菜園日記2012年5月

 4日(金)  ゴールデン・ウィークも真っ盛りですが,ちょっと寒い休日の金曜日となりました。
 初めに高山園芸店に行き,ゴーヤの苗を2つとインゲンの種を買って,畑へと回ります。
 リーフレタスとカリフラワー,ブロッコリーの跡地を耕して畝を作り,南から,ゴーヤの苗を2つ,北側には3ケ所にインゲンの豆を4つずつ蒔きました。
 タマネギは,だんだんと根を太らせてきました。
 先週植えたトウガラシは元気な様子です。
 ニンニクも順調な様子です。
 トマトも先週植えた当初は,ナヨナヨと心配なものもありましたが,本日は皆,青々としていました。
 ナスとキュウリも順調に大きくなっています。
 あとは,草抜き等々・・・ 



丸々としてきたタマネギ
(5/20)

 
13日(日)  所用のため,畑には行けませんでした。
20日(日)  先週は所用で行けませんでしたので,2週間ぶりの畑となりました。朝から出かけます。
 ゴーヤは,スクスクと大きくなっていました。
 インゲンも全3ケ所から発芽して,既に葉を広げています。
 タマネギもいよいよ根を太らせています。
 トウガラシも元気な様子ですが,茎が弱いものですので,添え木をして留めておきます。
 ニンニクも葉をだいぶ枯らしてきました。
 トマトも背を伸ばしてきました。上部を支柱に留めます。脇芽を撤去いたします。
 ナスとキュウリに本支柱を立てます。キュウリは,花をつけた小さな実を数個収穫いたしました。
 後は,草抜き,化成肥料等々・・・



葉を広げ始めたインゲン
(5/20)

 
27日(日)  気温が30度を超える5月の日曜日です。昼から畑へと向かいます。
 ゴーヤは,ひょろひょろと背を伸ばしていました。
 インゲンも背を伸ばしてきましたので,各箇所2本ずつといたします。
 ゴーヤとインゲンに本支柱を立てました。
 タマネギは,葉を倒伏させたものも出てきました。
 トウガラシもひょろひょろと大きくなっています。
 ニンニクはだいぶ葉が枯れてきました。
 トマトは,スピードを上げて大きくなってきました。高い支柱を立てます。脇芽を撤去いたします。
 ナスは花を2つずつほど咲かせていました。とりあえずは撤去してしまいます。
 キュウリも,スピードを上げて大きくなってきました。まだ収穫できる実はつけていません。
 後は,液肥等々・・・



葉を枯らし始めたニンニク
(5/20)

 
 歳とともに,何かのきっかけというか,ちょっとしたストレスに襲われた際に,突然身体的に大変化が生じるというようなことが何回かありました。
 40を超えてからの話ばかりですが,ストレスの多い職場に異動となった時,ある部署では,奥歯が2本,ボロボロに崩れました。
 まぁ以前に虫歯の治療を済ませていた歯で,神経も抜いてしまっていたものだったのですが,しかし,複数の奥歯が連続してボロボロと崩れ落ちてくるのですから,ビックリしないわけにはいきません。
 たまたま神経を抜いた歯の末期の時期だったのかもしれませんが,職場のいろいろな出来事がキッカケとなったことも事実だと思います。
 ある職場では,繁忙期が1ケ月ほど続くのですが,その間椅子に座れるのは,1日15分程度だけ,即ち昼食の時間ですが,あとは朝の8時前から夜の7時ぐらいまで,ずっと立ちっぱなしで押しかけるお客さんの相手をし続けた・・というようなことがありました。
 そんな繁忙期もそろそろ終わりを告げようとしていたある休日の昼間のことです。
 車を運転して,目的地で降りようとした時,急に高熱が出てきまして,動けなくなってしまいました。真夏の車の中で,エアコンを入れることもできず,というか一旦切ったエンジンを再び回す気力もなくなってしまい,ただシートに身体を預けていました。身体を起こすことすらできなくなるというのは,初めての経験でありました。
 またある時には,会議の最中に急に目のピントが合わなくなり,つい先ほどまで読めていた手元の資料も判読できず,あわてて周りを見渡しても,人の顔もぼやけ,天井のデザインすらはっきり分からないというような有様に陥りました。
 この時は,目の調子が明らかに激変しましたので,さすがに驚きました。
 時間の経過と共に視界は少し落ち着いてきましたが,それなりの現象は残りました。
 思えば老眼の始まりでしたが,当時の仕事の状況と合わせて考えますと,老眼になる年齢とはいえ,この「激変」はやはりちょっと異常なものだったと思います。
 このように,今考えるとけっこうな頻度で,いろいろとそれなりに大変な経験も重なりました。
 しかし,まぁその都度,こーいうこともあるのだなぁという感じでやり過ごしてもおりました。
 ある意味,ストレスの出現の仕方が分かりやすい身体的なことで助かっている面もあると思います。
 本来的にはストレスに非常に弱いと思われる私なのですが,精神的神経的なものとしての発露はあまりなく,その面では一種鈍感なのかもしれません。
 しかしながら,この5月には鈍感な私もなかなかの恐怖を味わってしまいました。
 朝起きると,何か変です。
 声が全く出ないのであります。
 声が少しかすれるとか,高い音が出にくいとかではなく,声が出ないのであります。
 この時はさすがに
 「ポリープか何かで,喉の手術をしなくてはいけないのだろうか」
 「このまま声がだせない状態が続くのであれば,今の仕事を続けることも不可能になるなぁ。どんな仕事で生計を立てたらいいのだろう・・・」
とか,いろいろな想定が頭の中を駆け巡りました。
 不摂生な生活ですから,当然,癌のことなども大きな可能性として考えなくてはいけませんし,このまま一生声が出なくなることによる人生の変化も覚悟していなくてはいけません。
 本来,怖がりで気の小さな私ですから,すぐに救急車でも呼ぶのが自然な姿だったのかもしれませんが,しかし,その日は土曜日でゴルフの予定が入っていましたので,無神経な私は,結局ゴルフへと出かけました。
 ゴルフの仲間もビックリしていました。
 朝の挨拶も,全く言葉になっていないのですから・・・
 行き帰りの車中で,大声を出そうと努力いたしましたが,なかなか適いません。
 当日はそんな感じで,一日が過ぎていきました。
 で,次の日にちゃんと病院に行ったかというと,これまた前々からの予定でもありましたので,朝から一泊二日で旅行にでかけました。
 この間,少しずつ少しずつ声が出るようになってきました。
 旅行を終えての職場では,声それ自体はまだかなりかすれてはいましたが,ほとんど以前と変わらなく「言葉」を発することができました。
 今では,ごく普通の状態に戻っています。 
 歳を取ると,いろいろな「異変」が極端な形で発現するように思えます。
 たまたま今回は「復活」いたしましたが,そろそろ異変がそのまま経常的な状態になってしまうことも視野に入れて,いろいろと気をつけなくてはいけない年齢となってまいりました。
 先ずはそのことを自覚しなくてはと思っています。

5月末の畑の様子



インゲン



 

トウガラシ

トマト

キュウリ

タマネギ



ゴーヤ




ニンニク

ナス


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