菜園日記2012年6月

3日(日)  6月に入りましたが,比較的涼しい日曜日です。
 昼から畑へと向かいます。
 ゴーヤは,元気に背を伸ばしてきました。
 インゲンは,ツルをかなりのスピードで伸ばしてきています。支柱を少し継ぎ足しました。
 タマネギは,倒伏してきたものが,半分近くとなりました。来週ぐらいには収穫できるかもしれません。
 トウガラシは,小さい実を2つつけていました。初収穫といたします。
 ニンニクは,芽がたくさん出ていましたので,それを収穫いたします。葉もだいぶ枯れてきました。
 トマトは,また脇芽を取り,上部を支柱に留めます。
 ナスも,元気に枝を張ってきました。
 キュウリは,かなり伸びてきました。小さな実を数個収穫です。
 後は,草抜き,化成肥料等々・・・ 

 

苗の植付時には不安がありましたが・・・
(6/10)

 10日(日)  梅雨入り後初めての日曜日です。今日は,曇り空でしたが,昼から畑へと向かいます。
 ゴーヤは,伸びるスピードを速めてきました。
 インゲンは,既に支柱の先までツルを伸ばしています。
 タマネギは,全ての葉が倒伏していましたので,収穫いたします。大小合わせて40個ほどの収穫となりました。
 トウガラシは,順調な様子です。
 ニンニクも葉を枯らせていましたので,収穫といたします。10個ほどの収穫となりました。
 トマトは,脇芽を整理して,また支柱に茎を留めます。
 ナスも枝が伸びてきました。支柱に枝を吊るします。
 キュウリも大小合わせて10数本の収穫となりました。これも枝を剪定いたします。
 後は,草抜き等々・・・



今年もナスの花が咲きました。
(6/10)

 
 17日(日)  蒸し暑い日曜日となりました。
 昼から先ず高山園芸店に行き,石灰と化成肥料を買って,畑へと走ります。
 昨日の大雨で,畝間にかなりの水が溜まっていました。
 この畑はちょっと低いところにあるのかもしれません。
 何らかの対策を考えなくては・・・と今日は,あまり作業もできませんでした。
 キュウリを10本ほど,ナスを2つ,トウガラシを10本ほど収穫して,帰ることといたします。



トウガラシ2種
(6/10)

 
 24日(日)  昼から畑へと走ります。
 ゴーヤはかなりツルを伸ばしていましたが,まだ実は生っていませんでした。
 インゲンは,高く高く伸びています。小さな実も10個ほどを採ります。
 タマネギの跡地に,石灰,腐葉土,油かすを入れて荒起こししておきます。
 トウガラシも数個採れました。
 ニンニクの跡地も,石灰,腐葉土,油かすを入れて,荒起こししておきます。
 トマトは実をたくさんつけていますが,まだ色は青いままです。
 ナスは,10個ほど収穫できました。
 キュウリも10本ほどの収穫です。
 後は,畝間に少し土を入れておきます。
 草抜きも・・・



今年収穫のタマネギとニンニク

 
 最近,ウインカーをつけない車が多い・・・と以前に少し書いたことがありました。
 その時の私の「結論」といたしましては,ウインカーというものは,これからの自分の行動ベクトルを宣言するものでありますが,今は多くの人が自分の行動ベクトルを事前に他者に知られたくないと考えているからではないか?!というものでありました。
 その後もウインカーを出さない人間はどんどんと増殖しているように思えます。
 車で走るたびに,その思いは強くなります。
 これは全国的な風潮なのだろうかと,ネットでちょっと検索してみましたが,正しくウインカーを出さない人間に対する非難の声が日本中に溢れておりました。
 多くの人が,ウインカーを出さない人間に対して,腹立たしさを感じているようです。
 そして皆さんがそれぞれにこの風潮を考察しておられますが,その中で最も多く見られる一つの「常識的」分析結果は,ウインカーを出すことのできない運転技術の未熟さというものでした。
 即ち,その運転手は初心者で,曲がることに必死で,ウインカーを操作する余裕がない,あるいは運転が下手なので,車線変更とウインカーを出すことをほぼ同時に行うことができない・・・といった指摘です。
 確かにそういう人も少なからず存在するのでしょう。
 しかしながら,ウインカーを出さない人がどんどんと増えていることの証明にはならないと思います。
 何時の時代でも初心者は存在しますが,ほとんどの人々は,年月とともにベテラン運転手となっていきます。その循環の中で,ウインカーを出せない技術未熟者だけが増殖することは想定しにくいことです。
 あるいはまた,自動車教習所の指導方針で,最近ウインカーの出し方だけが十分に教育できていない・・・というようなこともなかなか考えにくいことではあります。
 また面白い指摘もありました。
 信号待ちの時にウインカーをずっとつけていると,カッチンカッチンと鳴るリレーの音をうるさく感じる人間がいるのだというものです。
 確かにそういう点もあるかもしれませんが,ウインカーをつけてくれないのは信号待ちの場面だけではなく,車線変更や走行しながらの右左折の時の方が多いでしょうし,そういう時には,エンジン音や外部の物音等々によって,リレー音はほとんど聞こえない状況にあります。音を理由にウインカーをつけないというのは,若干説得力に欠けると思われます。
 ご自分のご主人のことを紹介していたものもありました。その方のご主人は,まさにウィンカーを出さないもしくは直前に出す人とのことです。右左折する場所で信号が赤になって停車するとわざわざウィンカーを一旦切ってしまいます。そして青になってからウィンカーをまた出すのであります。
 その理由は「球がもったいない」ということのようです。
 この「もったいない」理論は,それなりに説得力がありますし,ウインカーをつけない人間が増殖しているその一部には該当するのではないかという気もいたします。
 ただ,ウインカーをつけない多くの人間が「もったない」派かというと,疑問は残ります。
 もったいない派を徹底していくと,そもそも自家用車を所有すること自体が大きな大きな「もったいない」なのではないでしょうか。
 それにこの場合は,一旦切るけれども,またつけるということで,ウインカーを全くつけない人ではないようです。どちらかというと,もったいないけれども,まぁちゃんとウインカーをつけなくてはいけないと認識している人なのでしょう。(厳密に言うと,適法な操作ではないとは思いますが・・・)
 さてさて,ネットをちょっと検索しただけでもこのように多くの議論や想定が飛び交っていますが,その中である面白い傾向が発見できました。
 交通ルールを守らない人が多い!とネット上で有名な?地域で,そこの若い兄ちゃんはこんな発言をしています。
 運転はいつも勝負だから,ウインカーを出したら負け。 一時停止したら負け。車線変更で譲ったら負け・・・と。
 何故,ウインカーを出したら「負け」なのか。それについては,他の場所で面白い証言が得られました。
 プロの運転手の発言のようですが,彼によると,車線変更の時にウインカーを出すと、逆に後ろの車が車間距離を詰めてきて、いつまでたっても入れないということだそうです。
 だからそういう意思表示をせずに間隙をぬって「割り込むのが勝ち」ということなのでしょう。 
 今一つ興味深い観察も見ることができました。
 交差点で左折しようと走行している時,対向車に先に右折されるのを嫌って(優先順位を主張して)わざと自分の左ウインカーを出すタイミングを遅らせて直進を装い、交差点の直前まで来てから,おもむろに左ウインカーを出して先に左折を完了させてしまうという人がいるというものです。
 実際にそういう運転は,私も何回も見ています。これは一つの「作戦」だったのか!と気づかされます。
 要するに,相手に自分の行動を読まれてしまうと,車線変更が邪魔される,右左折で先を越される,それに「負けない」ためには,ウインカーを出さないことによって,自分の行動を相手に分からせないようにするといったことではないかと思われます。
 こうなりますと,以前の私の「結論」は真実味を強固にしてきたように思えます。
 そういう風潮,人々の気分のベクトルが進んでいることは,残念ながら現実なのでしょう。
 しかし,でありますが,「負けない」ことを第一義とする人間がそれほどまでに増殖しているとは考えにくい点もありますし,ごく普通のおじさん,おばさんが,やはりウインカーをつけなくなってきているという面も否定できないように思えます。
 ウインカーを出さないことはとても危険な行為です。
 その内,左折する時に右のウインカーを出して後続車を牽制する,あるいは高速道路で進路変更の際にも右に行くと見せかけて左へとハンドルを切るような「戦争状態」,道路上総牽制状態のようなものが生じないとも限りません。
 あらゆる場所で「運転はいつも勝負」,さらにはエスカレートして「命をかけた勝負」となってしまいます。 
 いろいろな意味で,今しばらく調査を続けたい課題ではあります。

6月末の畑の様子



インゲン



 

トウガラシ

トマト

キュウリ

(なし)



ゴーヤ




(なし)

ナス


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