菜園日記2012年7月

 1日(日)  7月初めの日曜日は朝から雨が降り続く一日となりました。
 夕方近く,ちょっとした雨の合間を縫って,畑へと走ります。
 ゴーヤは,小さな実をつけていました。収穫にはもう少しです。
 インゲンは,たくさんの実をつけています。大小合わせて数十個を収穫できました。
 タマネギの跡地はそのままにしておきます。
 トウガラシも数個収穫できました。
 ニンニクの跡地もそのままにしておきました。
 トマトは,少しずつ色づいてきました。真っ赤になったもの2つを採ります。
 ナスも3つほど採れました。
 キュウリは,10本ほどの収穫です。
 雨で,畑はかなり水を吸っていましたので,他の作業はできませんでした・・・



一気に大量に採れるインゲン
(7/22)

 
 8日(日)  梅雨の晴れ間の日曜日です。
 お昼から畑へと向かいます。
 ゴーヤは1つの実が大きくなっていました。今年の初収穫です。
 インゲン豆はまたまたたくさんの実をつけていました。数十個の収穫です。
 タマネギの跡地はそのままにしておきます。
 トウガラシは2本ともかなり調子が悪い感じです。立ち枯れしてしまいそうです。この畑ではトウガラシはなかなか調子よくなりません・・・???
 ニンニクの跡地もそのままにしておきます。
 トマトはなかなか元気です。赤い中玉を数個収穫できました。
 ナスも大小合わせて数個の収穫です。
 キュウリも10個近く採れました。
 後は,草抜き等々・・・



今年もキュウリがたくさん採れる時期となりました。
(7/22)

 
 15日(日)  昼から仕事が入りましたので,早朝から畑へ行こうと朝テレビをつけますと,明け方の集中豪雨のため,京都市北区で紙屋川が溢れ,ゴムボートで住民を救出・・・というようなニュースをしています。
 市内ではめったにないことです。
 畑は・・・と行ってみますと,やはり冠水していました。この水が引くにはかなりの時間が要るなぁ・・・という感じの量でした・・・
 22日(日)  梅雨明け後,初めての日曜日となりました。
 2週間ぶりの畑です。朝から暑い日曜日です。全体的に先週の大雨で,腐ったりしている実もたくさんありました。
 最近の局地的な豪雨はスゴイものです・・・
 ゴーヤは,大きな実を2つ収穫できました。
 インゲンはまたまたの大収穫で,100個以上はあると思います。
 タマネギの跡地はそのままにしておきます。
 トウガラシは完全に立ち枯れしていましたが,それでも赤トウガラシが色を真っ赤にしており,数個の収穫ができました。
 ニンニクの跡地もそのままにしておきます。
 トマトは,ミニトマトも中玉も豊作です。よく熟したものを数十個採ることができました。
 ナスは,大きな実のほとんどが腐ったり,カビをつけたりしています。1つだけ採りました。
 キュウリも,下部にできた実の多くが水に浸かった関係でか完全に腐っています。ただ,ちゃんとした実も20本ほど採ることができました。
 だめになっていた実や葉などを,畑の隅に穴を掘って処分いたしました。
 後は,草抜き等々・・・



この畑が苦手な?トウガラシ・・・
(7/22)

 
 29日(日)  7月最後の日曜日,本格的な暑さが続いています。夕方から畑へと向かいます。
 ゴーヤは,どんどんと実を大きくしています。数本採りました。
 インゲン豆は最盛期を過ぎたようですが,そこそこの実をつけています。数十個の収穫です。
 タマネギの跡地は本日もそのままとしておきます。
 トウガラシも完全に立ち枯れしています。
 ニンニクの跡地もそのままにしておきます。
 トマトは,中玉が豊作です。ミニトマトと合わせて30個ほど採れました。どれもよく熟して,きれいに色付いています。
 ナスは花をたくさんつけていますが,実は1つだけの収穫となりました。枝を少し剪定しておきます。
 キュウリは10数本採れました。次々と実を大きくしています。
 後は,水遣り,草抜き等々・・・



今年は好調なトマト
(7/22)

 
 いつのことかは忘れてしまいましたが,多分数年前のこと,何気なく見ていたテレビで,サラリーマンなどに対するマナー教育や研修を生業としている会社・団体等を特集して放送していました。
 まぁ半分は面白可笑しくという番組作り的な要素もあるのでしょうけど,その中の一つに江戸時代の仕草等々からマナーを学ぶ・・・というものがありました。
 同業他社との差別化のためにも,まぁ何らかのセールスポイントを作って売り込まなくてはいけませんし,このテーマもそれなりにインパクトはあるのかもしれません。
 で,その江戸時代の仕草や作法云々の幾つかのパフォーマンスについては,今はすっかり忘れてしまいましたが,1つだけ覚えているものがあります。
 それは,雨の日に傘を差した者同士がすれ違う時に,お互いに傘を反対方向に傾けて通りやすくするというものでした。「傘かしげ」とか大げさな名前をつけて,江戸の知識に学ぶなどと言いながら,このパフォーマンスを実演していました。
 なんとスタジオの中で,着物を着て傘を持った集団が,逆方向から来る集団と,お互いに傘を傾けてすれ違うのです。もう笑うしかない光景でありました。
 私的には,今でも日常的にごく普通に見られる光景の一つであり,当然の行為であり,なんで江戸時代に学ぶなんなのだろーいう感じです。
 こういうことを発案して売り込む側はともかく,それをお金を払って自社の社員研修に採用したり,あるいはテレビで取材するなんて,どーいう意識なのだろーと思ってしまいます。
 ところが,しかし,最近よく感じるのですが,職場でも街中の建物でも,狭い通路などですれ違う時,身体を半身にしてくれる人が圧倒的に少なくなりました。
 若い私の部下も,狭い廊下で私とすれ違うような時に,ヒタヒタと真っ直ぐに歩いてきます。
 私が早々と半身に構えているのに,彼らは堂々と通路の真ん中をやってきます。
 これは,上司たる私に対する挑戦か!!とつい思ってしまうような歩き方です。
 けれども,それは上司に対する積極的な反抗行動というわけでもなく,どうやら半身になってすれ違うということを知らないようなのです。
 驚くべきことですが,事実そーなのかもしれません。
 こんな時代には,江戸の傘かしげなるものも社員教育の有効なテーマとなるのかもしれません。
 ・・・事実,この研修をしていた団体のことをちょっと調べてみましたら,今も法人として活動を続けておられますし,現在でもその一番の「売り」は「傘かしげ」のようです。
 また,私の職場の近くには大きな大学がありまして,学生が歩道を3人ぐらいで横一列となって,仲良く話しながら歩いている光景がよく見られます。
 で,向こう側から人が歩いてきましたら,普通常識的には,3人の一列横隊を崩して,1人か2人が後ろに下がるなりして,お互いがすれ違う空間を作るのでしょうけど,それをしない,あるいはすることに気付かない学生が,これまた非常に増殖しているように思えます。
 なんの気おくれもなく,一列横隊で話に夢中です。
 私のような気の弱い人間は,学生さんにぶつかったら大変!と,こそこそと車道に降りてすれ違ったりします。そのうち車に撥ねられてしまうかもしれません・・・
 このような現象は,バスの中でも見られます。降りる人が降車口に向かって歩いて行っても,出口近くの狭い場所に立っている人々の多くは,道を開けようとはしていません。目に見えない自分の後方には,何百人もが通れるようなスペースが空いていると信じ込んで疑わないというような姿です。
 一方,バスの中では,足を広げ,大きなカバンをその足の前に投げ出した学生もいます。その前を通る人間は,狭い通路の中でさらに狭くなった空間を通らなくてはいけませんが,学生は携帯電話の操作に夢中になっており,自分の足やカバンの位置を変えようとはしません。
 まあ,この場合と上記のことはちょっと違うような感じはいたします。
 足を広げ,大きなカバンを投げ出した学生は,自分が通路を狭くしていることに気付いているのではないかという気もします。通りたかったら,勝手に避けて通れ!というエラソーな態度を示したいだけのことかもしれません。このような人間は,昔から存在しますが,どちらかというと今では減少傾向を見せている希少類かもしれません。
 しかし,半身にならない部下や歩道の幅いっぱいに広がって歩く学生や,バスの狭い場所の真ん中で立ち尽くしている人々は,自分がどれだけの空間を占拠していて,誰かとすれ違ったりする際にどーなるのかということに対する想像力を全く有していないのではないかと思ってしまいます。
 はたまた別の場所で,エレベーターに乗って目的の階でドアが開き,降りようとしますと,真正面から先に乗り込んでこようとする人々がいます。このような人々も最近特に数を増やしているように感じます。
 彼らは,自分がエレベーターに乗ることだけしか頭にないのでしょう。そこから誰かが出てくるなんてことは考えもしていないのかもしれません。
 そして,開いたドアから人が降りてきても,自分の体を脇に避けるかというと,そうではなく,彼らは初志貫徹であります。降りる人とエレベーターのドアの開口部にできたちょっとした隙間にどんどんと体を入れて,とにかく一刻も早く乗り込もうとするのであります。
 はたまた,傘といえば,ちょうどこの季節に想い出しますが,例えばお祭りやお盆などの夏の年中行事の現場で,多くの人が押し合いへし合いしている中,大きな日傘を堂々と掲げたまま,その傘の骨の先が周りの人に当たりまくっていても気に止めることもなく,ズンズンと行進しておられる女性も多くおられます。
 お肌の日焼け防止の大切さは理解いたしますが,貴女の傘の骨の先で,他の方のお顔に傷がついてしまうようなことには想像力は働かないのでしょうか?
 多分そんなことは考えてもおられないのでありましょう。
 これらのことは,いったい何なのでしょうか!?
 教わっていないからできないのか。
 他者に対するちょっとした想像力を発揮する能力を完全に失っているのか。 それとも先月にウインカーのことで書きましたが,道を譲ることは「負け」と思っていて,何が何でも負けたくないのでしょうか??
 よく分からない世界となりました。

7月末の畑の様子



インゲン



 

トウガラシ

トマト

キュウリ

(なし)



ゴーヤ




(なし)

ナス


2012年8月へ 菜園日記topへ