ではないから,考慮するに値しないと考えているのでしょうか・・・
 しかし,その姿は我々から見る限り,単に行列が面倒くさい,後から来てもとにかく先に乗りたい,私は椅子に座りたい・・・という関西特有の無秩序勝手志向?=わがまま!のように思えます。
 こういう場合でも,往々にして学者は「身内意識」というような言い回しをしたがります。
 なんかもっともらしい表現をしただけで,そういった仮説に対する緻密な検証行為がなくても,それなりに説得力が生じてしまうということが,この手の権威的発言の欠陥ではないかと思います。
 また例えば,中国自動車道の宝塚トンネル周辺は何故渋滞するのか・・・についても,学者はきめ細やかに学者らしい分析をいたします。
 いわく,上り坂になるとほとんどの車が自然に少しずつスピードを落とす。トンネルの手前になると,これまた皆少しずつスピードを落とす。それが何十台,何百台もの車に連鎖して,大渋滞に連なる・・・と。
 まぁよく言われる理論ではあります。
 実際,他の場所でそのようなスピードダウンが原因で大きな事故が生じたというようなことも聞いたことがあります。
 確かに,中国自動車道の下り線は,宝塚トンネルに向かって上り坂が続きます。
 私は,比較的多くこの場所を走りますが,何回も走って気づいたことがあります。
 京都・大阪から宝塚トンネルに向かって上り坂が続きますが,トンネルの手前でかつまだまだ上り坂が続いている場所では既に,車のスピードはかなり戻ってきています。高速道路のトップスピードに近いものとなっています。
 私が見る限り,一番渋滞している場所は,上り坂の始まる宝塚インターの周辺です。
 「上り坂」や「トンネル入り口」が・・・というのであれば,今一つの例を挙げますと,宝塚トンネルを過ぎてさらに西へしばらく行ったところ,西宮名塩サービスエリアの辺りは,かなり勾配のきつい上り坂が続きますが,そこではほとんどの車はマックスのスピードで走り抜けていきます。
 私は,この渋滞の理由はもっと単純なことであると思います。
 宝塚インター,さらにはその手前のインターからの流入車が多すぎるのです。そして,特に宝塚インターからの進入路は複数路線のまま本線につながっていきますから,その結合部はスムースに流れるはずがありません。
 いわば,かなり以前に作られた中国自動車道のキャパシティを超える車社会になっている地域の代表的な現象ではないかと思います。
 しかし,このような時にも学者は,単なる車の量の問題としては片付けたくないらしく,敢えて学者らしい答えを出していくことに学者としての存在意義を示したいのだろうかとついつい思ってしまいます。
(まぁ,私の観察が正しいとしてではありますが・・・。一つ付け加えれば,インターでの流入車の量と宝塚インターからの上り坂の相乗効果は確かに存在するでしょう。そこで,しかし,どちらに重点を置くのか・・・については,ここでいう学者的志向が存在すると思えて仕方ありません。実際,坂の下部よりも上部の方が,高いスピードで流れています。)
 さてさて,ちょっと違う状況ではありますが,個人的に似たような志向の経験をしたことがあります。
 私は学者ではありませんし,車のことにそれほど詳しくもありませんが,自分の乗っている車のことについて,あーでもない,こーでもないとそれなりにいろいろと考えていたことが,ある日,極めて単純な答えを与えられました。
 私の乗っている車はロータリーエンジンですので,エンジンオイルがけっこう減ります。
 従って,オイル交換というか,補充も含めてのオイル・メンテナンスを小まめに行う必要があるのですが,私はそれを意識して,ディーラーでの定期点検とは別に,いわゆるカーショップなとでそれなりのグレードのオイルを購入したり,きめ細かに手入れをしていた時期がありました。
 ところが,そういう時に限って,すぐにオイルがなくなってしまい,早々と車のオイル警告灯が点灯するのです。非常に危険なサインであります。
 で,私は,オイルの種類によってそーなるのか,はたまた季節=外気温などの関係でそーなるのか,あるいはこの時期は山道をエンジンの回転を上げて走ることが多かったからそーなるのか・・・などなどといろいろ考えたり調べたりいたしましたが,結局はよく分かりませんでした。
 そして,ある時,専門店でのグレードの高いオイルでなく,ディーラーの安い指定オイルでも入れてもらおうと,定期点検の時に頼み,そして上記の疑問をぶつけてみました。
 ロータリー車専用のオイルがあるのか,いろいろと市販されているスポーツ車用のオイルとの相性はどうなのか?等々,等々・・・
 日本で唯一ロータリー車を販売し続けていた(現在では残念ながらロータリー車からは撤退してしまいましたが)マツダの答えは簡単でした。
 ディーラーは,ロータリーのオイルが減ることが分かっているので,規定ラインより多めに入れているとのことでした・・・
 かくして複雑な?懸案事項は「量」の問題だけで,アッという間に単純に片付いてしまったのであります。 

8月末の畑の様子



インゲン



 

(なし)

トマト

キュウリ

ニンジン



ゴーヤ




(なし)

ナス


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